社交ダンスの代表的なジャンル2種類を紹介!特徴ややり方を動画で解説!

金スマで、キンタローさんや村主章枝さんが踊る姿を見て、「社交ダンスやってみたい!」と思った方も多いはず。どんなダンスが社交ダンスなのかを、こちらでご紹介します。

  1. 社交ダンスとは
  2. 社交ダンスの大きな二つの分け方
  3. インターナショナル スタンダードの5つのダンスを紹介
  4. インターナショナル ラテンアメリカの5つのダンスを紹介
  5. まとめ

社交ダンスとは?

社交ダンスは、男女がペアで踊るダンスですが、金スマなどで見たことのある方は、意外とハードなことに驚かれたのではないでしょうか。番組内でキンタローさんや村主章枝さんが挑んでおられたのは、いわゆる「競技」の社交ダンス。もっとゆったりペアで楽しむパーティ用の社交ダンスというのも存在しています。
そもそも、最初に誕生した社交ダンスはヨーロッパの民衆の民族的なダンス。それが12世紀ごろからだんだん貴族たちに広まり、貴族たちが華やかに着飾ってゆったり音楽とダンスを楽しむという形になりました。ですから、実は、「競技」社交ダンスよりも、パーティで踊る社交ダンスの方が、ルーツには忠実だといえるかもしれませんね。
日本には、西洋文化の1つとして鹿鳴館時代に流行りました。そこからしばらくはやはり、日本の文化にはなかなか馴染まなかったのですが、1996年、映画「Shall we ダンス?」のヒットなどをきっかけに一気に大ブームに。特にノリのいいサルサが日本でも浸透し、ラテン繋がりで同じようなテンポのいいアルゼンチンタンゴなども人気となりました。同じ頃にクラブブームも訪れ、クラブで男女ペアダンスが大流行。

その流行にのってワルツなどをメインに指導していた社交ダンス教室が様々な種目を扱うようになり、ぐっと競技社交ダンスが広まったのです。
競技社交ダンス(competition style)と社交ダンス(social style)はダンスの種目で区別するのではありません。同じダンスなのですが、競技会ではそのダンスを並べて審査し、パーティーではただ楽しんで踊るというだけです。日本では、不況下に陥った際にパーティーで社交ダンスをするというスタイルが不人気となり、代わりに競技社交ダンスが流行りました。

社交ダンスの大きな二つの分け方

社交ダンスは、競技かパーティのどちらで踊るのかという違いのほかに、スタイルの違いがあります。スタイルの違いは、大きく分けると2つ。1つはインターナショナル スタンダード。もう1つはインターナショナル ラテンアメリカンです。
国際戦の競技会まである社交ダンスは、ルールがなければならないので、以下の様にダンスの種目数が限定されています。
日本で一番多くメインで踊られている競技ダンスのスタイルがインターナショナルスタイル(International Competition Style Dancing)です。イングリッシュスタイルとも呼ばれてるこちらは、イギリス発祥のスタイルで、これが、インターナショナルスタンダードとインターナショナルラテンアメリカンの2つに分けられているのです。
アメリカやカナダを中心に発展普及したアメリカンスタイル(American Competition Style Dancing)はアメリカンスムース、アメリカンリズムに分けられています。このほかにもイタリアのリショーといった独自の競技ダンス種目も存在するのですが、こちらでは日本でメインとなっているインターナショナルスタイルを解説します。
インターナショナルスタンダードは、男女が近づいて腕を組み、そのホールドを保ったまま踊るのが特徴です。
インターナショナルラテンアメリカンは、男女が離れたり近づいたりして踊るので、スタンダードより自由度が高く、激しく踊ることが多い種目です。大技があることも特徴だといえるでしょう。詳しくは、次の動画をご覧ください。

インターナショナル スタンダードの5つのダンスを紹介

ワルツ

ゆったりとした三拍子に合わせて身体を揺らすように踊ります。

タンゴ

ぴたっと止まる瞬間と動き続ける時間との組み合わせが魅力的なダンスです。

スローフォックストロット

滑るようになめらかに動き、技と技の繋ぎ目を感じさせないところが、魅力でもあり難しさでもあるダンスです。

クイックステップ

とにかく早くて激しくて動き続ける、見応えのあるダンスですね。

ヴェニーズワルツ

同じワルツですが、ステップが高速になります。

インターナショナル ラテンアメリカンの5つのダンスを紹介

チャチャチャ


早くてノリがよくて、緩急のあるステップが魅力です。

サンバ

ブラジルのサンバを、社交ダンス用にアレンジしたステップです。お尻の動きが特徴的です。

ルンバ

ムーディーに見つめあって踊ることの多いこちらは、大技を挟んでもスローなステップを踏むことが多いです。

パソドブレ

闘牛をダンスにしたこちらのステップは、女性が牛、男性が闘牛士の役割をしています。

ジャイブ

ひっついたり離れたり、目まぐるしいジャイブは、もっとも難易度が高いといわれています。

まとめ

社交ダンスには、インターナショナルスタンダードとインターナショナルラテンアメリカという2種類があります。スタンダードは、男女が至近距離でひっついたままステップを繰り出すことが多く、ラテンアメリカは男女が離れて踊ったり大技を繰り出したりと華やかな印象を抱くステップが多いです。

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