【衣装解説】ROUND.8|FULLCAST RAISERZ

ROUND毎に様々な想いが込められたパフォーマンス衣装。

ディレクターのTWIGGZ “JUN”の解説を掲載する連載第8弾。

今回はROUND.8の衣装について解説していただきました。

 

ROUND.8 『YOUNG GUNS』

【DIRECTOR : TWIGGZ “JUN”】

西部劇映画「ヤングガン」にインスパイアされ、それをコンセプトにした作品で、映画に出てきた登場人物たちがそのまま出できたような世界観を作るべく、やはり衣装もウエスタンをテーマとしました。

衣装担当のMASATO氏には、古い西部劇映画その当時の雰囲気ではありつつ、RAISERZのメンバーが似合うような色合いや形、ニュアンスをチョイスしてもらい、絶妙な世界観を作り上げてもらいました。

それぞれ衣装が異なるけれど、8人揃った時の全体の雰囲気もとても良くて、コンセプトにはバッチリでした。

世界観をより分かりやすいものにするために、メンバーには無精髭を伸ばしてもらい、ウィッグでロン毛にさせたりと、荒々しくワイルドな男らしさも表現できたと思います。

また、REOやNAOが飛んだり跳ねたりする動きも多かったので、タイトな服でも踊れるように工夫してもらったおかげで、無事問題なくパフォーマンスできました。

足元は、G-Star RAWさんから提供頂いたショートブーツの革靴で、見た目は最高なのですが、ダンスとしては不向きで、特にKRUMPには向かない硬い革靴なので、メンバーは苦労したと思いますが、それを見せずに暴れ回るような動きをよく頑張ってくれました。

そこら辺も評価して頂けるとありがたいです。

【DESIGNER:MASATO氏】

監督から今回のテーマはウエスタンがモチーフと伺った瞬間、すごく楽しみになりました。

最近、ウエスタンモチーフがハイブランドで大流行していて、ストリートにも流れてきていて、とてもやりがいのあるテーマでした。

暗過ぎず明る過ぎず、ビンテージ感を大切にしながら全体の色味を調整しました。

特にこだわったポイントは、微妙なニュアンスカラーのパンツを8人分揃えることと、ウエスタンベルトやループタイ、ハットをバラバラかつ揃えたところです。

なかなか種類が無いので、かなり手こずりました…

装飾にコンチョを探し回って揃えたり、スタッズを打ちまくったり、細かい苦労ポイントも多々ありました。

完成したスタイルにはかなり満足の完成度で、着こなしてくれたメンバーにも感謝です!

次回はROUND.9のパフォーマンス衣装を解説します。

お楽しみに!

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【FULLCAST RAISERZ】

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