ブリッジで健康な身体へ!正しいやり方とコツ、鍛えられる筋肉を紹介!
ブリッジと聞いて、体が柔らかい人がするものだとお思いの方も多いでしょう。でも実はブリッジは筋トレとしてかなり効果の高いポーズです。正しい取り組み方を知ってチャレンジしてみてください。
ブリッジの効果やメリット
ブリッジトレーニングは、寝転がって体を後ろにそらせる動きで、ヨガなどにも取り入れられているためストレッチだと思っている方も多いのでないでしょうか。
ブリッジは、普段あまり使わない背面の筋肉をしっかり鍛えることができる筋トレ種目でもあります。
インナーマッスルの1つである脊柱起立筋が鍛えられるので、身体の安定性が向上して姿勢が改善されて動きやすくなります。
体の歪みや姿勢が改善されると血液の循環もよくなり、冷え性が改善されたと感じる人も中にはいらっしゃいます。
それ以外にも、大臀筋やハムストリングス、広背筋や腹横筋といった大きな筋肉に刺激を与えるので、基礎代謝向上して脂肪が燃焼されやすい身体になります。
普段使わない筋肉が、ブリッジ一つでを効率よく鍛えられるので、一気に腰回りや脚、お尻や背中が引き締まるといった効果もあるんです。
大殿筋は、お尻全体を覆っている筋肉なので、ここに刺激が与えられるとヒップアップします。広背筋は背中から腰、腕にむけて広がっている筋肉なので脇の下のたるみや二の腕が気になる方にもブリッジはうれしい効果をもたらしてくれそうですね。
ハムストリングスは太ももの裏にある筋肉なので、ここに刺激を与えると足のラインが整うし、腹横筋は腹部全体を覆う筋肉なのでウェストが引き締まります。ブリッジトレーニングはダイエット効果もかなり高いです。
もちろん「反る」という動作によって普段動かさない前面や背面の筋肉がほぐれるので体の柔軟性が高まります。柔軟性が高まると、リンパや体の血流の流れがよくなるので血管内の疲労物質がすっと流れて、疲労回復の効果もあります。
さらに、ブリッジをすると内臓が、正常な位置に戻ってくれるので本来の正しい働きをするようになります。身体がアーチ状になったときに内臓が刺激されるので、胃や腸などの消化器系の内臓が活発に動きます。そのため、便秘解消にも効果的です。
ブリッジのおすすめ動画を紹介
こちらの動画ではブリッジ前のストレッチから丁寧に解説してくれています。
こちらの動画では複数のブリッジ種目を紹介してくれています。トレーニング目的の人は必見の動画です。
体操で行えるその他のブリッジメニュー3選
サイドブリッジ
サイドプランクと呼ばれることもあるこのトレーニングは、わき腹を鍛えることができます。横向きに寝そべったら腕で身体を持ち上げるだけですが、しっかり腕やわき腹に効きますよ!
ハーフブリッジ
ハーフブリッジはブリッジ同様の筋肉を鍛えられるトレーニングですが、寝転んだ状態から片足だけあげたりするので負荷がやや変わるだけでなく骨盤の底にある筋肉(骨盤底筋群)を鍛えられます。ここが鍛えられるのは女性にとってはうれしいですね。
フロントブリッジ
うつぶせに寝たところから身体を持ち上げるフロントブリッジは、腹部全体を覆うインナーマッスルである腹横筋が鍛えられます。ここが鍛えると、お腹の周り全体が引き締められるので、ぽっこりお腹が改善されちゃうんです。
腕の前側とつま先だけを床につけて体を一直線に保つこのレーニングは、身体が硬くて身体を反るブリッジがつらいと感じる方にピッタリ。フロントブリッジの姿勢をキープする癖がつくと、猫背も改善できるので少しつらくてもトライする価値はあります。
ブリッジの注意点
ブリッジは日常生活であまり使わない筋肉に刺激を与えるので、しっかりほぐしてから行わないと、怪我をする可能性があります。
冷えて固まった状態で行うことはオススメできません。初めて行う方は、お風呂の後など身体が温まっていてほぐれているときに取り組むことをオススメします。
冷えた身体で無理に行うと腰痛や肉離れ、こむら返りといったものをおこしてしまう可能性があるので、身体を温めて大殿筋や広背筋、大殿筋やハムストリングスと肩周りのストレッチをしてから取り組みましょう。
ブリッジで理想的な体を手に入れよう!
ブリッジトレーニングは、基本的には仰向けに寝て身体を反らすトレーニングですが、身体の柔軟性を高めるだけでなく、身体の背面の筋肉を刺激して引き締め、基礎代謝をあげて痩せやすい身体を作ってくれます。
ワンポーズで一気にさまざまな箇所に効かせることのできる魅力的なトレーニングですが、身体をしっかり温めてストレッチを行わないとケガをしてしまうので気を付けてやってみましょう!