不動の人気と確かなスキルを持つ女性ラッパーCOMA-CHIの今聞くべき名曲10選

東京出身のラッパー/シンガーソングライターで、2000年代からフィメールラップを牽引し続ける実力派ラッパーCOMA-CHI。MCバトルで頭角を現したハイレベルなスキルを持ち、幅広いジャンルを柔軟に取り入れた楽曲で人気を獲得しているCOMA-CHIの今聞くべき名曲10選を、プロフィールや経歴を交えて紹介していきます。

2000年代からフィメールラップを牽引し続ける実力派ラッパーCOMA-CHIの今聞くべき名曲10選を、プロフィールや経歴を交えて紹介していきます。

COMA-CHIのプロフィール

COMA-CHIは東京出身のラッパー/シンガーソングライターで、中学時代からバンドのボーカルやアコースティックギターの弾き語りなどを経て2003年から都内を中心にラッパーとしての活動を始めました。
活動初期からクラブでのライブやMCバトルで頭角を現し、2005年に行われたB-BOY PARKでは女性初の準優勝を果たすなどハイレベルなスキルを持ち、2000年代からフィメールラップを牽引し続けており幅広いジャンルを柔軟に取り入れた楽曲は現在も進化と変化を続けシーンから不動の人気を獲得しています。
また自身の楽曲のみならず様々なアーティストへの客演もかなり多く、RIP SLYMEや加藤ミリヤ、DABOやTWIGY、GAGLEなどメジャーやアングラ問わず豪華な面々とのコラボしており、客演した楽曲でも圧倒的な存在感を魅せているCOMA-CHIは日本語ラップ界においてNo.1女性ラッパーと言っても過言ではないでしょう。
前述の通り、時にはジャンルの枠も飛び越えていく楽曲の幅広さもCOMA-CHIの魅力であり、初期のいわゆるゴリゴリのHIPHOPスタイルから2012年の「FREE」ではギターに乗せて素晴らしい歌唱力を披露し、直近でリリースしたUyama Hirotoとの共同アルバムでは和をモチーフにしたオリエンタルでJAZZYな世界観も放っています。様々な活動を経て確立されたスキルと変化に富んだ楽曲の数々をぜひチェックしていただきたいです。

COMA-CHIの経歴

2003年からラッパーとしての活動を開始し、MCバトルでは2003年のSHINJUKU SPOKEN WORDS SLAMで優勝し、2005年に行われたB-BOY PARKでは女性初の準優勝を獲得し話題となりました。2006年にインディーズ1stアルバム「DAY BEFORE BLUE」をリリースしました。
自身でインディーズレーベル「24区」を設立しユニット「JUNK BEAT TOKYO」を結成してフルアルバム「J.B.T.WALKER VOL.1」を発表。
2008年にはポニーキャニオンと契約し翌年にメジャーデビューアルバム「RED NAKED」をリリースしました。
同じく2006年には恋愛をテーマにしたアルバム「LOVE ME PLEASE!」をリリースしKREVAや青山テルマなども客演で参加しました。
2010年にはアルバム「Beauty or the Beast?」をリリースしたのち、2011年に独立してレーベルQueen’s Roomを設立しました。
2012年には独立後初となるアルバム「GOLDEN SOURCE」を発表し、私生活では2013年に入籍を発表しています。
2018年にはHIPHOPと縄文カルチャーを融合させたアルバム「JOMON GREEN」を発表し、直近2020年にはUyama Hirotoとの共同アルバム「japanoia」
をリリースし、こちらは和をモチーフにしたアルバムに仕上がっています。

COMA-CHIの今すぐ聞くべき名曲20選

name tag (C.O.M.A.C.H.I) / COMA-CHI

2ndアルバム「RED NAKED」に収録されている楽曲です。自身をレペゼンするスキルフルなラップにDJ MITSU THE BEATSのトラックがマッチしたかなりカッコいい1曲です。

COMA-CHI & Uyama Hiroto 「Japanoia / WabiSabi」Official Music VIdeo

2020年にリリースされたばかりのアルバム「japanoia」からのMVです。和をモチーフにした世界観と美しいトラック、リリカルな歌詞が心に沁みます。

COMA-CHI & Uyama Hiroto -「The Dawn of Reiwa(令和の夜明け)」official Music Video

こちらもアルバム「japanoia」に収録されている楽曲です。JAZZとHIPHOPが合わさった音に素晴らしい歌唱力を披露しています。

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