ダンスの新たな可能性へ、OBA(Rhythmalism)がドラムとのセッションを披露。その想いとは
独特な発想力とそれを表現する間違いないスキルでコンテストやバトルで活躍をみせるRhythmalism。昨年行なわれたダンスコンテストTOKYO DANCE DELIGHTでも三位に入賞し、久しぶりにみせた本気パフォーマンスは話題となっていた。
そんなRhythmalismのメンバーであるOBAが、BoAのツアードラマーでもある神田りょうとのセッションを披露し、その動画が公開された。
これまで紹介してきたダンス動画とは極めて異質なものとなるこのパフォーマンスには、一体どのような想いが秘められているのだろうか?OBAのダンサーとしてのその先とは?今回、DewsではOBA本人にインタビューすることに成功した。
・このような試みをしようと思ったきっかけ
父がドラマーということもあり、ダンスを始めた当時から生演奏での踊りは身近にありました。そこから本格的にダンスを始めてから既存の音楽でのダンスが当たり前になっていきましたが、そこには根源にあるライブ感、即興感の空気はありませんでした。ストリートダンスを踊る上で、音楽は欠かせません。更には音楽の醍醐味の1つにライブがあります。即ち生演奏です。そしてダンスはライブによる体感が全てと言っても過言ではありません。しかし最近では動画の普及により様々なダンスの可能性が広がりをみせています。そのなか、僕は改めてダンスの根源にある[体感]の必要性を感じ、既存の音楽ではなく生演奏による極めて体感性が強い試みとしての“ガチセッション”を再始動しました。
・このセッションから何を伝えていきたいか
10年前からTAPとのセッションやビートボックスとのセッションをしてきたため往来の即席セッションの域を超えて、セッションでしか成し得ない境地を感じ初めています。もちろんセッションとは今すぐに出来るものなのですが、ジャズトリオを例にすると分かりやすいように互いの表現の出会いを深めれば深める程、ただの即席セッションから徐々に見せ物としてクオリティが上がっていき、新たな分野としての境地に到達すると感じています。
僕自身のダンスの可能性をどこまで追求できるか、その事を深く考えていた中でダンスの本質の1つにコラボレーションがあると再認識しました。
それは、ストリートダンスですと音楽がないと踊れない、そして身体表現においてもその場その空間に影響を受けています。絵画や音楽等の表現全般にも言えてるのかもしれませんが、ダンスは形に残りません。ダンスというのは表現分野のなかでも唯一、作者と作品が同じです。即ち、ここにある身体1つで成り立つ芸術表現であるが故に、身体表現というのは必ず音楽や更には空間そのものと、何かしらの環境に依存しています。
なので、僕自身のダンスの可能性を追求する上で自身の身体性を追求するのと同時に、様々な分野とのコラボレーションによる可能性開拓が必須だと感じています。
今回はダンサーにとって身近であるミュージシャンとのコラボですが、これからは最早これとコラボするの?!みたい次元での新たなコラボレーション(舞台映像とか3Dとかじゃありません)に挑戦してダンスの可能性を発信し追求していきたいと思っています。
