間違ってない?トライセプスキックバックの正しいフォーム!NG例も
重りをもって肘を曲げ伸ばしするトライセプスキックバック。やり方は簡単に見えますが、やり方を間違うと効果が半減してしまいます。ここでは効率よく腕を鍛えられる、正しいやり方を紹介します。
重りをもって肘を伸ばす多気のトライセプスキックバックは、ジムでも自宅でも行えるシンプルな種目です。しかし、皆さんは正しいやり方でできているでしょうか?ここではトライセプスキックバックの正しいやり方と効果を紹介します。
トライセプスキックバックで鍛えられる部位
トライセプスキックバックで鍛えられるのは、二の腕の後ろ側。上腕三頭筋と呼ばれる筋肉を刺激することができます。
女性は二の腕のたるみを解消したり、男性は腕を太くたくましくするのにも効果的です。
トライセプスキックバックを正しく行うことによって、半袖やノースリーブを着ても恥ずかしくない、引き締まった二の腕を手に入れることができます。
間違ったトライセプスキックバック例
トライセプスキックバックは、やり方が簡単な分、間違ったフォームに陥りがちです。ここではトライセプスキックバックをする上で間違いやすいポイントを紹介します。
間違いだらけのキックバック
まず、反動を使って動かすのはNG。反動を使ってダンベルを動かすと筋肉に負荷がかからず、トレーニングの意味がありません。
また、トップに持ってくるときに勢いをつけて動かすのもNGです。ダンベルをトップに持ってくるときに止めるくらいの意識で、ゆっくり行うのが基本です。ダンベルを戻すとき、腕を垂直より前にもってきてしまうと完全に上腕三頭筋から力が抜けてしまい、効果が出ません。腕は垂直より前側に持ってこないようにしましょう。
そして運動するときは、どこに効かせたいのか、目的意識を明確にして行いましょう。
正しいフォームで上腕三頭筋を効果的に鍛えよう!
上体を倒し、腕が地面に対して90度になったところから始め、地面と水平になるまで腕を後ろへ伸ばしていきます。
手首はねじらず、まっすぐのまま行いましょう。
肘を下げたり、振ってしまったりせず、肘を固定して行うことで力が逃げず、効果的に筋肉を収縮させることができます。
トライセプスキックバックでは、重さよりも収縮したときのフォームを正しく作ることが大切。
意識をして正しい角度に上体や肘を置き、軌道がブレないよう丁寧に行いましょう。
トライセプスキックバックをする時の注意点
さらに細かく注意点を見ていきましょう。
トライセプスキックバックのような収縮系の種目はとにかくフォームが大切。重りはそこまで重くする必要はなく、正しいフォームで行えば、女性なら2kg、男性なら5kgでも相当効いてくるはずです。
最後に
トライセプスキックバックの正しいやり方が分かりましたか。収縮系の種目は、重さや回数を増やすよりもフォームに意識を集中し、より丁寧に行うのがより効果を出すポイントとなります。引き締まった二の腕を手に入れたい方は、今すぐトライしてみましょう!