独特の世界観を持つ新世代の女性シンガーDAOKOの名曲20選
女子高生時代からインディーズで活躍し、メジャーデビューして瞬く間に有名になった新世代の女性シンガーDAOKO。不思議な魅力を持つ彼女のプロフィールと、おすすめ楽曲を紹介。
様々な映画やゲーム、CMなどののテーマ曲も歌い上げ、世界各国から大きな注目を集めるDAOKOのプロフィールやおすすめ楽曲を紹介します。
DAOKOのプロフィール
DAOKO(だをこ)は東京都出身のラップシンガー。1997年に生まれました。
ニコニコ動画への楽曲投稿で一躍注目を集め、2012年に弱冠15歳で1stアルバム『HYPERGIRL-向こう側の女の子-』をリリース。
2015年3月にアルバム『DAOKO』でメジャーデビューを果たしました。
2017年8月公開の映画「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」の主題歌DAOKO × 米津玄師「打上花火」がYoutubeで再生回数3億回を越え、更に知名度を上げることになりました。
2018年には第69回NHK紅白歌合戦に出場するなど、多くの注目を集めました。
DAOKOは音楽活動をする傍ら、2017年に小説「ワンルーム・シーサイド・ステップ」を執筆したり、2019年に写真と絵の個展『Enlightening my world』を開催したり、様々な方面でクリエイティブな才能を活かし活躍しています。
DAOKOの経歴
15歳の時、「戯言スピーカー」をラップ・バージョンにリアレンジしてニコニコ動画に投稿し注目を集める
2012年12月5日 1stアルバム『HYPERGIRL-向こう側の女の子-』をリリース。。
2013年9月11日 1st EP『UTUTU』をLOW HIGH WHO? PRODUCTIONよりリリース。
2013年9月11日 m-floとのコラボレーション楽曲「IRONY」を配信限定でリリース。
2013年12月11日 2ndアルバム『GRAVITY』をリリース。
2014年11月15日 所属していたLOW HIGH WHO? PRODUCTIONからの脱退を発表。
2015年2月4日 3rdアルバム『Dimension』をLOW HIGH WHO? PRODUCTIONからの最後の作品としてリリース。
2015年3月25日 メジャー1stアルバム『DAOKO』をトイズファクトリーよりリリース。
2016年9月14日 2ndシングル「もしも僕らがGAMEの主役で / ダイスキ with TeddyLoid / BANG!」をトイズファクトリーよりリリース。
2017年4月15日 TVアニメ『神撃のバハムート VIRGIN SOUL』のエンディングテーマ「拝啓グッバイさよなら」を配信限定でリリース。
2017年8月10日 ダ・ヴィンチに連載した初の小説『ワンルーム・シーサイド・ステップ』をKADOKAWAより出版。
2017年8月16日、映画「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」主題歌 ”DAOKO × 米津玄師『打上花火』”をリリース。
2017年10月18日、4thシングル DAOKO ×岡村靖幸「ステップアップLOVE」をリリース。
2017年12月20日 2ndアルバム『THANK YOU BLUE』をリリース。
2018年9月26日 小林武史プロデュース曲「終わらない世界で」配信限定でリリース。
2018年11月17日 DAOKO × 中田ヤスタカ名義で「ぼくらのネットワーク」が配信限定リリース。
2018年12月12日 3rdアルバム『私的旅行』をリリース。
2018年12月31日 第69回NHK紅白歌合戦に初出場。
2019年4月24日 DAOKO × 小林武史名義で「ドラマ」を配信限定リリース。
2019年7月24日 蜷川実花が監督を務める映画『Diner ダイナー』の主題歌として、「千客万来」をDAOKO & MIYAVI 名義でリリース。
2019年9月4日 デジタルシングル「はじめましての気持ちを」をリリース。
2019年10月9日 DAOKOとドラガリアロストのコラボレーションによるアニバーサリーアルバム「DAOKO×ドラガリアロスト」をリリース。
2020年1月15日 小袋成彬プロデュースの曲「御伽の街」を配信限定でリリース。
2020年3月25日 インドネシアのトラックメーカーpxzvcが参加した曲「おちゃらけたよ」を配信限定でリリース。
2020年7月29日、4thアルバム『anima』をリリース。
これまでのDAOKO
椎名林檎に魅せられて
DAOKOは幼稚園の頃に、車の中で父親がかけた椎名林檎の「丸の内サディスティック」を聴いてからその曲にハマり、「丸の内サディスティック」は現在も聴き続けていて「自分の血液のようになっている」と語っています。椎名林檎はDAOKOにとって理想の女性像であり、目指していきたい存在であると言います。
ゆるふわ文化系女子ラップ
DAOKOは、インディーズ時代には「ラップ」や「ポエトリーリーディング」などを中心に制作活動を行っていました。ダークで内省的なリリックとささやくようなコーラス・ワークで、独特世界観を構築していましたが、2010年代前半に流行った「ゆるふわ文化系女子ラップ」のムーブメントに乗っているような天真爛漫さも彼女の楽曲の特徴となっています。
平沢進をリスペクト
DAOKOはアニメ映画「パプリカ」が好きで、その楽曲担当を平沢進が行っていたがきっかけで、平沢進の楽曲の魅力に直感的にハマっていったそう。平沢進の世界観もインディーズ時代からDAOKOに大きな影響を与えた一つの要素となっています。
DAOKOの今すぐ聞くべき名曲20選
それではDAOKOの注目の20曲を見ていきましょう!
水星
2015年3月25日発売の1stアルバム『DAOKO』収録曲。tofubeatsの楽曲をDAOKO独特の視点でPARKGOLFと共にリアレンジしたもの。
かけてあげる
2015年3月25日発売の1stアルバム『DAOKO』収録曲。
MVは、全編ノーCGで制作されました。DAOKOのミステリアスな雰囲気が醸し出された曲。
ShibuyaK
2015年10月21日リリース。アップテンポでダンサブルなビートにDAOKOの歌声が重なると、何とも言えない都会の寂しさをも感じる作品。
さみしいかみさま
日本アニメ(ーター)見本市 第31話 「GIRL」より、「さみしいかみさま」のみを再構成したMUSIC VIDEOが公開されています。
BANG!
2016年9月14日に3曲ともA面でリリースされた2nd single「もしも僕らがGAMEの主役で/ダイスキ with TeddyLoid/BANG!」収録曲。軽快なクラップが印象的。銃を撃つようなキャッチーな仕草にも注目。
もしも僕らがGAMEの主役で
ゲームの電子音をふんだんに取り込み、「もしも僕らがGAMEの主役で」と歌っている。海外のファンにも人気の曲。
ダイスキ with TeddyLoid
2016年9月14日リリース。学校法人・専門学校HAL(東京・大阪・名古屋)2016年度TVCMソングになりました。
Forever Friends
DAOKOによる映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』の挿入歌。切なく叙情的なメロディをDAOKOが優しく歌い上げます。
打上花火 DAOKO × 米津玄師
2017年8月16日リリース。米津玄師が作詞、作曲を手掛け、「DAOKO×米津玄師」名義で発売されました。この曲は、新房昭之監督のアニメ映画『打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?』の主題歌に起用されました。映画のストーリーと重なる歌詞が、打ち上げ花火が上がる光景を鮮明に思い浮かばせます。
ステップアップLOVE DAOKO × 岡村靖幸
2017年10月18日リリースのDAOKOの4thシングル。心地よいビートが響くダンサブルなナンバー。MV内では、DAOKOと岡村がダンス対決をしています。
テレビアニメ『血界戦線 & BEYOND』エンディングテーマ になりました。
同じ夜
メロウで艶やかな雰囲気の曲。MVでは夜の街を巡るDAOKOの、ミステリアスな姿が映されている。
終わらない世界で
2018年9月25日リリース。アクションロールプレイングゲームアプリ『ドラガリアロストTM』の主題歌です。プロデュースは小林武史が行いました。みずみずしいサウンドに神秘的なdaokoの歌声が響く一曲。
ぼくらのネットワーク DAOKO × 中田ヤスタカ
2018年11月17日リリース。アクション・ロール・プレイング・ゲーム・アプリ『ドラガリアロストTM』の挿入歌。MVではファッショナブルなDAOKOが賑わう街を闊歩しています。
千客万来 DAOKO × MIYAVI
世界的ギタリストMIYAVIとのコラボ曲。 蜷川実花による2019年7月5日公開の映画『Diner ダイナー』の主題歌になりました。疾走感のあるギター伴奏がカッコいいい一曲。
はじめましての気持ちを
女の子の純粋な恋心を歌ったこの曲は、赤坂アカ原作のマンガの実写映画『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~』の挿入歌になりました。ミディアムチューンで効きやすいナンバー。
a n n i v e r s a r y
2019年10月8日リリース。「DAOKO × ドラガリアロスト」収録曲。この曲は「ドラガリアロスト™」の1周年をお祝いしてDAOKOがTAKU INOUEと書き下ろした曲です。
御伽の街
2020年1月リリース。冒頭のささやくようなラップとどこか退廃的な雰囲気が、daokoの魅力をより引き立たせています。
おちゃらけたよ
DAOKOの4thアルバム「anima」収録曲。真っ白なワンルームでDAOKOが1人で踊る不思議な雰囲気のMVはDAOKO自身が企画コンテを担当しました。
帰りたい!
DAOKOの4thアルバム「anima」収録曲。こちらもMVの企画コンテをDAOKOが担当し、奇抜なドット絵と派手な衣装をまとったDAOKOが映し出されています。
anima
DAOKOの4thアルバム「anima」収録曲。MVではダンサーのアオイヤマダを迎え、静と動(アニマとアニムス)を視覚的に表現しています。
最後に
時には不思議でミステリアスだったり、時にはピュアで感傷的だったり、楽曲によって様々な世界観を表現しきるdaokoのおすすめナンバーを紹介しました。音楽活動だけでなく様々な方面でクリエイティブな才能を発揮しているDAOKO。今後もリスナーを惹きつける魅力的な作品に期待したいですね!