ダンス部員の未来のカタチ(前編) 〜ダンス部の経験をSTEPにして夢の職業をつかめ!

高校ダンス部員のみんなが気になる進学進路。
コロナで先行きが見えにいくからこそ、真剣に自分の仕事について考えてみたいそして、みんなのダンス部での活動は必ず、将来に繋がってくる。
今回の特集では、「ダンス部のアレがあったから…」と進路を切り開いた先輩たち7人に、「未来のカタチ」を伺ってみた!まずは前半の5人から!
インタビュー&文:石原ヒサヨシ(ダンスク!編集長)
(ダンスク!より転載)

樟蔭高校 >>> 
気象予報士・防災士
みやけ惇子さん

天気の仕事が私の天職だったんです!

ダンスとは表現。人に何かを伝えること。
その表現の方法を探し続け、ダンスから天気予報の道へと辿り着いたのが、気象予報士のみやけ惇子さんだ。


「天気予報の時間って約3分なんです。ちょうどダンスの作品の時間と同じぐらいですよね。その中で、伝えるべきことを押さえながら、見ている人を楽しませるような工夫が必要になります。気象予報士はキャスターとして喋るだけではなく、原稿を作ったり、構成を考えてスタッフさんに伝えたり、表も裏もやる仕事なんですよね!」

そうキャスターらしい口調でハキハキと話すみやけさんは大阪の強豪ダンス部、樟蔭高校の出身。
今ではストリートダンス系の大会で常連だが、みやけさんが所属していた頃は、モダン、ジャズ、バレエを主体としたスタイルで、創作ダンス系の大会で活動していたという。

樟蔭ダンス部の練習を取材すると、部員たちが自主的にキビキビ動く姿がいつも印象的だが、みやけさんもダンス部を通じて「考えて動くこと」を学んだという。
人やチームが望んでいることを素早く察知して、即座に行動や言動に移す。その能力は、気象予報士の仕事でも活かされている。

視聴者が望んでいることを察知し、それをスタッフに相談し、問題や課題を共有する。すると、1つのことを全員で作っているムードが生まれ、自然とチームワークが作られていくのだ。


「ダンスをやっている時も〝この曲は熱いのか、寒いのか〞とか、自然にたとえるとどんな感じ?とか、自分の体感をイメージするようにしていました。ダンスや音楽を天気に例えていたんですね(笑)。でもそういうイメージをチームで共有すると、ダンスも変わってくる気がするんです」

卒業後はダンスだけでなく、作詞や作曲にも取り組み、大学では情報学を学んだ。

次第に興味は、伝えること、メディアでの仕事へと向かっていったという。

幼い頃は奈良の田舎で育ち、一日中空を眺めていたという彼女の世界は、やがて表現に目覚め、ダンスや音楽に親しみ、「天気を伝えること」に広がっていったのだ。


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