ダンサーならではの業界用語?まとめ。これであなたも向こうの世界に…
今日は、ダンサーやラッパー、クラブシーンでよく使われるアメリカから来た本場のヒップホップ用語や和製英語等を紹介してみましょう。クラブシーンを飛び出して共通語になっている物もいくつかあります。果ては共通する合い言葉みたいな物を共有することによって友達が増えるかも知れませんね。
●ディスる
こちらは殆ど共通語になっていると思いますが、元々はラッパー同士のバトル等で生まれた「Disrespect(ディスリスペクト)(蔑む、無礼な事を言う(する)」の略語で「Diss」や「Dis」と当時のアメリカのラッパー同士で言われていた言葉が日本に入って来て使用されているモノです。
例文:①僕は今日、友達だと思っていたダンサーに激しくディスられた。
:②僕には物凄く大切な先輩をたまにディスってしまう癖がある。
●レペゼン
チームコールやダンサー紹介時に使われる事が多いので耳にする人も多いかと思いますが、こちらの語源は「Represent(リプレゼント)(〜を代表する、〜を象徴する)」を早口で言ったものが語源です。なので、「レペゼン●○●○!その名も■□■□!」というと、「●○を代表する■□」という意味になります。
例文:①あ、私はレペゼン東京のダンサー、田中(仮名)と申します。
:②え、俺っち?レペゼン渋谷のあっくん(仮名)でぃーす☆
●ドープ
こちらは正式な英語にもある言葉です。が、本来「Dope」というのは「麻薬」という意味を持つみたいですね。こちらの世界での用途としては「超イケてるわ」や「お前超(良い意味で)バカだな」等、とにかく表現しがたい喜びや感動を表す時の褒め言葉として使います。
例文:①ドープ過ぎる仲間に恵まれている僕は、皆からもドープだと思われているだろうか。
:②HIP HOPが好き過ぎて自宅の部屋に土足で入るなんて、なんてドープなんだ。
●バイト
アルバイトではありません。本来は「Bite(バイト)(噛む)」が語源ですが、意味合い的には「パクる」ということです。ラッパーのリリック(歌詞)やダンサーの、その人オリジナルの技をコピーする、パクるといった時に主に使用する様です。なのでカカシ先生はさしずめバイト忍者といったところでしょうか。一気にカッコ悪くなりますね。筆者はダントツ彼のファンですが。
例文:①隣街のスタジオが、僕のスタジオの経営方法をバイトした。
:②バイトしてきたあいつのダンスは、僕より完成度が高かった。

