シティ・ポップを知らないビギナー向け!絶対におさえておくべき名曲20選

今SNSや動画投稿サイトを中心に再び人気が高まっているシティ・ポップ。興味はあるけど何を聞けばいいのかわからないと悩んではいませんか?今回はシティ・ポップを聴き始める上でおすすめの楽曲を20曲ご紹介します。これを機にシティ・ポップに浸ってみましょう。

今、1970~80年代に日本で流行したシティ・ポップが、国内のみならず海外でも人気となっています。
SNSや動画投稿サイトの普及によって、往年の名曲が再び脚光を浴び、再評価されるようになりました。

今回は、シティ・ポップに触れていく上で、絶対におさえておくべき名曲を20曲ご紹介します。
シティ・ポップに興味はあるけど、何から聴き始めればいいのか分からないという方はぜひ参考にしてみてください。

  1. シティ・ポップとは
  2. 絶対におさえておくべき名曲20選
  3. 結び

シティ・ポップとは

シティ・ポップとは、1970~80年代に日本で流行したポップミュージックのジャンルの1つです。

代表的なアーティストとしては、山下達郎、竹内まりや、大貫妙子、大瀧詠一らがよく挙げられます。

シティ・ポップは、歌詞やサウンドに都会をイメージさせるような表現を含んでいることが最大の特徴です。

たとえば、シティ・ポップの歌詞には「街」や「ドライブ」、「リゾート」といった言葉がよく見受けられます。

また、シティ・ポップに音楽的な定義や決まりごとはありません。

ソウルやディスコ、ロックにジャズと、様々な音楽的要素を取り入れているため、音楽的なルールよりは、「こういった感じ」といったムードを指すことが多いです。

絶対におさえておくべき名曲20選

それでは、シティ・ポップを聴き始める上でおさえておきたい楽曲を20曲ご紹介します。

70~80年代のものから現代のシティ・ポップまであるので、お気に入りの1曲を見つけてみてください。

1. 竹内まりや・Plastic Love

竹内まりやの「Plastic Love」は現代のシティ・ポップブームの火付け役となりました。Youtubeに公式動画は存在していませんでしたが、海外での人気を受け、2019年に新規公式MVが公開されています。

2. SUGAR BABE・DOWN TOWN

「SUGAR BABE」は山下達郎や大貫妙子といった、後にシティ・ポップ界を代表するアーティストが在籍していたバンドです。活動期間3年、発表したアルバムは1枚と成功したとは言い難いバンドですが、シティ・ポップの基盤を築きました。

3. 松原みき・真夜中のドア〜stay with me

「真夜中のドア〜stay with me」も2000年代に入って再び人気に火のついた楽曲です。Spotifyで配信が解禁になると、グローバルチャートで1位を獲得します。リリースから40年経った楽曲にも関わらず、世界中から注目されています。

4. 山下達郎・SPARKLE

シティ・ポップのを代表するアーティスト、山下達郎の代名詞ともいえる楽曲です。シティ・ポップのシンボル的存在で、ライブではオープニングに披露されることも多くなっています。

5. 大貫妙子・都会

「都会」はSUGAR BABE解散後に発表された大貫妙子ソロ第二作目のアルバムに収録されています。坂本龍一がアレンジに参加していることでも有名です。

6. 山下達郎・RIDE ON TIME

1980年に発表したこの曲のブレイクによって、山下達郎は日本のシティ・ポップにおける地位を確立しました。リリースから23年経った2003年、ドラマの主題歌に使われたことによって、再び大ヒットしています。

7. 大瀧詠一・君は天然色

この曲を聞くと、CMが頭に思い浮かぶ方もいるのではないでしょうか。リリースは1981年ですが、長年にわたり愛され続けている1曲です。

8. 寺尾聰・ルビーの指環

タイヤのCMソングとして1981年の2月にシングル発売されました。同年度のレコードセールス年間1位を獲得し、音楽賞を総舐めにした大ヒット曲です。

9. 杏里・Remember summer days

アニメのOPテーマなども歌い、幅広い層から人気を集めました。ここ最近の海外におけるシティ・ポップブームで、ファンからはシティ・ポップのクイーンと称されています。

10. 松任谷由美・恋人がサンタクロース

もはやクリスマスの定番となっている1曲です。映画「私をスキーに連れて行って」の挿入歌として使用され、ユーミンこと松任谷由美を代表する曲となっています。

11. YMO・君に、胸キュン。

日本のテクノ・ポップ界を代表するYMOが1983年にリリースした1曲です。テクノ・ポップの先駆者として確固たる地位を築いていましたが、歌謡曲を本気で作るとどうなるのかと挑戦したのがこの曲です。

12. 竹内まりや・September

竹内まりや3枚目のシングルとして1979年にリリースされたこの曲は、半年近く音楽チャートにランクインするロングヒットとなりました。自身は同年に日本レコード大賞新人賞を受賞しています。

13. はっぴいえんど・風をあつめて

「はっぴいえんど」は細野春臣、大瀧詠一と言ったメンバーで構成されたバンドです。楽曲発表から50年経ちますが、いまだにCMなどで使用されており、シティ・ポップの定番となっています。

14. never young beach・明るい未来

最近のシティ・ポップを見ていく上で外せないのがこの楽曲です。発表は2016年ですが、じわじわと人気を広げ、2021年にCMで使用されるようになりました。

15. Suchmos・STAY TUNE

現代のシティ・ポップを長らく牽引してきたのが「Suchmos」です。夜の都会をドライブするにはぴったりの1曲になっています。

16. Awesome City Club・今夜だけ間違いじゃないことにしてあげる

男性と女性のダブルボーカルで作られている「今夜だけ間違いじゃないことにしてあげる」。どこか懐かしくも明るく爽やかさを感じる1曲です。

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