【レポート】世界を制したダンサー「Miyu」がジャズクラブで初のソロ公演を成功!
(ダンスク!より転載)
LEADING ACTORS -Dance Experiment-
Miyu Live Showcase “ON to ON”
music directed by Jun Miyakawa
丸の内COTTON CLUB
ダンサーのソロ公演。
コンテンポラリー系のダンス公演ではなく、ストリートダンス出身のソロ公演と言うと、菅原小春以来ではないだろうか。
この日の主役であるMiyuは、ストリートダンスが習い事として定着し、中学校でダンスが義務化となった2010年代=ダンス黄金世代の申し子とも言える存在だ。
キッズ時代から全国トップのチームで腕を磨き、テレビやイベント、各種メディアで活躍。
やがてハウスダンスに活路を見出すと、ダンスバトルでは上位常連のダンサーとなり、2017年には師匠とのタッグで世界大会「Juste Debout」にて優勝の快挙!
当時19歳の若さと恵まれた美貌に加え、スタイリッシュなステップと表現力は、これまでのストリートダンサーのイメージを大きく刷新するものだった。
その後、モデルやタレントなどにも活動の幅を広げるが、元々は器用にいろんなものをこなすというより、1つのことにひたむきにストイック打ち込む、アスリートタイプのダンサーだ。
「音をダンスで表現すること」
Miyuの表現の柱を作り、今なお彼女を突き動かし続けるこの普遍的なテーマ。
ダンスを突き詰めていった先にあったのが、この日のミュージシャンとのコラボであり、新たな世界との接点であるジャズクラブのステージであった。
音と恩に彩られたステージ
会場はジャズの名門丸の内コットンクラブ。
このラグジュアリーな雰囲気が似合う若手ダンサーもなかなかいないだろう。
バンドメンバーと一緒に板につくと、いきなりドラムに合わせたダンスの即興が始まる。
彼女の特徴であるよく伸びた背筋と目線の強さが、ステージの中心をスッと示している。彼女の生来の華かさはジャズクラブでもキラリと映える。
続いてファンキーなバンドアンサンブルに乗せて、さまざまなダンススタイルが披露される。生音にMiyuのステップと笑顔が軽やかに反応する。さすが、バトルで鍛えてきただけあり即興は彼女の真骨頂だ。動きの幅と表現の多彩さと共に、この日のライヴを誰よりも楽しもうという、彼女の覚悟とも言える姿勢が見えてくる。

