プロダンサー「ISOPP」がリーダーたちに伝えたいチームワーク作りの秘訣

「結局どれだけ愛があるかどうかに関わってくるんです。どれだけ自分を消して、チームやメンバーのことを考えられるかに」

プロダンサーISOPP(イソップ)。
ブレイクダンス世界チャンピオンであり、HIPHOPカルチャーを体現する男、日本一学校を訪問したストリートダンサーであり、ダンス部大会ではいつも高校生の心に響くコメントを届けてくれる、ダンス界のレジェンドだ。

2000年代、日本から世界、アンダーグラウンドからメジャーまで活躍の場を広げる中で、いくつものチームを率いて、苦労を重ねながらも結果を生み出してきた。

ISOPPさんが過去にダンス部で行ったWS。自分のダンスの輝かせ方と、夢を叶えるためのメソッド講義の2本立て!

 

プレッシャー型のリーダーって?

 

「チームを率いていた時代は、誰よりも練習していたし、熱心に取り組んでいたし、実力でも誰にも負けていない自信があった。背中で見せる、は大前提で、まずはリーダーとしての実力と説得力があるべきだと思っていましたね」

だが、そうしているうちに、徐々にメンバーとの距離ができてしまった。「お前はできるから、いいよな」というような反発が起こり、そのことを理解しつつも、本番が近づくとメンバーにプレッシャーを与えていた自身の過去を振り返る。

「相当口うるさかったと思いますよ。最近、昔の自分にそっくりなリーダーの人を見て、“イヤだな〜、この人”って思いましたもん(笑)。尊敬や理屈ではなく、その人の与える恐怖でまわりが従っているだけで、タイミングが来たら、みんなその人から離れていってしまう。二流三流のリーダーは、心のどこかで下の者をバカにしているところがあるかもしれない。“自分はすごい”って気持ちをどこかで持っている。要は“自分”が出ている。だから、比較したり、威嚇したりするんですよ」

そんなチーム活動の中でも、自分の気持ちを理解し、ついてきてくれた人間の存在がありがたがったという。ISOPPさんの場合は、BRONXやPerfect Combustionなどのチームで共にしてきた「群青」さんだ。

「練習でもステージでも、やっぱり一人でやるより、人とやったほうがパワーが出る。群青はいつも僕と同じ気持ちで取り組んでいてくれたし、言葉で話さなくても通じているところがあった」

ISOPP&群青の息ピッタリの抜群のコンビネーション!

 

良いリーダーは「我を消す」

 

自分の熱が伝わる仲間を増やし、その輪を大きくし、熱を増幅させ、良い集団・強いチームワークを作る。その過程で必要なのは「愛」の気持ち、HIPHOPの「Peace, Love, Unity, Have a fun」の理念だ。

持ち前のパワーとインテリジェンス、ユーモアと熱いハート。圧倒的な個性でダンスシーンのいち時代を作ってきたISOPPさんは、命に関わる大病を乗り越え、今の世代に大事なメッセージを伝えていく。

「昔の僕に声かけるなら?ですか……やっぱり “我を消せ”ですね(笑)」

ダンスで個性は重要。だが、良いリーダーになるにはいかに自分を消すか?
他者を思いやるその姿勢が愛となって、想いが伝わる。良いチームワークの源になるのだ。

インタビュー&テキスト:石原ヒサヨシ(ダンスク!)


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▲全国のダンス部を周り、WSと講義で熱いメッセージを伝える。


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