寝たままできる肩こりに効くヨガのやり方を解説!こりの原因も

日々の仕事や家事などさまざまな背景から発生する肩こりですが、中々解消せずなんとなく重い一日に感じますよね。。。 そこで今回は肩こり解消にいいとされているヨガのポーズを紹介します!

  1. 肩こりの原因
  2. 肩こりを解消するには
  3. ヨガで肩こりを解消ができる理由
  4. 肩こりを解消するヨガのやり方
  5. 肩こりヨガをやる時の注意点
  6. 肩こりヨガの効果をあげるコツ
  7. まとめ

肩こりの原因

肩こりの原因は1つではありません。
それぞれの人の生活によっていくつかの原因が考えられるのですが、そもそも頭を首と肩だけで支えてしまっていると肩や首が痛くなるのは当然なのです。
頭の重さは実は、5~6キロほどあります。スイカ1玉分、1.5Lのペットボトル3本分の重さと考えると相当な重さですよね。
その重さを寝ているとき以外は首と肩だけで支えているとなると、首や肩に負荷がかかって辛さを感じるのは当然なのではないでしょうか。
日本人は、欧米人と比べて頭が大きく、そのわりに首から肩の骨格や筋肉がきゃしゃだといわれています。
最もよい対処法は首や肩に関わる筋肉、そしてその土台となる筋肉を鍛えることです。
筋肉と骨格だけを見ると実は「肩」という部位は存在せず「僧帽筋」と「三角筋」といった筋肉の間を「肩」と呼んでいることになるのです。ただし、それらの筋肉は外側のいわゆる「アウターマッスル」。
それら2つだけで成立するのではなくその下にある背中の「広背筋」や「肩甲骨」、その上の首にある「胸鎖乳突筋」なども意識していく必要があります。
だからといってそれらの筋肉に力をいれて急激に鍛えようとすると、逆に肩こりを引き起こしてしまうこともあります。
そこでおすすめなのがストレッチもしつつ筋肉にも刺激を与えられるヨガ。
肩こりの原因としてよく上げられる「同じ姿勢、眼精疲労、運動不足、ストレス」のどれに対してもヨガなら効果的なアプローチを行うことができます。

肩こりを解消するには?

上記したように、私が肩こりの解消法としておススメするのはヨガです。
マッサージやお灸などで肩こりを解消される方もいますが、それらは基本的に応急処置的対処法です。しばらくは痛みから解放されますが、根本的な原因が解決していないため、時間がたてばまた痛みを感じ、またマッサージやお灸に通う羽目になってしまいます。

ヨガで肩こりを解消ができる理由

ヨガは、深い呼吸をしながら日常的にはあまり使うことがない筋肉を意識的に伸ばすことができるので血流が良くなって、ずっと同じ姿勢で生活していたせいで緊張しきってしまっている筋肉の緊張もゆるやかに和らいでいきます。
また、ヨガはポーズをとる中でゆるやかに筋肉を鍛えることができます。急激な筋トレではないので強い痛みを生じることはありませんが、続けていくことで筋肉が姿勢を正しい位置に導いてくれます。また、骨盤の矯正に効果があるポーズなども取り入れていけば筋力の向上だけでなく全身の姿勢の改善期待できるので、「同じ姿勢」が原因というより「同じ悪い姿勢」が原因で肩こりを起こしている方は必ずと言っていいほど、ヨガで肩こりを解消できます。
日常的にはあまり使うことがない筋肉でも、さまざまなポーズをとるヨガなら意識的に伸ばすことが可能です。筋肉が伸ばされることで血流が良くなり、筋肉の緊張もやわらぐため、肩こりの解消が期待できます。
また、ヨガはストレスの解消にかなり大きな効果を及ぼします。
ヨガをポーズをとるだけの運動だと勘違いしている方も多いのですが、一番大切なのは呼吸法です。ヨガにも様々な種類があって、取り組むヨガによって呼吸法は違いますが、大切なのはどんなヨガでも呼吸。
意識的にゆっくりと大きく息を吸って深く吐き出したり、高速で吸ったり吐いたりすることで、交感神経と副交感神経の働きが整います。その2つは、ストレス軽減に役立つ神経。自律神経の乱れなどが生じている方の乱れを抑えたり、安眠に導いたりもします。ヨガは、このように、心身両方から肩こりを解決へと導いてくれるベストの方法なのです。

肩こりを解消するヨガのやり方

鷲のポーズ

椅子に浅めに座ってから両腕を前に伸ばし、ヒジの辺りで交差させましょう。そして、指先が天井に向くように手の甲をあわせます。この時にゆっくり息を吸ってヒジが顔の辺りに来るまでようにゆっくりと腕を上げ、息を吐きながら、腕はそのままの位置で背中を丸めるのです。ぐーっと丸めていくと肩甲骨がはがれるのがわかるはず!

牛のポーズ

鷲のポーズの背面ヴァージョンがこちらのポーズ。
片腕を上げてヒジが正面を向くようにしたら、背中側へ回します。反対側の腕は下から背中へ回して、体の後ろで両手を繋ぎましょう。そして深く息を吸いながらぐーっと引っ張り合い、息を吐きながら力を抜きます。

肩こりヨガをやる時の注意点

肩こりは毎日毎日、その人の「当たり前」の生活の中でよくないものが積み重って起きています。だから、1度や2度肩こりを解消するようなヨガをしたからといってすぐに解消するわけではないということを肝に銘じておかなければいけません。
1回で解消したいから長時間かけて必死で取り組んではいけないのです。
毎日の習慣にして苦にならないようにゆるく長期的に取り組みましょう。
また、肩こりがひどくて頭痛を生じていたり、重度の痛みがある場合は患部を無理に動かすと怪我をしてしまうかもしれないので、病院にいってください。

肩こりヨガの効果をあげるコツ

呼吸をしっかり意識的に行いましょう。呼吸を深く行えばリラックス効果が倍増します。気分のほぐれる外で取り組んでみるのもよいかもしれませんね。

まとめ

肩こりをほぐすには気分もほぐすようにしてくださいね!

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