親しみやすさNO.1！スターダンサーズ・バレエ団の沿革や所属ダンサーを紹介

1965年に創立された東京都港区南青山を拠点とするスターダンサーズバレエ団は、「スタダン」「SDB」の名で親しまれる日本の有名バレエ団のうちの1つ。アメリカのバレエを上演することを目的として結成されたバレエ団は今や、日本にバレエを広める役割を一手に担っています！

1. スターダンサーズ・バレエ団について
2. スターダンサーズ・バレエ団の沿革
3. スターダンサーズ・バレエ団の主な団員
4. まとめ

スターダンサーズ・バレエ団について

テラスハウスに出演していた光永百花さんがスターダンサーズバレエ団のジュニアカンパニーに所属していたことで、バレエをご存知なかった方からも注目が集まったスターダンサーズバレエ団。古典作品だけでなく、革新的なオリジナル作品でも高い評価を得ています。
例えば『ドラゴンクエスト』！

バレエファンだけでなく、ゲームファンやお子様がご覧になっても楽しめるこの作品は、スターダンサーズバレエ団の代表作ともいわれています。

「バレエ」としての美しさにも全く妥協しておらず、男性ダンサーが大活躍しているのも、この作品の魅力ですね。

こちらも、お子さまに大人気だった『迷子の青虫さん』という作品。衣装へのこだわりが強いバレエ団だということもうかがい知ることができますね。
もちろんクラシック（古典）作品も美しいダンサーたちと、こだわりの衣装や舞台装置で作り上げています。

こちらは『くるみ割り人形』です。
スターダンサーズバレエ団が、様々な趣向を凝らした舞台を展開しているのは「すべての世代の人にバレエを身近なものとして楽しんでほしい」という強い願いがあるから。ご紹介したような、バレエファンの方以外でも親しめそうな作品を作っているだけでなく、『白鳥の湖』や『くるみ割り人形』の短縮版や、ダンサーたちが踊りながらも解説するバージョンなども上演しているんです！
また、聴覚障害を抱える方々が公演を楽しめるように一部の公演で「体感音響システム」を使用した座席を客席に設置していたり、障害のある方や幼いお子さまが鑑賞マナーを少しなら破っても構わないというような「リラックスパフォーマンス」公演を行い、更に、文化庁「文化芸術による子供育成総合事業（巡回公演事業）」に2008年から続けて参加されていて、様々な小中学校や特別支援学校に1年間で2度は訪問し、1回目はワークショップ、2回目は公演を行っていらっしゃいます。
「すべての人にバレエを」という思いを実現させるために、本当にしっかり活動されているバレエ団だということがわかりますね。

スターダンサーズ・バレエ団の沿革

1964年：創設者の太刀川瑠璃子氏がニューヨークより振付家アントニー・チューダーを招き、当時日本の各バレエ団で活躍していた主役級のダンサーを集めた公演「スター・ダンサーの競演によるバレエ特別公演」をプロデュース。
1965年：64年の公演をきっかけにスターダンサーズ・バレエ団誕生
以降様々な取り組みを続けてきた
2015年：才能ある若いダンサーの研修システムとしてジュニアカンパニーを設立

スターダンサーズ・バレエ団の主な団員

久保田小百合（くぼたさゆり）さん

バレエを習ったことのある方なら誰もがご存知かもしれない超かわいいレオタード（バレエのレッスンウェア）のデザイナーでもある久保田さんはモスクワ国立バレエアカデミーを卒業したダンサー。
福岡出身で、お子さまがいらっしゃるのですが、お子さまがいらっしゃるなんて信じられないキュートさと軽やかさで、舞台を観るものを魅了し続けています。

フルフォード佳林（ふるふぉーどかりん）さん

3歳からバレエをなさっているフルフォードさんは、バレエ用品などのモデルをつとめることも多い方。美しいルックスもさることながら、細やかなステップの評価が高いダンサーでもあります。

林田翔平

3歳からバレエをはじめて、今や主役級の役を踊ることの多い林田さんは、その端麗な容姿もさることながら、女性と組んで踊るときの優しさあふれる仕草が魅力！「恋人」という役割がとてもよく似合うダンサーなのです。

うっとりしてしまう仕草ですね。

まとめ

バレエを広めようとしているスターダンサーズバレエ団のバレエは、今までバレエを見たことのない人にもわかりやすく楽しめるものが多いので、気負わずにトライしてみてくださいね。
現在は公演が見られない状況ですが、公演開始をしたら是非一度見に行ってみてください！