防寒だけじゃない!サーフィングローブの性能や選び方を紹介!
サーフィンの用具の1つにサーフグローブがあります。主な役割は防寒ですが、サーフグローブには防寒以外の役割もあります。今回は、サーフグローブの基本的は役割や性能、そして選び方についてご紹介していきます。サーフグローブの基本的なことを理解し、ぜひ今後のサーフグローブ選びの参考にしてみてください。
サーフグローブの役割
サーフィンで使用する手袋、「サーフグローブ」の役割は主に
①防寒対策
②日焼け対策
の2つです。
防寒対策はウェットスーツのスタイルや素材を変えて講じることもできますが、サーフグローブの着用も欠かせません。フルスーツのウェットスーツを着用しても、手先まで覆うことはできません。サーフグローブを着用することで、手首から水がスーツ内に侵入するのを防ぐことができます。また、サーフグローブを着用せず、手先を直接海水に晒していては、いくら防寒機能のあるウェットスーツを着ていても、体温を奪われてしまいます。外気温や水温が低いシーズンにサーフィンを楽しむ場合は、サーフグローブの準備をしておきましょう。
また、防寒対策の必要ない外気温や水温が暖かいシーズンであっても、サーフグローブは日焼け、紫外線対策を役割を果たしてくれます。手の日焼けをしたくない方や、手だけ日焼けするのを防ぎたい方はフルシーズンサーフグローブを着用することをおすすめします。サーフグローブの中には夏用に加工されているものもあるので、シーズンごとのグローブを用意しておくこともできます。
高価格グローブは何が優れているの?
サーフグローブの価格帯は3,000円台のものから10,000円近くするものもあります。単純に価格が低いものは悪いもので、高いものが良いものというわけではありませんが、それぞれどのような特徴を持っているのか、確認しておきましょう。
高価格グローブの特徴
高価格グローブの特徴は、グローブが様々な場面で「使いやすく」作られていることです。
サーフグローブに最も求められていることは、防寒・防水機能です。どの価格帯のグローブも防寒・防水機能は備えていますが、価格の高いグローブは裏地素材や手首周りにより高性能な防寒・防水性加工が施されています。また、価格の高いサーフグローブは高性能な防寒・防水加工が施されて入るものの、グローブのフィット感や操作性が失われていないのも特徴です。
防寒性を高めるために生地を厚くしたり、締め付けを窮屈にすると、着用時にストレスとなってしまいます。しかし、高価格のグローブは高い防寒性を持った薄い生地や、伸縮性の高い生地・加工が施されているので、着用時のストレスを軽減することができます。
低価格グローブの特徴
低価格のグローブであっても、防寒・防水の役割を十分に果たしてくれます。メーカーによっては幅広い価格帯で商品を出しているところもあり、いずれの値段であっても、防寒・防水機能は高い水準といえるでしょう。サーフィン初心者にとっては、何よりも低価格というのが魅力です。始めたての頃は複雑な動きは少ないので、低価格のグローブであっても困ることは少ないでしょう。
サーフィンに慣れてきて、ボードを掴むアクションや、より難易度の高いことに挑戦するようになったら、上の価格帯のグローブへ乗り換えを検討してもいいかもしれません。
サーフグローブの選び方
サーフグローブを選ぶときに意識しておきたい点は、
①デザイン
②素材
③機能性
の3点です。
①デザイン
サーフグローブのデザインは大きく、『スタンダードタイプ』・『ミトンタイプ』・『ロブスタータイプ』の3つに分けることができます。
『スタンダートタイプ』は5本指でグリップ性に優れています。『ミトンタイプ』は親指とそれ以外の4本指の2股に分かれていて、高い保温性が特徴です。一方グリップ力はスタンダートタイプには劣っています。『ロブスタータイプ』は指が3つに分かれていて、スタンダートタイプとミトンタイプの中間の性能をしています。
②素材
サーフグローブの素材は主に『ネオプレーン』と『スーパーストレッチジャージ』の2つです。
一般的に使われているのは『ネオプレーン』で保温性に優れています。『スーパーストレッチジャージ』はより手にフィットする伸縮性の高い素材が使われています。
③機能性
滑り止めの有無や生地の厚さも大切です。
ボードを掴むアクションをしたい人は、滑り止めのついたグローブを使用するのがおすすめです。また、生地の厚さも厚いものであれば保温性が高くなりますが手先が動かしづらくなり、薄いものであれば、手先は動くものの、保温性が落ちてしまいます。自分のスタイルと重要視するものを整理してグローブを選んでいきましょう。