過激なダンスとラップで中毒者続出!Die Antwoordの今すぐ聞くべき名曲16選
下品で過激な内容のラップを、メンヘラ白人少女と上裸のイカツイ兄貴が歌いあげる、そんな不思議なパフォーマンスが話題のDie Anteoordのプロフィールとおすすめ曲を紹介!
貧しいけどクールな「ZEF」文化を提唱した過激なラップグループ「Die Antwoord」のプロフィールとおすすめ曲を紹介します。
Die Antwoordのプロフィール
Die Antwoord(ダイ・アントワード)は、南アフリカ共和国ケープタウン出身のラップグループ。メンバーは3人で、リードラッパーのNinja、サイドラッパーのYo-Landi Vi$$er、DJのDJ Hi-Tekで構成されています。
野外や特別な会場で異常な盛り上がりを見せるパーティである「レイヴ」に影響を受けたスタイルで、彼らの行うライブでは多くのカルト的な信者であるファンが集まります。
Die Antwoord楽曲の歌詞はコーサ語、アフリカーンス語、英語やスラングで歌われていて、暴言や卑猥な内容と受け取られる表現も多く混ざっています。しかし独特な音や声使い、ラップのスキルの高さなどの要素が合わさり、ミュージックビデオや他のアーティストにはない刺激的で衝撃的なルックスやパフォーマンスで、多くの信者を虜にしています。
Die Antwoordの経歴
2008年にグループ結成。デビューアルバム「$O$」リリース。
2009年に南アフリカの映画カメラマンであるRob Malpageが共同監督のNinjaとともに、シングル「Enter the Ninja」のミュージックビデオを撮影し、このミュージックビデオは再生数が数百万回にも至り、ダイ・アントワードはこの成功によりインタースコープ・レコードとレコーディング契約を結ぶ。
2010年4月にはCoachella Music Festivalで初のインターナショナルコンサートを開催し、4万人を動員。
その後ep盤「5」でCherrytree Recordsよりメジャーデビュー。
2010年10月12日「Ekstra」「Very Fancy」「Super Evil」をリリース。
2010年ベストミュージックビデオ賞を獲得。
2011年11月シングル「Fok Julle Naaiers」や自作のアルバムを巡って所属のインタースコープ・レコードと争議し、契約を解除することとなり、独立レーベル「Zef Recordz」を設立。
その後ニューアルバム「Ten$Ion」をリリースされ、このアルバムに収録されているシングルの人気が出て、メディアにも露出するようになった。そして世界的に脚光を浴び始めることとなる。
その後シングル「XP€N$IV $H1T」をリリース。これに合わせヨーロッパ横断ツアーを開催。
2014年6月3日にニューアルバム「Donker Mag」をリリース。収録曲「Pitbull Terrier」のミュージックビデオはダイ・アントワードのYouTubeチャンネルで再生回数が3200万回を越えている。
2016年5月19日、Sound Cloudにてミックステープ「Suck on This」をリリース。
2016年9月18日、「Mount Ninji and da Nice Time Kid」をリリース。収録曲「Banana Brain」のミュージックビデオは5100万回以上再生されている。
2016年12月16日、続いて「Fat Faded Fuck Face」がVimeoにてリリース。PVは120万回以上再生されている。
2017年の初旬に、ダイ・アントワードはSNSで最後のアルバム「The Book of Zef」を2017年9月にリリースすると宣言し、直後に解散も告知された。
これまでのDie Antwoord
英語とアフリカーンス語がMixされた独特の歌詞
アフリカ訛りの英語、そして南アフリカ共和国の公用語アフリカーンス語が混ざって、耳慣れない言葉が多いDie Antwoordの曲ですが、激しい内容を子どものように歌い上げるYo-landiの声や、Vi$$erの高いラップスキルが聞いているとだんだんクセになってきます。