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ピルエットとは?初心者でもやってみたくなる技を動画付きで解説!

バレエで欠かせない技「ピルエット」今回はそんなピルエットのやり方を初心者向きに動画で解説していきます! そもそもピルエットってどんな技なのか、フィギュアスケートとはどう違うのかを比較していきますので、是非ご覧ください!

ピルエットとは

移動せずに片足立ちになって、その場で回転する、こちらの動きがピルエットです。くるくると回るこの動きは、華やかで、バレエならではの動き。フィギュアスケートでも「スピン」と呼ばれる動きがありますが、見比べてみると…

フィギュアの回転の方が高速でキレがありますね。スケート靴が加速を促しているということも理由の一つですが、回転の方法がバレエのピルエットとフィギュアスケートでは根本的に違うのです。

ご覧ください。ピルエットは、回転しながら、ほぼずっと顔だけは正面を向いています。フィギュアスケートは顔も全部回転していましたよね。ピルエットが優雅に回転しているのはこの「顔を残す」という、常に顔を正面に向けておこうとするダンサーの動きが影響しているのです。
ちなみに、バレエ用語の解説となりますが
ピルエットの時に地面についている方の足を軸足といい、軸足とは逆の地面についていない方の足は「パッセ」というパ(フランス語で 『pas』。ステップ、動きという意味です。)の形をとっています。

これがパッセ。脚で三角形を作っている感じですね。
パッセというのは、「通過する」という意味なので、すぐに三角を作るのではなく、軸足の足首からふくらはぎを通過して、ひざ近くにつけて、ひざを曲げて三角形を作るのです。

しっかり軸足を伝って三角を作っていますね。
このパッセを作るときに地面を蹴ることや、腕を外から内に丸めてくること、そして先ほど説明した顔を正面に向けておこうとする働きなどが上手く身体に作用して上手く回転できるのです。
また、先ほど説明した軸足は、ポワントシューズを履いているときはつま先立ち、バレエシューズを履いているときは背伸びの状態になっています。バレエでは、その背伸びの状態を「ルルベ」と呼ぶのですが、つま先立ちの時もルルベの時も身体に対してまっすぐであることが求められます。コマの芯がまっすぐで強い方が、コマが回しやすいのと同じだと考えるとイメージしやすいかもしれませんね。

ピルエットの種類

バレエにはアンディオール、アンデダンという回転や旋回の方向を示す言葉があり、ピルエットにはそのアンディオールバージョンとアンデダンバージョンがあるんです。
アンディオール(En dehors)には「外に・外側に」という意味があり、「股関節から足を外側に回す」という指示として用いられる場合と、「外側にピルエットを回る」という場合に用いられる場合があります。
次の動画がピルエットアンディオール。こちらの動きをすることの方が多いため、ピルエットアンディオールといわずに、単に「ピルエット」と呼ぶことの方が多いです。

外側に回ると考えると「?」となってしまう方はパッセしている足の方に回ると考えましょう。
逆回りをするのがピルエットアンデダン。アンデダン(En dedans)には「内に・内側に」という意味があり、「股関節から足を内側に回す」という指示として用いられる場合と、「内側にピルエットを回る」という場合に用いられる場合があります。

こちらは軸足の方に回ると考えるとわかりやすいですよね!こちらは「ピルエットアンデダン」と呼ばれます。同じピルエットでも、回る方向が違うだけでかなり印象が変わりますね!
先ほど移動しない回転がピルエットだとお伝えしましたが、「移動しない回転」には様々な種類があります。

こちらは足をパッセにせずにすんなり後ろに伸ばす「アラベスク」という形にしたり、少しその足を曲げる「アチチュード」という形にしながら回転するグランピルエットという回転です。
足が伸びている分、ピルエットよりも華やか!

男性の動きともなるとかなり派手!!!カッコイイですね!
そしてバレエでは最高の見せ場であり、最高に盛り上がるシーンで組み込まれることの多いフェッテ・ロン・ドゥ・ジャンブ・アン・トゥールナンが、次の動画です。

グランフェッテともいわれるこの動きは難易度も高く、この動きが32回転できた時にはブラボーの声が観客席からダンサーに向けて多数発されるんですよ!人間業とは思えないですね!

ピルエットのやり方・コツ

バレエを習ってはいないけれど「やってみたい!」と思った方のためにもピルエットをするための方法とコツをお伝えします。

ピルエットをするためには、まずその前に準備のためのポジションに入る必要があります。そのポジションをこちらの動画では「四番ポジション」と呼んでいますね。
四番ポジションというのは、どちらか片方の足を後ろに引き、もう片方を前に出す足の形です。下半身・上半身・頭に分けて解説されているこの動画は、かなりわかりやすいですね。「やってみたい!」と思ったらこちらの動画と一緒にバランスを崩して転んでしまわないように注意しながらチャレンジしてみてください。

まとめ

今回は「移動しない回転」についてお伝えしましたが、バレエには「移動する回転」だってあるんですよ!華やかでさまざまな技のあるバレエにぜひ魅了されていただきたいです!

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