初心者必見!自転車でウィリーをするコツや練習方法を解説

BMX初心者にもおすすめのトリック、ウィリーについてご紹介します。練習用の動画と詳しいやり方、さらに成功のためのコツなどもまとめました。ウィリーに挑戦してみたい人や練習中の人は、ぜひ参考にしてください。

いま流行している自転車競技、BMX。今回は、そのなかでも基本的なウィリーという技をご紹介します。詳しいやり方やコツ、注意点なども解説しているので自転車でトリックをしてみたいという人はぜひチェックしてみてください!

  1. ウィリーとは?
  2. ウィリーのやり方を動画で解説
    1. 自転車編
    2. バイク編
  3. 自転車でウィリーをする際の注意点
    1. 公道ではやらない
    2. 最初はヘルメットをつけておく
  4. 自転車でウィリーを成功させるためのコツ
    1. サドルの高さを調節しておく
    2. 体重移動を意識する
    3. 目線を固定する
    4. ブレーキの使い方

ウィリーとは?

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ウィリーとは、バイクの前輪を浮かせた状態で走る技のこと。BMXの前身となったモトクロスバイクのレーススタートや、コーナーを回るときなどに使われるテクニックです。

また自転車を使ったBMXのトリックのなかでは、基本的な技のひとつとされています。そのため、バイクの技に初めて挑戦する人にもおすすめですよ。

ウィリーのやり方を動画で解説

自転車編

自転車でのウィリーは、前輪を上げる練習からスタートします。ペダルを真上から下へと踏み込むときに、腕と上体を後ろに引っ張るようにするのがコツです。

前輪が上がるようになったら、まくれる練習をします。「まくれる」とは、自転車が地面と垂直になるタイミングでサドルから滑るように降りる動作。この動作を身に着けておくと、トリックの際の緊急回避もできるので必ず覚えておきましょう!

フロントアップとまくれる練習ができたら、前輪を上げた状態でペダルを漕ぎ続けます。これでウィリーの完成です!

バイク編

ちなみに、こちらの動画ではバイクでのウィリーのやり方も紹介しています。バイクと自転車では方法が異なるので、バイクでも挑戦してみたいという人はぜひチェックしてみてください。

まず、前輪を浮かせるために上半身を伏せてから一気に起こします。上体を起こすのと同時に、クラッチミートしましょう。クラッチミートの後にアクセルを開けることで、前輪が上がります。アクセルを開けすぎると勢いよくタイヤが上がってしまうので、最小限にとどめるのがポイントです。

前輪を浮かせたら、リアブレーキを踏みつつ速度が変わらないようにアクセルも調節します。こうすることで、ウィリーを維持しながら走行できますよ。

自転車でウィリーをする際の注意点

公道ではやらない

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ウィリーは前輪を高く上げるため、前が見えにくい状態になります。人や対向車、障害物などに気づきにくくなり、事故のもとになるので避けましょう。また、後輪だけではとっさに方向転換ができず、危険回避もしにくいです。

バイクでは危険運転として違反扱いになるのでもちろんですが、自転車も同じ。ウィリーの練習をするときは、広くてなるべく障害物のない場所を選んでくださいね。

最初はヘルメットをつけておく

体重を一気に後ろへと移動させるウィリーでは、勢いあまって後ろへ倒れてしまう可能性もあります。そのため、練習のときはヘルメットを着けておくのがおすすめ。肘あてのようなサポートグッズも身に着けておくと、より安心して練習ができるでしょう。

自転車でウィリーを成功させるためのコツ

サドルの高さを調節しておく

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ウィリーの練習をするまえに、サドルの高さを確認しておきましょう。サドルが高すぎると重心が高くなり、バランスを取りづらくなります。前輪を上げたときに不安定になりやすいので、両足のかかとが地面につくくらいの高さを目安に調節しておくとベターです。

体重移動を意識する

ウィリーを成功させるには、体重移動の意識が大切です。前輪を上げるときに、どうしても腕や上体の力で上げようとしがち。しかし、それではなかなか持ち上がりませんし安定感にも欠けます。

そこで前輪を上げる直前に上体をハンドル側に倒し、一気に体重を後ろへ移動すること。誰かに肩をつかまれて、後ろへ引っ張られるイメージをするとやりやすいでしょう。肩や背中を後ろへ引き、腕を伸ばすと自然に前輪が上がるはずです。

目線を固定する

自転車でウィリーに挑戦するとき、意外と大切なのが目線。目線がぶれると重心も移動するので安定感が損なわれ、バランスを崩しやすくなります。ウィリーを長くキープするためにも、目線はなるべく動かさないのがコツです。

具体的には、前輪を上げたあとはずっとタイヤを見ているようにしましょう。タイヤと一緒に目線も上がりやすいですが、これだとまくれやすくなります。また、恐怖心で下を向いてしまうこともよくありますが、こちらは前輪が下がりやすくなってウィリーの継続が難しくなるので気を付けてくださいね。

ブレーキの使い方

ウィリーをしているときは、後輪のブレーキを使います。ブレーキは速度の調節やバランスをとるために、とても重要です。特に、ウィリーの最中に後ろへまくれそうになったときは後輪のブレーキをかけることでバランスが取りやすくなります。

また、ブレーキを強くかけすぎないようにするのもポイント。タイヤを引きずるようなイメージで、軽くかけることを心がけましょう。適切なブレーキの握り方も、ウィリーの練習と並行して行なっておくのがおすすめですよ!

まとめ

ウィリーは、BMXのトリックのなかでもベーシックなものです。これを習得すれば、ほかの技にもつなげやすくなるでしょう。今回ご紹介した動画やコツを参考にしながら、ぜひ練習してみてください!

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