【Sony SRS-XV800×Jenes 】Jenesが語る、ダンスと“音”
世界を舞台に複数のタイトルを獲得し、国内外のダンスバトルジャッジやバトラー、インストラクター、イベントオーガナイザー、ダンス公演の演出など幅広く活躍するJenesにダンスと“音”の関わりについてインタビューを試みた。
ダンスに打ち込んだ大学サークル時代
STAFF
Jenesさんがダンスを始めた頃は、どんな環境でしたか?
Jenes
18歳の時に大学のダンスサークルでダンスを始めたのですが、当時は夢中でダンスに明け暮れていていました。食うか・寝るか・踊るかの生活で、1日平均10 時間くらいは踊っていたと思います。一人でする練習が基本でしたが、友達とセッションできるチャンスがあればできるだけ誘うようにしていました。定期的に友達に見てもらうことで、自分が練習した事を試しながらフィードバックして…を繰り返していましたね。
STAFF
ダンスサークルでダンスを始めたんですね。
サークル活動の中で、何か苦労したことや困ったことはありましたか?
Jenes
セッションするときは小型のポータブルスピーカーを使っていたのですが、屋外で練習することが多く、外の雑音でなかなか集中できなかった記憶があります。とはいえ、今となっては小さい音に必死に耳を傾けながらセッションしたのも、いい思い出です(笑)
音楽が体をグルーヴさせる源
STAFF
Jenesさんにとって“音”とはどんな存在ですか?
Jenes
難しい質問ですね(笑)
空気の振動が鼓膜や肌に伝わって振動して、共鳴するというか。月並みな表現ですが、本当にその言葉通り。身体だけでなく心まで振動を感じて、流れに任せて身体が動いていく感覚です。受動と能動の狭間の感じ。
音楽が体をグルーヴさせる源です。音楽にすごく詳しいわけではないですが、移動中も家事をするときもレッスンでも、生活の中で音楽は常に近くにありますね。
STAFF
ダンスをするとき、“音”こだわるとどんな良いことがあると思いますか?
Jenes
音質が良かったり大音量で音圧が強いと、ヒットが入りやすくなったり、身体が勝手に動く感覚があります。反対に音が割れたりキンキン聞こえてしまったり、左右の音のバランスが悪かったりすると気が散ってしまって、むしろ音楽を止めてほしくなる感覚は、皆経験があると思います。
ヘッドフォンで聴いていた音楽をステージに立って会場のスピーカーで聴くと大きなギャップを感じることも多々あります。音響設備や、それに合わせた音源のマスタリングの大切さは、単独公演やイベントオーガナイズの場面で痛感しています。
STAFF
理想の音環境とはどんな環境でしょうか?
Jenes
単独公演の際、上下左右の“音”のバランスを考えながら壁との距離や反響の具合を計算してスピーカーを配置して、各音域の鳴り方を別々に聴いて音源のバランス調整を施した空間を作ってくれたりしたとき、ステージ上のどの場所で聴いても同じ聴こえ方で心地良くバランスの良い音楽が全方向から入ってくる感覚を味わったとき、本当に感動しました。踊っていて最高に気持ち良かったです。
ステージで踊っているとよくあるんですけど、オーディエンス側の音がとても大きく、ステージ上の自分に返ってくる音が小さかったり、左右の音のバランスが崩れていると不安になったりしますね。
ダンス環境に最適 Sony SRS-XV800
STAFF
実際にSRS-XV800で“音”を聞いてみていかがですか?
Jenes
サークルで育ってきた自分としては、自分が学生の時にこれがあってほしかったなと思いました。体育館サイズでも十分な音量と音圧ということで、このスピーカー一台あれば、ダンスサークルで必要な音環境は十分に揃いそうです。
音質もとても良くて、特に重低音が綺麗に聴こえるのが印象的でしたね。“音”が体に面でぶつかってくる嫌な感覚ではなく、3Dの立体で体に入ってきて、体を動かしてくれる心地良い感覚があります。
それに、ダンスサークル時代に使っていた持ち運びスピーカーではバッテリー残量や、給電用のコンセントの近くにスピーカーを置くことを常に気にしていましたが、このスピーカーはBluetooth対応かつバッテリーが25時間持つらしいので、そう いった心配もなくなりそうです。
STAFF
特に魅力に感じたポイントはどこですか?
Jenes
“音”が全方位的に広がって、どこにいてもしっかり聴こえる作りになっているのがとても魅力的ですね。ダンス中は動き回るので。 大人数でのワークショップや野外バトルでも場所によって音が小さかったり、聴こえ方が違ったり、大音量にすると割れてしまったり、ということはあるあるなのでその解決にもなりそうです。
STAFF
とても役に立ちそうですね。
Jenesさんの経験から、どういった場面でこのスピーカーが活躍しそうでしょうか?
Jenes
持ち運び用のキャリーホイールがついているし防滴対応なので、野外での活動にも使えそうですね。 海外を旅していた時に、路上パフォーマンスで投げ銭を入れてもらう「バスキング」で生活していたことを思い出しました。
このスピーカーを相棒に、また参加してみたいですね。
外部入力端子も充実していて、マイクを2本繋ぐことができ、音楽の音量とマイク音量が独立して調整できるので、野外のダンスキャンプで音楽を流しながら、海外ダンサーと通訳でマイクをそれぞれ持ってワークショップを行ったり、バトルでのジャッジのコメントで、いちいちマイクを渡しにいく手間がなくなりそうですね。
バッテリーにもなる(おすそわけ充電)とのことで、スマホを充電しながら音楽を流せるのはすごい。
キャンプなんかに持っていくのもすごくいいと思います(笑)
ダンスパフォーマンスやイベントをしようと思うと、色々準備をしなくてはいけないと思いますが、このスピーカーは音響周りの機能をこれ1台でまかなってくれるので、費用面でも節約できると思うし、持っておいて損はないと思います。
良い“音”がダンスパフォーマンスを上げる
STAFF
Jenesさんが今後目指すところがあれば教えてください。
Jenes
良い音環境で踊るということは、オーディエンスにも細かな“音”のニュアンスが伝わるので、ダンサー個人の流れている音楽の感じ方や捉え方、それらを表現する方法や緻密さが如実に問われるようになっていくと思います。
“音”が自分を動かしてくれて、自分はその“音”に寄り添って表現する。良い“音”がダンスパフォーマンスをより良いものにしてくれると思うので、自分は流れている音楽に相応しいクオリティのダンスができるダンサーでありたいです。
STAFF
このインタビューを見てくれているダンサーに向けて一言お願いします。
Jenes
ダンサーであれば、楽曲にこだわるのはもちろんだと思いますが、その楽曲をどういった音環境で流すかも大切にするべきだと思うので、スピーカー選びからこだわるべきだと思います。Sonyのパーティースピーカー、SRS-XV800はダンサーに必要な音環境をこれ1台で適えてくれる、ダンスをするには十分すぎる音環境が詰まっているスピーカーだと思うので、特にダンスサークルにはこれ一択。必ず1台持ってほしいですね。