ダンサー「Mark Marvelous」インタビュー。KENTO MORIプレゼンツ「伊勢志摩ダンスサミット」に向けて

2016年7月30日、31日の二日間、世界トップの海外スターダンサー達がKENTO MORIプロデュースのもと、伊勢志摩サミット開催地において、「伊勢志摩ダンスサミット」に参加。
本日はそのゲストダンサーに名を連ねるダンサー”マーク・マーベラス(Mark Marvelous)”氏にお話をお聞きした。

と、その前に、KENTO MORI氏がDewsに向けてマーク・マーベラス氏の紹介をしてくれたのでお届けしよう。

マーク・マーベラス(Mark Marvelous)
彼は現在アッシャーの振り付けを担当していて、アッシャー(Usher)の専属ダンサーを最も長く担当した人物でもあります。
他にも映画”Step Up”シリーズやリアーナ(Rihanna)、ブリトニー(Britney Spears)を始め数々のトップアーティストが信頼を寄せるとても素晴らしいダンサーで、僕とは2014,2015年のアッシャーの専属ダンサー、マイケル ジャクソン(Michael Jackson)のXscapeプロジェクトの際一緒にステージを共有しました。

そんな彼が今回このイベントに参加してくれることを心より嬉しく思います。

ダンサー、そしてダンスを愛する皆様、是非またとないこの機会に彼、そして彼と僕達のケミストリーを感じに来て下さい。

それでは改めて本編をお届けする。

本日はありがとうございます。早速ですが、今までに来日した経験はありますか?どの様なものでしたか?

日本には多分今まで三回位来ているんじゃないかな。最後に来たのが2014年なんだけど、それが僕にとって一番の経験だった。日本中を回って色んなところでレッスンをしたり沢山の人と会えたんだ。お城やお寺等にも行って日本の文化も学ぶことが出来た。僕は日本が大好きだし、HIP HOPとブラックカルチャーへの理解が深い日本の皆が大好きさ。

なるほど。それを聞いたら日本人ダンサーも喜ぶと思います!では、あなたとKENTO MORI氏との関係は?どの様にして出会ったのですか?

KENTOは腹違いの兄弟と言っても過言じゃない。本当に家族のような存在だよ。会うと何時間も話が止まらなくなるんだ(笑)。僕たちは同じ言語を共有しているし、自分がどうやったら今以上に進歩するか?そういう情熱をお互いに持っているんだ。最初に彼に会った(一緒に仕事をした)のは2010年の初頭なんだけど、僕は彼が2008年のMadonnaのSticky&Sweet Tourに出ていたことも知っていたし、実はその当時Usherのオーディションで初めて直接彼を見て本当に驚いたのを覚えている。その時は一緒にステージに立つことは無かったけど、神様がURXツアー(Usherの最新のツアー)で一緒に仕事が出来る機会を作ってくれた。今でも彼と一緒にツアーを回れたことを光栄に思うし祝福されていたと思ってるよ。俺は彼を誇りに思うし、大好きなんだ。

素晴らしい友情ですね。自分もツアーの映像を見せて頂きましたが本当に素晴らしかったです。他に好きな日本人ダンサーは居ますか?

Kento Mori、Yusuke Nakai、あとは無名(ウーミン)かな。僕はいつも新しい才能を探しているし、今回もそんなダンサーに会える事を楽しみにしてるよ。

ダンスを通じてあなたが伝えたい物とは何なのでしょうか?

今回の参加者の人達に僕から伝えたいメッセージは、Faith(信念、自信、信仰)とLove(愛)が君達の人生において最大かつ最も大事なことだということ。
何事も”Love”を持って行うことが出来れば必ず素晴らしいものになる。”Faith”を持っていれば君の技術も進歩するし、まだ知らない誰かが君を必要とするようになるし、今よりももっと高い場所に連れて行ってくれる。

このイベントについてどう思いますか?

伊勢志摩ダンスサミットは皆の想像力を再び高める為の初めての試みと言っても良いんじゃないかな。素晴らしいアイデアだと思うし、僕たちが描いた物が現実になる「魔法」が見れるのを楽しみにしてる。参加者の皆と映像撮影するというのも本当に素晴らしい事だよね。皆には一瞬一瞬を記憶に残して欲しいし、出来上がっていく過程を楽しんで欲しい。

ありがとうございます。では最後に、参加者とはどの様なコミュニケーションを取りたいですか?それと、日本のダンサーにメッセージをお願いします。

とにかく僕の魂と、僕がどこから来たのかを感じて欲しい。それこそが皆で楽しむ秘訣だと思うんだ。ダンスは皆が理解出来る一つの言葉だから。
日本の皆さん、本当に皆と会えるのが楽しみだし、このダンスサミットが皆の夢に向かう気持ちに影響を与えることが出来る様に願っています。

本日はありがとうございました。

イベントの詳しい内容や、前回のKENTO MORI氏のインタビューはこちらから。

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