TAISUKE & ISSEIの初対談が実現!世界のトップを走る二人の想いとは?

数々の世界大会で実績を残す日本を代表するB-BOY TAISUKEとISSEI。 間違いなく日本を代表するB-BOY二人にスペシャルインタビューを敢行。

TAISUKE
あ、自分の動画はみますよ(笑)。あの時どういう踊りしたかな、と思い出したいときもあるので。
ナルシストではないのですが、その時考えてたことなどを思い出したい時に見ます。

ISSEI
そうなんですね。逆に僕はめっちゃ見ますね!
でも、自分の動画を見て、そのとき考えてたことを思い出せないときのほうが多いですね(笑)。

STAFF
そういうことなんですね。映像でも、生でも色々とバトルを見ているお二人ですが、ここ最近で一番印象に残ってるバトルなどありますか?

TAISUKE
今年は、ソロバトルにあまり出ないようにしてるから、日本の中でのバトルという締めくくりはこいつとでしたね。相変わらずブイブイ言わせてきましたね(笑)。

ISSEI
いやいや。そんなことないですよ(笑)。

TAISUKE

でも、今年のDANCE@LIVEに関しては思いのあるバトルはありますね。KATSUYAともバトルしましたが、KATSUYAとは色々と言い合った中だからこそ、2人にしかわからないものもあったので、印象的なバトルでした。

ISSEI
そうだったんですね。自分もDANCE@LIVEはめちゃくちゃ楽しかったですね!各地の予選から出てたのですが、各地区で毎回同じチームメイトのRYOと当たることが多かったです。北海道予選で当たって、次の日に九州予選で当たったりもしました(笑)。両国国技館では、去年は準決勝で、今年は1回戦目でRYOと当たりすごく緊張しました。

RYOは幼なじみなんです。小さい頃からずっと一緒にいて、高校も一緒で、チームも一緒で、本当にずっと一緒にいる仲間とのバトルは本当に緊張します。

STAFF
2年連続での決勝で会場もすごく歓声がありましたけど、ステージ上に立っていた2人だからこその対峙してる瞬間のお2人の気持ちはどのようなものでした?

ISSEI
もう、世代交代してやる!勝ってやる!という気持ちでした(笑)。去年負けてるからこそ、今年は勝ちたい。ボコボコに倒してやる!という気持ちで立ってました。そういう思いを持っていたので、今年も決勝で当たれてよかったです。テンション上がりましたね!

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STAFF
見てる人でもテンションが上がった人は多かったと思います!TAISUKEさんは、あの場でメラメラと燃えるISSEIさんのオーラなどを感じましたか?

TAISUKE
すごい感じましたよ(笑)。対峙した瞬間、駆け引きをしましたけど、みてると、ISSEIにスイッチが入った瞬間がみえましたね。どう踊ってくるのか?というドキドキ感がすごいありました。意外とあのスイッチの瞬間がコワいというのはあります(笑)。去年とは全然違い、自信に満ち溢れてた目をしたました(笑)。

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ISSEI
去年はめっちゃ緊張してました(笑)。今年はまだ去年よりは緊張してませんでしたが、どちらにせよ緊張はしてました。TAISUKEさんは、いつも落ち着いてるから、去年と、対峙した時の感じは、特に変わっていないと思います。いつも通りでしたけど、逆にそれで良かったです。とにかく楽しかったですね。

STAFF
そうなんですね。2人の空間に会場は夢中になっていた雰囲気があったかと思います。TEAM G-SHOCKとしてお互い同じ活動の中におりますが、プライベートでは2人で遊び行くことなどありますか?

TAISUKE
まだないかな。ISSEIが東京来た時に、飯食いに行きたいなら連れていくから、その時は連絡して。と、言ってあります(笑)。

ISSEI
行きたいですね!まだ行ったことないので一緒に行ってください!(笑)
でも、お互いスケジュールが合わない時のほうが多い気がします。

TAISUKE
俺は常にISSEIに対しては、頑張れと思ってるし、応援してます。昔は全員嫌い!という勢いで違いましたねけど、今は全然変わりましたね。
自分の後継者じゃないですが、追ってくる人がいることは嬉しいので。大事さも痛感しています。

海外に行かないとわからないですね。自分がこれだけ海外に行ってて、後釜がいないと自分はどうなるんだろうと。シーンはどうなるんだろう。と。

STAFF
他の国でもそういうケースはあります?

TAISUKE
KIDSの育っている国が少ないので全然ありますね。ISSEIとかの年、俺が活躍してた小さい頃の年、などの年代はいないですね。17とか18でどんどん活躍してる国は少ないですね。

ISSEI
確かにいないですね。逆にどこが栄えているのか、というくらい。アメリカとかですかね?

TAISUKE
アメリカとか、ヨーロッパとかですね。でも、少ないですね。1名、2名とかで。この日本という国でどれだけの優秀なダンサーがいるかと。ISSEIの下もいっぱいいますし。SHOSEI。Shigekixとか。

ISSEI
もっと増えて欲しいですね!日本はいい流れだと思います!

STAFF
ちょっと話し変わりますが、G-SHOCKとして、どのようなことをして欲しいとか、活動としてなにかあれば…

ISSEI
REAL TOUGHNESSみたいな、もっと大きいイベントやって欲しいですね。
イベントもっと増やして欲しいな、と思います。大会だったり、呼んでもらえる機会を増やして欲しいなと。

TEAM G-SHOCKのきっかけがREAL TOUGHNESSだったので。その時は優勝もしてなかったですし。G-SHOCK入って、色んなカルチャーと絡む事が多かったので、他の人とももっと色々やっていきたいですね。
もっといろんな人に知ってもらえるきっかけをつくってもらえれば嬉しいです。

TAISUKE
なるほどね。何事にも明確にして欲しいですね。イベントやるにしても、準備が遅かったり、オリジナルって言いつつもやりきれてない部分もあると思うし、やるって決まっているなら、どんどん教えて欲しいし、自分達が頑張るためにも出来るし、色々協力もできるし。

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そういうケアの仕方もあるし、アスリートという人間として自分達を見てくれてるとは思うけど、そこももう少しわかって欲しいなと。例えば、他にもたくさんアスリートいますが、アスリート同士の交流が意外に少ないですね。アングラの種目に関しては近いかもですが、それ以外のサーフィンとか接点がなかったりしますが、紹介とかされますが、接点がないので、薄くなります。

TEAM G-SHOCKとして、同じコミュニケーションできますし、サーフィンとかの大会にも呼んで欲しいし、同じチームとして、アスリートをみておくこともできるし、身内として、知っておきたい、というのもありますし、もっと知りたい、コミュニケーションとりたいですね。それをみることで、自分達がどうしたらいいのかとか、感じることができるのかと思います。

日本のトップ2人がいる、ということも重要性も感じて欲しいですね。他の企業にも分からないものだと思います。
この2人と一緒にやっているということをもっと大事に。表向きにもっと謳ったほうがいいと思います。

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