「保育と二足で歩む、唯一無二のダンサーに。」 ダンサーFUKA、NAIL the NAME最終オーディション直前インタビュー

ダンサーKANUがプロデュースするD.LEAGUE26-27の新チームオーディションがいよいよ終盤を迎える。応募者332名の中から最終選考に残ったのはわずか20名。その中に、圧倒的なダンススキルと、周囲をパッと明るくする天真爛漫なキャラクターで注目を集めるダンサーFUKAがいる。保育とダンスを両立する彼女が、なぜ今D.LEAGUEの舞台を目指すのか。最終審査を目前に控えた今、オーディションを通して生まれた変化と、胸の内にある率直な想いを訊いた。

FUKA Instagram:@fuka_hemhem

 

◼︎「やっぱりダンスしかない」と気づいたブランク期間

― まずはダンスの経歴と、オーディションに応募したきっかけを教えてください。

ダンスを始めたのは、姉の影響でした。最初は姉と一緒にチアダンスをやっていましたが姉の方が褒められることが多く、私自身はあまりハマれなくて..。そんな時、地元で開催されたヒップホップの体験会に参加したんです。そこでは逆に、姉よりも私の方が褒めていただけて。それから「ヒップホップなら自分を表現できる、発揮できる」と夢中になっていきました。

中学1年生の頃には「将来はダンスで生きていく」と決めていましたが、18歳の時に一度、ダンスを辞めようと思った時期がありました。その時は、精神的に落ち込んでしまって。「もうダンスから離れよう」と思い、子供が好きだったこともあり、保育の学校に通い始めました。

― 進学をきっかけに、しばらくダンスから離れていたのですか?

そうですね。ただ、「ダンスを教える時に子供の心理を知っていれば応用できるかも」という思いもありました。でも、いざ離れてみると、テレビから流れる音楽や、ショップで耳にするリズムに、どうしても体が動いちゃうんです。その時に「自分にはダンスしかないんだな」と痛感しました。それから、以前よりももっとダンスが大切で、大好きなものになりました。約1年間のブランクを経て、19歳の時に改めてダンスの道に戻りました。

このオーディションは、たまたまInstagramで募集要項を見たのがきっかけで応募しました。その紹介文に「自分がこれまで見てきた景色や感じてきたもの、センスが、チームを生かす力になる」という趣旨のことが書いてあって。ブランクがあった頃の苦しさや、そこから這い上がってきた自分の経験も無駄じゃないんだ、救われるんだ、と感じて強く惹かれました。

ただ、最初は葛藤もありました。プロデューサーのKANUさんは私とはジャンルが違いますし、自分がついていけるのか、大丈夫なのかという不安は大きかったです。D.LEAGUEという舞台への興味はありましたが、これまでの他のオーディションには「ここじゃなきゃいけない」という強い気持ちが持てなく応募してきませんでした。でも、このプロジェクトのコンセプトには、初めて「挑戦したい」と強く思い、応募しました。

 

◼︎スキルチェックでの悔しさ「自分らしさ」への気づき

― オーディション期間中、最も自分らしくいられたと感じる場面はありましたか?

ダンスの面で言えば、ソロパートや、自分で振付を担当したパートを踊っている時は自分らしく表現できているなと感じました。内面的な部分では、メンバーとダンスについて話し合う時ですね。私はダンスに対して常に誠実でありたいと思っているので、意見を交わす場では、自分の考えを素直に伝えることを意識しています。私はチームをぐいぐい引っ張るリーダータイプというよりは、一歩引いて全体を俯瞰していることが多いです。中立な立場でみんなを見ていて、何か良いアイデアを思いついた時に、バシッと提案する。そうやってチームに貢献している時は、自分らしいなと感じます。

― オーディション期間中に落ち込むことはありましたか?

4次審査のスキルチェックの時にありました。5つのジャンルの審査を受けた後にフィードバックをいただいたのですが、自信のあるジャンルでも、納得のいく評価が得られなくて。自分では悔いなく踊りきった、満足のいく踊りができたと思っていたのに、評価がそれに比例しなかった。あの時は、正直かなり落ち込みました。

― そこから、どのようにして立て直したのでしょうか?

「この評価が全てではないけれど、今の自分に何が足りなかったんだろう」と冷静に考え直しました。悔しいけど、評価をいただいたということは、そこを改善すればもっと伸びるチャンスがあるということ。そう考えたら、変に落ち込んでいる暇はないなって。悔しさが「燃えてやる!」というエネルギーに変わっていきました。

また、仲間の存在にも救われました。4次審査で、私がベースを作ったダンスブレイクの振付に対して「もっとキャッチーな要素を」とアドバイスをいただいたことがあったんです。「もっとこうすれば良かったかな」と一人で抱え込みそうになった時、チームのみんなが「大丈夫だよ、みんなで一緒にやろう」と声をかけてくれて。その瞬間、このチームで本当に良かったと心から思えました。

 

◼︎︎プロデューサー KANUの印象

― プロデューサーのKANUさんは、会う前と今では印象は変わりましたか?

実は、まだKANUさんにも伝えてないのですが、ダンスのイベントで一緒に写真を撮ってもらったことがあります。私が中学生の頃で、当時からKANUさんのことが大好きで、憧れの存在でした。その時は「クールでかっこいい、素敵なお姉さん」という印象でしたが、オーディションを通して向き合ってみると、印象はより深まりました。

すごく人間味に溢れていて、面白くて、優しくて、でもダメな部分ははっきりと言ってくださる。一人ひとりの踊りを本当に真摯に見てくださっていて、当初の「クールな憧れの人」というイメージ以上に、深く知ることができたと感じています。

― KANUさんからの言葉で、特に心に残っているものはありますか?

個別のフィードバックの時、「エース力がある」「(あなたのダンスが)本当に好きなんだよね」と言っていただいたことです。私はどうしても自分の内面に対してネガティブになりがちで、自信を失うこともあるのですが、そんな私をちゃんと見て、プラスの言葉をかけてくださったことが本当に嬉しくて。

また、スキルチェックの際も「楽しんでやっていきましょう!」と言ってくださったおかげで、変に固くならずに、ダンスが大好きだという純粋な気持ちで踊ることができました。KANUさんと接するようになってから、少しずつですが、自分の内面も前向きに変化してきているのを感じています。

 

◼︎FUKAの強み|チームで発揮したい個性

― ご自身の個性をどうチームに活かしたいと考えていますか?

ファッションや音楽性において、流行に左右されない独自のこだわりを持っています。ファッションなら、アースカラーや泥臭い色味に、女性らしいラインやインディアン柄のようなエッセンスを加えるスタイルが好きです。髪型のパーマも、2年ほど続けている私のアイコンになりつつあると思ってお気に入りです。

ダンスの面でも、国内外問わず様々なアーティストから影響を受けています。Erykah BaduやSZAのような音楽性が好きですし、ダンサーとしてはchibisakuさんのスタイルを尊敬し、自分なりに昇華しようと努めています。

それから、私にはもう一つの顔があります。今は保育園でパートとして働きながら、このオーディションに挑んでいます。朝から昼過ぎまでは保育の現場で子供たちと向き合い、夜から深夜にかけては全てをダンスに注ぎ込む。この生活で培ったタフさや、様々な角度から物事を見る視点は、チームの中で私だけの強みになると信じています。

 

◼︎︎最終オーディションへの意気込み

― 332名の応募からファイナリストの20名に残りました。今の率直な気持ちを教えてください。

正直、ここまで残れるとは思っていませんでした。初めてのオーディションで、ジャンルの違いや自分のネガティブな性格もあって、どこかで「落ちるだろうな」という感覚がありました。でも、ここまで来たからには、もう受かるしかない。「ぶちかまします!」という覚悟です。

― もしD.LEAGUEのステージに立ったら、その姿を一番誰に見せたいですか?

もちろん家族や、これまで応援してくれた方々、生徒さんにも見せたいですが、大前提として「会場にいるすべての皆様」に見てほしいです。貴重な時間とお金を割いて足を運んでくださる方々に、私のダンスを届けたい。その一心です。

 

◼︎「挑戦」する理由

― 最後に、FUKAさんにとって「挑戦する」とは、どういう意味を持ちますか?

「自分が信じて突き詰め、表現してきたスタイルや音楽を誰かに届ける」ことです。ダンスは自己満足になりがちですが、私の踊りを見て誰かの心が震えたり、背中を押したりできたらいいなと思っています。私自身、ダンスからたくさんの元気と勇気をもらってきました。今度は私が、挑戦する姿を通じて、誰かに何かを届けられる存在になりたいです。

オーディション中は明るいムードメーカーと言われることもありますが、一人の時間は「押し入れみたいなオーラ」を放つほどネガティブになることもあります(笑)。でも、その二面性があるからこそ表現できる深みがあるはず。ネガティブな自分も、ダンスが大好きな自分も全てさらけ出して、最後まで走り抜けたいと思います。

 

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