マンガで楽しむ超ダンス部入門#3-4「ダンスにまつわる素朴な疑問」「ダンス部の人間関係」

マンガで楽しむ超ダンス部入門#3/ダンスにまつわる素朴な疑問

いざダンスを始めてみると、技術以外に知らなきゃいけないことがたくさん!
ジャンルも曲もたくさんあるから、どれから取り組んでいけばいいか迷っちゃうよね!
文&マンガ原案=ダンスク!編集長:石原ヒサヨシ/マンガ:コバタキミコ(ダンスク!2020年6月号より転載)

【魔物だらけの?プロダンサー界】

ダンスのジャンルって?

ヒップホップにジャズにブレイクダンス。一般的に知られているストリート系のダンスはこれらだろうが、いざダンスに関わってくると他にジャンルがたくさんあることを知る。初めての人には多くのジャンルが一気に並列に並んでくる印象があるだろうが、実はそれらは時系列でつながるストリート系ダンスの進化の形として残っているスタイルなのだ。その時代を体験した世代にとっては、その都度の「新しいダンス」として各ジャンルを吸収していた。

次の世代はどちらかと言うと専門主義(特にヒップホップ)のダンサーが多く、指導メソッドが確立された時代にダンスを始めたキッズダンサー世代は多くのジャンルのレッスンを経験しており、高校ダンス部にいる経験者も同様に「多ジャンル系」だ。ジャズヒップホップや最近のスタイル系のダンスは、ヒップホップとジャズ両方のジャンルを踊りこなす技術から生まれている。


▲ポップをメインとしながらヒップホップとブレイクもこなす二松學舍大学附属は高校ダンスでは珍しいスタイル。

役立つダンス動画は?

もはやすべてのマニュアルが揃うと言っても良いYouTube動画だが、㆒体どんなダンス動画を見れば良いか迷うところでもあるだろう。基礎練習のレクチャー動画や振り付け動画、本番のステージ動画やMV風に作られたダンサーの制作動画などなど。いろいろ目移りしてしまうだろうが、気に入ったダンサーがいればそれだけに拘って見ていくのも、そのダンサーの幅や奥行きやつながりやクセを知るために面白いだろう。ただ、動画はあくまで平面的な視覚情報。ダンスはやはり立体的に、その場の空気感も含めて捉えるべきなので、生で良いダンスを味わう機会を積極的に作りたい。

ダンスのカルチャーって?

カルチャーが確立されているダンスは主にヒップホップのことだ。昔はまずカルチャーを知るべし、という風潮があったが、ここまでダンスが一般化し世代が新しくなると徐々にダンスとカルチャーが剥離していく傾向がある。カルチャーを知らなければいけないわけではないが、もしそこに興味が持ち、好きになれるならば、同じヒップホップダンスだとしても雰囲気は違ってくるだろう。そして、そのカルチャーや歴史は決してポジティブな側面ばかりではない、という事実も曲選びやファッションにおいて知識として知っておいて損はない。

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