「キャリア20年の節目で挑む最大の挑戦。」 ダンサーHINA.Y、NAIL the NAME最終オーディション直前インタビュー

ダンサーKANUがプロデュースするD.LEAGUE26-27の新チームオーディションがいよいよ終盤を迎える。応募者332名の中から最終選考に残ったのはわずか20名。その中に、凛としたクールな外見とは裏腹に、熱く冷静に自分を見つめるダンサーHINA.Yがいる。キャリア20年の節目に新たな領域であるD.LEAGUEという舞台になぜ挑むのか。最終審査を目前に控えた今、オーディションを通して生まれた変化と、胸の内にある率直な想いを訊いた。

HINA.Y Instagram:@hina.1787

 

◼︎自分に喝を入れるための挑戦

― まずはダンスの経歴と、オーディションに応募したきっかけを教えてください。

5歳になる頃に姉の影響で始めて、ダンス歴は20年程になります。気づいたら生活の一部になっていました。普段はダンスのインストラクターとしてレッスンをしたり、アーティストのバックアップとしてお仕事をいただいたりしています。でも、どこかで「このままでいいのかな」という思いがずっとありました。

お仕事をいただきルーティン化された日々を過ごしていく中で、怠けていたわけじゃないですが、刺激が足りないと感じていました。自分をワンステップ上に引き上げるというか、自分がメインとして輝ける場所が欲しいと感じました。自分にしかできない表現を、ちゃんと自分で掴み取りたかった。だから、あえて自分を苦しめるような、大きな刺激が必要だと思って、このオーディションへの参加を決めました。

― 参加を決めるまでに、迷いはありましたか?

実は、めちゃくちゃ迷いました。応募の前日まで悩んでいて。私は決断力がなくて、つい自分を守る方に逃げちゃう癖があるんです。でも、挑戦してマイナスになることは絶対ないし、刺激をもらえる場所になるはずだと思い「迷うなら挑戦しよう」と自分に言い聞かせました。最後は、仲の良い友達に飲みに付き合ってもらい、相談をして背中を押してもらったのも大きかったですね。

 

◼︎ポーカーフェイスの裏で、揺れ動く感情

― オーディション期間中、最も自分らしくいられたと感じる場面はありましたか?

オーディション期間中は、周りに年下の子も多いし、自分が年上として「しっかりしなきゃ、引っ張っていかなきゃ」って、どこか自分を作っていた部分がありました。そんな中、元々知り合いでずっと一緒に頑張ってきた同い年の子がいたので、その子の前では繕っていたものが剥がれて、一番素の自分を出せていた気がします。でも、その子は途中で落ちてしまって..。結構心は揺れ動きました。

特にオーディションの最初の1週間は、家へ帰ったらドッと疲れが出るくらい気を張っていたと思います。知らない子たちが多い中で、どう気を回せばみんなが居心地よく制作できるかとか、ずっと頭をフル回転させていました。私は元々、大人数で喋るのが苦手で、どちらかというと俯瞰でみんなが楽しんでいるのを見ているのが好きなタイプなんです。だから、リーダーよりは副リーダーとして、最後に一言「これはどう?」って提案するような立ち位置が、本来の自分にはしっくりくるんですよね。

 

◼︎予期せぬ評価で見えたもの

― オーディション期間中に落ち込むことはありましたか?

ジャンル別のスキルチェックの時、自分の得意とするジャズやジャズファンクのカテゴリーで、評価が落ちてしまった時にありました。最初の週にS評価をいただけていたのに、次の週の評価でガクンと下がってしまって..。正直、ショックでしたし、めちゃくちゃ焦りました。

― そこから、どのようにして立て直したのでしょうか?

まずは、なぜダメだったのかを徹底的に分析しました。自分のダンス動画を何度も何度も見返して。そこで気づいたのは、私のダンスは「綺麗に踊りすぎている」ということでした。クリアではあるけれど、爆発力が足りない。型にはまってしまっていて、個性が埋もれていたんです。自分に足りないものが明確にわかったので、それは大切な経験だったと思います。それからは、あえて自分の苦手な、ゆったりしたスローな曲以外のジャンルにも手を出してみたり、どうすれば安定感のある、深みのある動きができるかを研究したりして、意識的に練習の方向を変えていきました。

 

◼︎極限状態で生まれたメンバーとの絆

― 特に印象に残っているメンバーとのエピソードはありますか?

これはもう、間違いなく「高熱事件」ですね(泣)。4次審査の2週目の直前に、チームのほぼ全員が高熱になってしまったんです。私もその内のひとりで、1週間練習しなきゃいけないのに何もできなくて。布団の中で意識が朦朧としながら、頭の中だけで振りをぐるぐる考えていました。ギリギリで熱が下がって、フラフラになりながらスタジオへ行ったら、みんな死にそうな顔をして集まっていて..。

でも逆に、みんなの姿を見て「あ、私が死んでる場合じゃない、やるしかない」ってスイッチが入りました。本当にみんな極限状態で、用意された時間だけじゃ足りなくて、深夜や早朝にもスタジオを借りて練習しました。体力的にも精神的にもどん底でしたが、本番が終わった瞬間にみんなで号泣したあの瞬間は、何物にも代えがたい「絆」が生まれたように思いました。

 

◼︎︎プロデューサー KANUの印象

―プロデューサーのKANUさんとは元々面識があったそうですが、印象は変わりましたか?

変わりました。以前はレッスンの時にお会いするくらいだったので、少し年上の、スッとしたクールな先輩というイメージがあったんです。でも実際は、表情が豊かですごく優しい、良い意味で「ギャル」な方でした(笑)。プロデューサーとして指示を出すだけじゃなく、私たちの輪の中に入って、仲間として寄り添ってくれる。その頼もしさは、近くで接して初めて分かった部分でした。

― KANUさんからの言葉で、特に心に残っているものはありますか?

「HINA.Yの踊り、私はめっちゃ好きだから」と言ってくださったことです。人それぞれ好みはあるし、審査で厳しい評価がつくこともありますけど、このプロジェクトのトップであるKANUさんが「好きだ」と言ってくれた。その一言だけで「あ、私はこのまま自信を持って進んでいいんだ」と、すごく救われました。KANUさんは自分の魅せ方やSNSの使い方もすごく上手で、本当に尊敬しています。トレンドを作る力があるのに、全然気取っていない。そんな彼女の姿勢からも、日々たくさんの影響を受けています。

 

◼︎︎HINA.Yの強み|チームで発揮したい個性

― ご自身の個性をどうチームに活かしたいと考えていますか?

見た目の部分では、派手な柄に柄を合わせるような盛り盛りのスタイルより、服は無地でシンプルだけど、アクセサリーをジャラジャラつけたり、細部が凝っていたりする「綺麗めなギャル」に憧れます。モデルの大橋リナさんが大好きで、髪色や眉毛、ファッションもかなり参考にしています。

今日のネイルも自分でやりました。細かい作業が大好きで、3年くらいセルフネイルを続けています。音楽も、ASOUNDというバンドが大好きで、彼らのルーツにある強さや、優しく寄り添ってくれる歌詞にいつもマインドセットされています。そういった自分の好きなもの、心地よいと感じるものを組み合わせて、自分だけのスタイルを確立してチームを彩る一員になれたらなと思います。

 

◼︎︎最終オーディションへの意気込み

― 332名の応募からファイナリストの20名に残りました。今の率直な気持ちを教えてください。

正直、ここまで来る過程でも「本当に私が残れるのかな」という不安や葛藤はずっとありました。でも、踊っている瞬間だけは強気な自分が出てくるんです。ここまで来たからには、自分を信じることをやめたくない。合否はもちろん大切ですが、結果がどうあれ、今の自分としての100%を出し切る。人としてもパフォーマンスとしても、悔いのない姿を見せたいです。

―もしD.LEAGUEのステージに立ったら、その姿を一番誰に見せたいですか?

一番は、これまでお世話になった先生方に「見てるか〜!」って伝えたいですね(笑)。あとは、私のレッスンを受けてくれている生徒たちや、SNSでずっとプッシュしてくれている友達。彼らの期待を裏切らないように、そして「20年やってきたぞ、見てね!」という気持ちを込めてステージに立ちたいです。

 

◼︎︎「挑戦」する理由

― 最後に、HINA.Yさんにとって「挑戦する」とは、どういう意味を持ちますか?

私にとっての挑戦は「自分の弱い心に嘘をつくこと」です。自分の慣れ親しんだレールの上にいれば、居心地はいいし、心も穏やかです。でも、そこからあえて違うレールに乗り換えるとき、心は「うわ、キツいな」「心臓に悪いな」って拒絶反応を起こすんですよね。その心の声に嘘をついて、あえて負荷のかかる場所へ自分を追い込む。それが私にとっての挑戦です。そうしないと、人間としての成長はないと思うから。今のこの「心臓に悪い」状況を楽しみながら、もっと大きな自分に出会うために、最後まで走り抜けたいと思います。

 

 

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