日本のヒップホップ史に刻まれる伝説的ラッパー「TOKONA-X」の名曲15選!

若くしてこの世を去った伝説的ラッパー「TOKONA-X」が関わる楽曲を15曲紹介。ビーフ関係にあったとされるILL-BOSSTINOとの楽曲も紹介しています。その他プロフィールや経歴も紹介。

90年代後期から、2000年代初頭にかけて西日本を中心に名を馳せたラッパー「TOKONA-X」。

Def Jam Japanから作品をリリースした矢先に訃報が流れ、惜しまれつつもこの世を去りました。現在でも過去作は愛聴され、その意志は受け継がれ続けています。

今回はそんな伝説のラッパーTOKONA-Xの名曲を15選紹介します。

  1. TOKONA-Xのプロフィール
    1. TOKONA-Xの経歴
  2. TOKONA-Xの名曲15選
    1. 知らざあ言って聞かせやSHOW
    2. New York New York
    3. Where’s my hood at?
    4. Let Me Know Ya
    5. I’m in Charge
    6. Nexxxt Big Thing
    7. DJ Muro – Chain Reaction
    8. D.O.I. Feat. Tokona-x – EQUIS.EX.X
    9. DJ RYOW – OUTRO feat. ILL-BOSSTINO
    10. DJ RYOW WHO ARE U? feat. TOKONA-X
    11. DJ RYOW × ILLMARIACHI – TOKONA 2020 GT
    12. ILLMARIACHI – Young Gunz
    13. M.O.S.A.D. – Super Ball 2002
    14. M.O.S.A.D. – IF I…
    15. OZROSAURUS feat. M.O.S.A.D – MOBB STERS

TOKONA-Xのプロフィール

TOKONA-X(トコナ・エックス)は、本名・古川竜一。1978年10月20日( 2004年11月22日没)。愛知県常滑市をレペゼンするラッパーです。

名古屋市出身のDJ刃頭との「ILLMARIACHI」や、AKIRA、”E”qualとの「M.O.S.A.D.」のメンバーとしても活躍。また、ソロ活動も盛んに行っており、Def Jam Japanからアルバム『トウカイXテイオー』もリリースしています。

シーンを揺るがすMCであったことや、若くして亡くなったことから、日本における「ノトーリアス・B.I.G」や「2パック」のような存在とも言われています。

近年でも、盟友DJ RYOWによってトリビュート作品が発表されたり、MCバトルでTOKONA-Xのビートが流れると会場が湧き立つシーンが見られるなど、レジェンドラッパーとしてその意志は受け継がれ続けています。

TOKONA-Xの経歴

・神奈川県横浜市で生まれ育ち、家庭の事情で愛知県常滑市に転居。(TOKONA-X(トコナ・エックス)という名前は、常滑市の「トコナメ(=トコナX)」の名前に由来する)
・ヒップホップに出会い、ラップを始める。
・1996年、名古屋のDJ刃頭とともに「刃頭 & TOKONA-X」として「さんピンCAMP」に出演。
・その後、刃頭とは「ILLMARIACHI(イルマリアッチ)」として活動。
・1996年、AKIRA、”E”qualらとヒップホップグループ「Master Of Skillz(マスター・オブ・スキルズ)」を結成。(2000年にFixerが加入し「M.O.S.A.D.(モサド)」に改名。)
・1997年、ILLMARIACHIとしてアルバム『Masta Blusta』をリリース。
・2002年、M.O.S.A.D.としてアルバム「『he Great Sensation』をリリース。
・2004年、ソロとしてDef Jam Japanからアルバム『トウカイxテイオー』
・2004年11月22日、26歳で急逝。(公式に発表された死因は「夏からかかっていた熱中症に伴う体力低下による心停止」)

TOKONA-Xの名曲15選

知らざあ言って聞かせやSHOW

2004年リリース。TOKONA-Xの3枚目のシングルで、アルバム『トウカイ×テイオー』には未収録の伝説の一曲です。オリコンチャートでは84位を記録しました。また、MCバトルでもインストがよく使われています。

New York New York

2004年リリースのアルバム『トウカイ×テイオー』に収録。哀愁と渋さのあるトラックに乗せた、TOKONA-Xのニューヨーク観が分かる一曲です。

Where’s my hood at?

2004年リリースのアルバム『トウカイ×テイオー』に収録。ヒップホップユニットOZROSAURUSのMACCHOがフィーチャーされた一曲です。2015年にリリースされた、DJセロリプロデュースのリミックスも人気です。

Let Me Know Ya

2004年リリースのアルバム『トウカイ×テイオー』に収録。TOKONA-Xのデビューシングルであり、AK-69による変名ソロ・プロジェクト「Kalassy Nikoff」がフィーチャーされた一曲です。Midnight Starの「Curious」がサンプリングされたトラックも心地よいです。

I’m in Charge

2004年リリースのアルバム『トウカイ×テイオー』に収録。早口ラップの畳み掛けが特徴的な一曲。この曲は「Creepy Nutsのオールナイトニッポン」でも紹介されました。

Nexxxt Big Thing

2004年リリースのアルバム『トウカイ×テイオー』に収録。「都会に巣食うハイエナちゃんてゆうよりまかれたエサ小突くハトポッポ」のパンチライン印象深い一曲です。

DJ Muro – Chain Reaction

2003年リリース。DJ Muroのミニアルバム『Chain Reaction』に収録。Uzi、Deli、Q、Bigzam、Tokona-X、Gore-Texとレジェンドな面々が集った一曲。Tokona-Xのフロウが秀逸と現代でも受け継がれている曲です。

D.O.I. Feat. Tokona-x – EQUIS.EX.X

2002年リリース。プロデューサーD.O.I.との楽曲で、THA BLUE HERBのILL-BOSSTINO(BOSS THE MC)とのビーフ曲として知られる一曲です。この曲は、ILL-BOSSTINOのシングル「A SWEET LITTLE DIS」の「XXX DIS」という部分をディスとして捉えたTOKONA-Xの”BOSSディスソング”ですが、BOSS自身は「俺はTOKONA-XをDISっちゃいない」と誤解だったことを表明しており、本曲がリリースされた後もお互いのライブを観に行く仲だったそうです。

DJ RYOW – OUTRO feat. ILL-BOSSTINO

2016年リリース。DJ RYOWのアルバム『216』に収録。ビーフと取りざたされたTOKONA-XとILL-BOSSTINOの夢のコラボ曲です。「俺らはディスから始まった。だけどそこで終わりじゃなかった」と二人のその後の関係性が伺える一曲です。この曲の発起人であるDJ RYOWは、以下のように語っています。

「トコナメさんとBOSSくんがビーフしてた時期、トコナメさんが一方的にキレただけなんですけどそういう時期もあり、僕は「そうじゃない」ってことを知ってたんで、頼んで良いのかなとは思ってたんですけど、僕きっかけで話すだけ話してみようって。そしたらBOSSくんが「それはやらせて欲しい」と言ってくれて、実現出来て凄い良かったなと思いますね。」【特集】DJ RYOW 『DREAMS AND NIGHTMARES』| DJ RYOWが選ぶ思い出の10曲

DJ RYOW WHO ARE U? feat. TOKONA-X

2004年リリース。TOKONA-Xが最後にレコーディングしたとされる曲で、DJ RYOW feat. TOKONA-X名義では最初のシングルとなった一曲です。

DJ RYOW × ILLMARIACHI – TOKONA 2020 GT

2020年リリース。TOKONA-Xと刃頭のユニットである「ILLMARIACHI」の1997年の楽曲、をDJ RYOWが新たにリメイクした一曲です。

ILLMARIACHI – Young Gunz

1997年リリース。ILLMARIACHIのアルバム『THA MASTA BLUSTA』に収録。大阪のDESPERADOの面々をフィーチャーした曲。不穏な空気をまとった、ファットなビートが印象的な一曲です。

M.O.S.A.D. – Super Ball 2002

M.O.S.A.D.の2002年のアルバム『The Great Sensation』に収録された曲です。アメフトをテーマにしたこの曲は、ガホガホのフットボールシャツを身にまとったM.O.S.A.D.メンバーがラップするミュージックビデオもかなりカッコいいです。

M.O.S.A.D. – IF I…

2002年リリース。アルバム『The Great Sensation』に収録。M.O.S.A.D.のサード・シングルとしてもリリースされた一曲です。

OZROSAURUS feat. M.O.S.A.D – MOBB STERS

バージョン
2003年リリース。OZROSAURUSのシングル「Juice」に収録の「MOBB STERS」のリミックスバージョンです。オリジナルバージョンは2002のM.O.S.A.Dのアルバム『THE GREAT SENSATION』に収録されています。

おわりに

TOKONA-Xの名曲15選をお送りいたしました。今回はM.O.S.A.D.やILLMARIACHIからも楽曲を紹介しました。それぞれにアルバムもリリースしてますし、DJ RYOWのミックス『Best Of Tokona-X』もおすすめですので気になった方は聴いてみて頂ければと思います!

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