谷桃子バレエ団公式ホームページ

谷桃子のプロフィールを紹介!彼女が組織したバレエ団も

昨年創立70周年を迎えられた谷桃子バレエ団。創設者の谷桃子さんは、94歳でお亡くなりになるまでバレエ団でのご指導を行っておられました。彼女や彼女が大切に育て上げてきたバレエ団についてこちらではご紹介いたします。

  1. 谷桃子(上田桃子)のプロフィール
  2. 谷桃子の経歴
  3. 谷桃子バレエ団を紹介
  4. 谷桃子バレエ団の公演

谷桃子(上田桃子)のプロフィール

本名:上田 桃子(うえだ ももこ)
生年月日:1921年1月11日 (2015年4月26日に94歳で永眠)
出身地:兵庫県姫路市
ピアニストで東京芸術大学教授の伊達純は義弟にあたる。

谷桃子の経歴

1921年:兵庫県姫路市に生まれる
1924年:3歳で「瀕死の白鳥」を踊るアンナ・パブロワを見た
1928年:7歳まで育った西宮市から東京へ
1929年:満8歳のときに石井漠舞踊団に入団。石井漠、石井小浪に師事する
1943年:文化学院卒業後の第二次世界大戦初期、満22歳になった1943年で日劇ダンシングチームに入団。益田隆、伊藤道郎に師事し、現代舞踊のダンサーとして活躍するが、戦後、小牧英雄らに誘われてクラシックバレエに転向する
1946年:小牧も参加した第1期東京バレエ団に参加し、同年10月に第1期東京バレエ団の第2回公演として帝国劇場で行われた「藝術祭バレエ公演」の中で「パガニーニの幻想」(振付:小牧正英 原案・台本:草刈義人)に「少女」役で出演。この時25歳
ちなみにこの「第1期東京バレエ団」は現在の「東京バレエ団」とは無関係です。
1948年:27歳で小牧正英バレエ団が大阪朝日会館で行った「グランドバレエ コッペリア 靑い眼の少女」の公演において主役「スワニルダ」をプリマバレリーナとして踊る。この時の「フランツ」は小牧氏だった
1949年:谷桃子バレエ団(東京バレエ研究会)を組織。この時28歳
1950年:2月に小牧正英バレエ団・服部島田バレエ団との合同公演を有楽座で行い「白鳥の湖」「コッペリア」で主演を務めた
1951年:11月瀧口修造らの実験工房の第1回発表会で「生きる悦び」を益田隆とともに上演した
1954年:33歳でパリに留学
1955年:6月7日に公開された「ノンちゃん雲に乗る」のバレエに振付を行う
1956年:「ジゼル」で舞踊ペンクラブ賞を受賞
1958年:日本バレエ協会の発起人としてかかわる
1962年:「リゼット」で芸術祭奨励賞を受賞
1972年:文化庁芸術祭奨励賞 受賞
1974年:53歳で現役ダンサー引退を決める。引退公演に選んだ演目は「ジゼル」
以降は谷桃子バレエ団で芸術監督、振付家として、クラシックだけでなく創作バレエも生み出す。後身の指導にも熱心だった
1984年:紫綬褒章受章
1993年:勲四等宝冠章受章
2003年:日本バレエ協会第3代会長に就任
2006年:日本バレエ協会会長を退任
2015年:4月26日、敗血症のため神奈川県川崎市の病院で永眠。満94歳没。谷桃子バレエ団は赤城圭が継承し団長となり、芸術監督は齊藤拓が務めることとなった

谷桃子バレエ団を紹介

「心で踊る」ことをダンサーに求める谷桃子バレエ団は、公演を見た人の多くがとりことなり、リピーターとなる公演ばかりです。バレエを広める活動にも意欲的で歴史と伝統を守りながらも進化をつづけていくバレエ団と言えるかもしれません。詳しくは以下の記事をご覧ください。

谷桃子バレエ団の公演

コロナ禍で多くの舞台の上演中止が発表される中、谷桃子バレエ団はいち早く公演映像の配信を取り入れました。それがこちら

海賊

一般的なバレエの「海賊」はストーリーや登場人物の心象を描くよりも、テクニックや音楽の壮大さを観客に感じさせることを主に据えているものが多いのですが、こちらの谷桃子バレエ団の「海賊」は一味工夫をしており、信頼も友情もあきらめたコンラッドの心の闇を丁寧に描き、すさんだコンラッドの心に寄り添うメドーラの一つ一つの仕草を浮き彫りにしました。
いくつもの障害に阻まれてもなお、二人が確信するのは「強い愛」。
華やかさよりも、力強さを感じ、見た後には「希望」の二文字が心に浮かぶ公演でした。
この公演は、コロナ禍で痛みを抱えた私たちを勇気づける公演だったといえるでしょう。

メドーラとコンラッドが出会い、お互いを目にした瞬間スローモーションのように動きが遅くなる演出は、どらもの演出のようでロマンチックですね!そしてバレエダンサー特有の柔らかく伸びやかな動きを十分目で堪能することもできます。

アートにエールを!東京プロジェクト

森の妖精に青年が惑わされてしまうという「シルフィード」を現代風にアレンジしたこちらは、白い衣装の動きまでもが計算されているかのような美しさですね。

まとめ

本年度も、5年ぶりの「オセロー」の再演や谷桃子さんも挑まれた「TWILIGHT FOREST」を現代版にアレンジしたものの上演など楽しみな公演が目白押しです。

こちらは「オセロー」の練習風景。濃密な空気感にしびれますね!ダンサー全員が全身で演じ表現しようという雰囲気がバシバシ感じられます。

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