アリシア・キーズの名曲15選。グラミー賞15冠の歌姫の魅力とは
2000年代より多くの名曲を世に残してきたシンガー「アリシア・キーズ」の名曲を15曲厳選して紹介します。デビュー当時の曲から最新アルバムの曲まで、アリシア・キーズのヒット曲を知りたい方におすすめです。
2000年代アメリカの音楽シーンには欠かせない歌姫の一人「アリシア・キーズ」。
数多くの名曲を残しているアリシアですが、今回はそんな彼女の名曲を15曲に厳選して紹介します!
アリシア・キーズのヒット曲は、有名曲を知りたい方はぜひ見ていってください、
- アリシア・キーズのプロフィール
- アリシア・キーズの名曲15選
- No One
- Girl on Fire
- If I Ain’t Got You
- Fallin’
- Try Sleeping with a Broken Heart
- Un-thinkable (I’m Ready)
- A Woman’s Worth
- You Don’t Know My Name
- Superwoman
- Like You’ll Never See Me Again
- Underdog
- Doesn’t Mean Anything
- Brand New Me
- It’s On Again (from The Amazing Spider-Man 2) ft. Kendrick Lamar
- Karma
アリシア・キーズのプロフィール
アリシア・キーズ(Alicia Keys)は、本名アリシア・オージェロ・クック(Alicia Augello Cook)。1981年1月25日生まれ。ニューヨーク出身のシンガーソングライター/ピアニスト。
これまでに、「グラミー賞15冠」「約4000万枚のアルバムセールス」「60億を超える音楽の再生回数」など、数多くの功績を残している世界的な歌姫です。
楽曲「Fallin’」のヒットを皮切りに世界的に有名になり、「You Don’t Know My Name」、「If I Ain’t Got You」、「Diary」など、2000年代を代表する名曲を数々生み出しました。
デビュー作『Songs in A Minor』では、5つのグラミー賞を獲得。その後リリースされたアルバム『The Diary of Alicia Keys』(2003年)、『As I Am』(2007年)、『The Element of Freedom』(2009年)、『Girl on Fire』(2012年)、『Here』(2016年)も、ビルボード200チャートでは1位・2位を獲得する偉業を成し遂げています。
また、2020年には前作からおよそ3年半ぶりとなる、セルフタイトルアルバム『Alicia』をリリース。胸を打つメッセージ性や、多彩な音楽性は現在も健在であり、今後の活動にも注目の集まるミュージシャンです。
アリシア・キーズの名曲15選
No One
2007年リリース。アリシアの3枚目のアルバム『As I Am』に収録された曲で、アルバムのリードシングルとしてもリリースされた曲です。アリシア・キーズの代表曲とも言えるこの曲は、ビルボードホット100チャートで5週連続の1位を獲得。2000年代を代表する名曲でもあります。
Girl on Fire
2012年リリース。同タイトルで5枚目のアルバム『Girl on Fire』に収録された曲です。この曲は息子であるエジプトの出産や、夫のスウィズ・ビーツと結婚に触発されてできた曲なのだそうです。日本版のミュージックビデオもあり、そちらはフォトグラファーの蜷川実花さんが撮り下ろしています。
アリシア・キーズ×蜷川実花 「ガール・オン・ファイア」
If I Ain’t Got You
2003年リリース。アルバム『The Diary of Alicia Keys』に収録。この曲は、2001年のアリーヤの訃報、9.11のテロなどを受けて「how material things don’t feed the soul(物質的なものが魂を養わないこと)」をテーマとして歌われた曲なのだそうです。サウンドもさることながら、リリックも合わせて聴きたい曲です。
Fallin’
2001年リリース。デビューアルバム『Songs in A Minor』に収録。アリシアの最初のヒットソングとしても名高い一曲で、ビルボードからは「2000年代で最も成功した曲」の中にも入れられています。
Try Sleeping with a Broken Heart
2009年リリース。アルバム『The Element of Freedom』に収録。アルバムからのセカンドシングルとしてリリースされたこの曲は、モダンな雰囲気もあるR&Bバラードソングで、アルバム中でも人気の高い曲です。
Un-thinkable (I’m Ready)
2010年リリース。アルバム『The Element of Freedom』に収録。2007年リリースの「Like You’ll Never See Me Again」以来のアメリカR&Bチャートで一位を獲得した曲です。バックボーカルに、カナダのラッパードレイクが参加しています。
A Woman’s Worth
2001年リリース。デビュー作『Songs in A Minor』に収録。アルバムのセカンドシングルとしてリリースされたこの曲のMVは、2002年の「MTVビデオ・ミュージック・アワードで最優秀R&Bビデオ賞」と「最優秀撮影賞」にノミネートされています。
You Don’t Know My Name
2003年リリース。アルバム『The Diary of Alicia Keys』に収録。ラッパーのカニエ・ウェストもプロデュースに参加した一曲です。この曲はThe Main Ingredientの1975年の曲「Let Me Prove My Love to You」が元ネタとなっています。
Superwoman
2008年リリース。サードアルバム『As I Am』に収録された曲で、アルバム4枚目のシングルとしてリリースされた曲です。この曲は2009年のグラミー賞で、「最優秀女性R&Bボーカル・パフォーマンス賞」を受賞した曲でもあります。
Like You’ll Never See Me Again
2007年リリース。「Superwoman」と同じく、サードアルバム『As I Am』に収録された曲です。アメリカのR&B/ヒップホップソングチャートでは、7週間トップをキープしたことで、「No One」の記録を抜いた曲でもあります。
Underdog
2020年リリース。アルバム『Alicia』に収録。「困難な状況にあっても立ち上がること」を訴えかける曲で、「UNDERDOG(敗北者)」という一見ネガティブな名前の曲ですが、「過小評価されても挑戦し、期待以上の結果を出す人」というポジティブな解釈をした曲なのだそうです。
Doesn’t Mean Anything
2009年リリース。アルバム『The Element of Freedom』に収録。アリシアはこの曲について想いをこう述べています。
あなたはすべてのものを手に入れることを夢見て、すべての場所に行くことを夢見ている。でも、そこにいてほしい人が一緒にいなければ、それをすること、それを持つことに何の意味があるの?ALICIA KEYS TO RELEASE THE ELEMENT OF FREEDOM IN DECEMBER
Brand New Me
2012年リリース。アルバム『Girl on Fire』に収録。静かで柔らかなバラードで、自身の自叙伝だとする一曲です。自分の成長、新たな自分へ向かうことを歌ったエモーショナルな曲です。
It’s On Again (from The Amazing Spider-Man 2) ft. Kendrick Lamar
2014年リリース。2014年の映画『アメイジング・スパイダーマン2』のサウンドトラックに収録されています。映画のエンディング曲として使用された一曲です。制作陣にはファレル・ウィリアムスもクレジットされています。
Karma
2004年リリース。アルバム『The Diary of Alicia Keys』に収録。ヒップホップサウンドも感じるこの曲のMVは、2005年のMTVビデオ・ミュージック・アワードにて「最優秀R&Bビデオ賞」も受賞しています。
おわりに
アリシア・キーズの名曲を紹介しました。前半の数曲は聞き覚えのある方も多かったのではないでしょうか?それほどに多大な影響力・知名度を持っているアーティストで、今改めて聴いても胸を打つ曲ばかりでした。
アルバムだけで言えば全部で7作品リリースされているので、また気になった作品はぜひ聴いてみて欲しいと思います!