【ダンス部大会のこだわり②】DCC〜漢字2文字の表現をダンスで競う
漢字2文字の表現をダンスで競う——
独自の審査基準と、華やかな演出で今年14回目を迎える
DCC(DANCE CLUB CHAMPIONSHIP:全国高等学校ダンス部選手権)
『ダンスク!』でも長きにわたって取材し続けているが、大会が増えてきたこのタイミングで、今一度のその独自性とこだわりを探っていきたい。
>>昨年のレポート記事/動画
インタビューに答えてくれたのは、主催のエイベックス・エンタテインメントの八幡さんだ、
インタビュー&テキスト:石原ヒサヨシ(ダンスク!)
合言葉は「高校生ファースト」
「第1回目の開催が2013年、その頃はまだダンス部の数も少なく、取り巻く状況も今ほど恵まれていなかった覚えがあります。その後、2022年の10回目を記念大会として、それまでの3,000人規模の会場から、現在の8,000人規模の有明ガーデンアリーナへ移して開催しています」
DCCの合言葉は「高校生ファースト」。
参加者にとって、DCCが参加しやすい大会で、一番の思い出になることを目指している。
「各校のパフォーマンスだけでなく、各校のリーダーたちによるショーケースや、DJ KOOさんによるDJ タイム。また昨年からは、大会翌日に後夜祭を開催し、各校ダンス部の交流の場も作っています。競い合うだけでなく、ダンスを通じて輪が広がる——それもダンスの本質的な良さだと考えています」
他に「高校生ファースト」の表れとしてあるのが、無料エントリーとオンライン予選だ。
オンライン予選は、コロナ禍のオンライン開催のノウハウが活かされ、極力フェアな状況下でエントリーできるレギュレーションを敷いている。
日程や地域の問題で予選に参加できない学校にはありがいことであるし、また地方予選との併願もできる。
「あとDCCがこだわっているのが審査員です。第一線で活躍しているダンサー、各ジャンルの実力派、経験豊富なベテランなど、さまざまな作品の審査に対応できるラインナップだと自負しています」
また1st StageとFinal Stageで審査員が異なるのも特徴。優勝するためには、2つの審査員グループから、安定感をもって評価されなければいけないのだ。
「審査基準は、技術、独創性、そして表現力で、表現力の得点配分が高いのが特徴です。ダンスは技術も大事ですが、何をどう表現するのか?を考えるプロセスこそが、これからの時代に必要な能力だと思いますし、そこに教育的意義があると考えています」
>>後半へ:他の大会について思うこと



