「憧れの初舞台、折れない心で優勝を狙う」／【FINALIST INTERVIEW SHOSEI編】マイナビDANCE ALIVE HERO’S 2022 FINAL

　『アライブ』の名で親しまれ、今年で17年目を迎える「マイナビDANCE ALIVE HERO’S 2022 FINAL」。ストリートダンス界最強ヒーローを決めるダンスイベントとして、数多くのダンサーたちのドラマと才能を花開かせてきた。
　毎分毎秒が歴史の転換点となるこの日に向けて、多くの新世代ダンサー達が過酷な予選に挑戦し、ファイナル出場を勝ち獲った。令和ジェネレーションとも呼ぶべきファイナリストたちは、何を思いあの舞台へ上がるのか。

今回はCHARISMAX IIIのBREAKING SIDEに出場し、華々しいパワームーブと柔軟性を武器に、優勝を勝ち獲ったSHOSEI(GOOD FOOT)にインタビュー。

ファイナル出場おめでとうございます。ご自身のダンスのルーツや影響を受けたダンサーさんやバトルなどがあれば教えてもらえますか？

今年で19歳になるんですが、中学までは石川県で過ごし高校から上京してきました。ダンスは保育園の先生に勧められて、やってみようかなというのがきっかけでした。
最初からBREAKINGで、当時はSASKUKEのメンバーの方に習っていました。MARKさんという方です。
影響を受けたり目標としてるダンサーさんは沢山いるんですけど、ジャッジをされていたSTEEZ(THE FLOORRIORZ/TAKE NOTICE)さんは一緒に練習させてもらっていて、意識してるダンサーさんですね。
印象深かったバトルの話ですが、小学5年生の時に海外に行ってその時に見たバトルに衝撃を受けました。日本と海外のスタイルが全く違うなと。海外の方が自由だったりエグかったり、言葉にするのが難しいんですが。それからヨーロッパのBboyが好きで YouTubeなどでもチェックしています。

深く知っている相手とのバトルは、特別だと思うのですが、CHARISMAX IIIの決勝でのGEN ROC (GOOD FOOT)との同チーム対決はどうでしたか？

BREAKING SIDEへの挑戦は2回目で、前回もチームメイトのJUN (GOOD FOOT)と当たったんですが、やっぱり嫌ですね（笑）。でもなんだかんだ一番楽しいバトルでした。お互い引き出しあったり、普段のバトル以上にすごい気持ちが乗っかる感じがしました。

ファイナルに向けて磨き上げていこうというものはありますか？

元々気持ちが結構折れやすいタイプだったんですが、（いろいろな経験を経て）最近はだんだん強くなってきました。
CHARISMAX IIIの決勝では、結構ダンスが雑になっている自覚があったので、そこを改善していきたいです。パワームーブはできるんですが、スタイルの部分は苦手なので、そこをもっと磨いていけたらと思っています。