ミュージカルの名作「RENT」が初の日米合同キャストで上演!形を変え愛され続ける人気の秘密

名作ミュージカル「RENT」が初の日米合同キャストで上演!キャストプロフィールや楽曲の魅力を紹介し、この作品が愛され続ける理由に迫ります。

ミュージカルの名作「RENT」が、初の日米合同キャストで上演されます。1996年にオフブロードウェイで初演され、瞬く間に大ヒットを記録した「RENT」。多彩なキャラクターたちが織り成すストーリーは、多くの観客に感動を与えてきました。

今回の公演では、日米の才能が一堂に会し、新たな化学反応を生み出すことが期待されています。本記事では、そんな日米合同主要キャストのプロフィールや、「RENT」の魅力を語る上で欠かせない楽曲の紹介などを交え、このミュージカルが愛され続ける理由に迫りたいと思います!

  1. ブロードウェイミュージカル「RENT」とは?
  2. 日米合作ブロードウェイミュージカル「RENT」がこの夏やってくる
  3. 注目のキャストを紹介!
    1. 山本耕史
    2. クリスタル・ケイ(Crystal Kay)
    3. アレックス・ボニエロ(Alex Boniello)
    4. チャベリー・ポンス(Chabely Ponce)
    5. ジョーダン・ドブソン(Jordan Dobson)
    6. アーロン・A・ハリントン(Aaron A. Harrington)
  4. RENTを彩る楽曲はどれもおしゃれ!
    1. Seasons Of Love
    2. Take Me or Leave Me
    3. La Vie Boheme
    4. One Song Glory
  5. 歌い継がれる名曲は聴き比べも面白い
    1. Pentatonix Performs / Seasons of Love
    2. Frankie Grande ft. Ariana Grande / Seasons of Love
    3. Vanessa Hudgens & Kiersey Clemons / Take Me or Leave Me
    4. RENT (2008 Broadway Cast) / Take Me or Leave Me
  6. まとめ

ブロードウェイミュージカル「RENT」とは?


「RENT」は、1996年にオフブロードウェイ(ブロードウェイより小規模な舞台公演)で初演されたミュージカル作品です。その後、大ヒットとなり、ブロードウェイでもロングラン上演を果たしました。プッチーニのオペラ「ラ・ボエーム」を現代のニューヨーク・イースト・ヴィレッジに置き換え、HIV/エイズと格闘しながら夢を追いかける若者たちの姿を描いた作品です。

ストーリー

舞台は1990年代後半のニューヨーク・イースト・ヴィレッジ。主要なキャラクター、映画製作者のマーク、元ロックミュージシャンのロジャー、ダンサーのミミ、コンピューター教授のコリンズ、そしてドラマーのエンジェルなどです。彼らはそれぞれの夢を追いながら、愛と友情を育み、困難を乗り越えようと奮闘します。

ミュージカルの音楽

ロック、ポップス、ゴスペルなど様々なジャンルの音楽を取り入れた、エネルギッシュでソウルフルな楽曲が特徴です。中でも、「Seasons of Love」はミュージカル史上最も有名なナンバーの一つとして知られています。

日米合作ブロードウェイミュージカル「RENT」がこの夏やってくる

2024年夏に日米合作のブロードウェイミュージカル「RENT」が上演決定。この公演は、名作「RENT」を日米合同キャストで新たに蘇らせるもので、全編英語で上演され、日本語字幕が付きます。東京公演は2024年8月21日から9月8日まで東急シアターオーブで、大阪公演は9月11日から9月15日までSkyシアターMBSで行われます。

主なキャストには、1998年の日本語版初演でマーク役を演じた山本耕史が26年ぶりに再びマーク役として出演し、ロジャー役にはブロードウェイで活躍するAlex Boniello、モーリーン役にはCrystal Kayがキャスティングされています​。

注目のキャストを紹介!

山本耕史

山本耕史(やまもと こうじ)は、日本の俳優、歌手、そして声優として知られています。1976年10月31日に東京都で生まれ、子役としてキャリアをスタート。舞台、テレビドラマ、映画、声優業と幅広いジャンルで活躍し、特にNHK大河ドラマ「新選組!」での土方歳三役で広く知られています。

彼はまた、1998年のブロードウェイミュージカル「RENT」の日本語版初演でマーク役を務め、その後も多くの舞台作品に出演しています。多才な演技と歌唱力は多くのファンに支持されています。

クリスタル・ケイ(Crystal Kay)

クリスタル・ケイ(Crystal Kay)は、1986年2月26日に神奈川県横須賀市で生まれの、日本のR&B歌手および女優です。1999年に「Eternal Memories」でデビューし、その後、「Boyfriend -part II-」や「恋におちたら」などのヒット曲で大ブレイク。日本の音楽シーンで確固たる地位を築きました。

近年では、ブロードウェイミュージカル「ピピン」の日本語上演版にも出演し、多才な才能を発揮。今回日米合作「RENT」でモーリーン役にも抜擢されました。

アレックス・ボニエロ(Alex Boniello)

アレックス・ボニエロ(Alex Boniello)は、アメリカの俳優、歌手、脚本家、トニー賞受賞プロデューサーです。彼は特にブロードウェイミュージカル「ディア・エヴァン・ハンセン」でコナー・マーフィー役を演じ、広く知られています。

さらに、Netflixの映画『Love & Gelato』や「Marvel ジェシカ・ジョーンズ」などにも出演。また、トニー賞受賞作「Hadestown」の共同プロデューサーとしても知られ、舞台や映画、テレビで多才な才能を発揮しています。

その他にも、絵本『A Case of the Zaps』の執筆、またソングライターとして曲提供や編曲など、その活躍ぶりは多岐にわたっています。

チャベリー・ポンセ(Chabely Ponce)

チャベリー・ポンセ(Chabely Ponce)は、フロリダ州マイアミ出身のキューバ系アメリカ人の女優です。彼女はNew World School of the Artsを卒業し、舞台芸術に対する情熱と好奇心から俳優の道を進みました。

特にミュージカル「RENT」でのミミ・マルケス役で注目を集め、シアター・アスペン(コロラド州アスペンの劇場)での公演でも同役を演じました。

また、『ロミオ&ジュリエット』(テキサス・シェイクスピア・シアター・カンパニー)ジュリエット役など、他の舞台での活躍歴も持った人物です。

ジョーダン・ドブソン(Jordan Dobson)

ジョーダン・ドブソン(Jordan Dobson)は、アメリカの俳優、歌手であり、舞台を中心に活動しています。フィラデルフィアのテンプル大学でミュージカルシアターを学び、その後様々な舞台で活躍しています。

特にブロードウェイ「ヘイディズタウン」のオルフェウス役、「シンデレラ」のセバスチャン王子役、「ビューティフル・ノイズ」のシロ役など、数々の主要な役を演じてきた活躍歴を持ちます。

また、Netflixの映画「Maestro」にも出演し、映画界でも活動の幅を広げている名俳優です​。

アーロン・アーネル・ハリントン(Aaron A. Harrington)

アーロン・アーネル・ハリントン(Aaron A. Harrington)は、アメリカ・ノースカロライナ州ダーラム出身の俳優。シャウ大学でマーケティングを学び、ニューヨークに移ってから演劇の道を本格的に追求するようになりました。

「RENT」20周年記念ナショナル・ツアーでは、最初のトム・コリンズ役に抜擢され、他主要な出演作には、「リトルショップ・オブ・ホラーズ」や「Gun & Powder」などがあります。

また、映画「INFLUENCE」への出演歴もあり、劇場以外でも俳優として活躍しています。

次ページでは、RENTを彩る主要な楽曲の紹介と、名曲聴き比べ紹介をお送りします!

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