「歌への想いと母への感謝を胸に——新たな挑戦へ。」ダンサーYUAN、NAIL the NAME最終オーディション直前インタビュー
ダンサーKANUがプロデュースするD.LEAGUE26-27の新チームオーディションがいよいよ終盤を迎える。応募者332名の中から最終選考に残ったのはわずか20名。その中に、4歳からダンス一筋で、若くして九州から東京へと単身上京し、夢を追い続けてきたダンサーYUANがいる。彼女が、なぜ今D.LEAGUEの舞台を目指すのか。最終審査を目前に控えた今、オーディションを通して生まれた変化と、胸の内にある率直な想いを訊いた。
YUAN Instagram:@yuan_swgz
◼︎私が輝く場所は、ここだと思った
― まずはダンスの経歴と、オーディションに応募したきっかけを教えてください。
ダンスは4歳から始めて、16年ほど続けています。エイベックス・アーティストアカデミーに所属し、ダンスをメインにアーティストになることを夢見て練習をしてきました。1年ほど前ですが、すごく悩んでいた時期がありました。10年以上ダンスを続けてきても、仕事としてなかなか形にならず「このまま続けていて意味があるのかな」「ダンス以外の仕事に就いたほうがいいんじゃないかな」って、やめることも考えていました。そんな気持ちを抱えたまま、自分なりにダンスを続けていた時、SNSでこのオーディションを知りました。
KANUさんの「ありのままの自分を魅せてほしい」「嘘偽りない自分を魅せてほしい」というメッセージを見た瞬間「これしかない!私が輝く場所はここだ。このためにむしろ今まで落ちてきたんだ!」とさえ思うほど、鳥肌が立つような衝撃を受けました。今まで経験したどのオーディションとも違う、直感的に「受けなきゃいけない」という感覚がありました。だから、迷いは1ミリもありませんでした。
◼︎演者としての「殻」を脱ぎ捨てられた瞬間
― オーディション期間中、最も自分らしくいられたと感じる場面はありましたか?
私はすごく人見知りで..。慣れない環境でみんなと踊るのには、ずっと緊張していました。いつもの自分でいられるなと思うのは、カメラマンさんなどのスタッフさんと何気ない会話をしている時だったように思います。オーディションという“ステージ”の上にいる時は、どうしてもどこか自分を演じている部分が出てしまうんですよね。
でも、スタッフさんと話す時はそのステージから降りて、ふっと肩の力が抜けている自分がいると思いました。そうして少しずつ、作品をより良くするために自分の意見を求められた時にも、「自分」というものを出せるようになってきたと思います。
◼︎初めての歌唱審査「2時間の号泣電話」
― オーディション期間中に落ち込むことはありましたか?
もう、山ほどあります(笑)。特に今回は、アーティストコースを選んで初めて「歌」に挑戦したことが大きかったです。20年間、ボイストレーニングも受けたことがなくて、カラオケに行くくらいでした。周りの経験者との実力の差にがっかりしてしまって..。ダンスなら自信を持って見せられるのに、歌が入るとパニックになって、自分のダンスすら見失いそうになる。それが本当に悔しくて、一番落ち込みました。
― どのようにして立ち直ったのでしょうか。
4次審査の練習中、あまりに不安で、実家の家族に電話したんです。もう何もしゃべれないくらいボロ泣きしながら、本音をぶちまけました。「もうできないかもしれない」って弱音を吐き続けて、気づいたら2時間も経っていました。でも、家族は「大丈夫だよ」って甘やかすんじゃなく「いける、やってやれ!」って、すごく強気に背中を押してくれたんです。
思いっきり泣いて、家族に喝を入れてもらったことで、不思議とスッキリしました。「自信がないのは練習が足りない証拠だ。だったらやるしかない」って、気持ちを切り替えられたんです。そこからは、先生のアドバイスを信じて、できないことを頑張るんじゃなく「できることを伸ばそう」という前向きなマインドに変わりました。
― なぜ歌唱は未経験ながらアーティストコースを選んだのですか?
もともとアーティストになりたいという強いこだわりがあったわけではないのですが、大好きなXGさんのパフォーマンスを見ていると、歌とダンス、そして個性の総合力で表現する姿が本当にキラキラしていて。自分もいつか、ダンスだけでなく歌も使って表現してみたいという思いが、どこかにあったんだなと気づきました。そんな時、このオーディションの概要を見て「自分のダンスを武器にしつつ、未経験の歌という分野にも今なら挑戦できるかもしれない」と感じました。「今、ここで挑戦しないと後悔する」という思いが、アーティストコースを選んだ一番の理由です。
◼︎個性がぶつかり合う、オーディションのリアル
― オーディション期間中、他のメンバーから刺激を受けたことはありますか?
みんな本当にストイックで、自分が見たことのない踊り方に衝撃を受けました。特に驚いたのは制作面です。アーティストコースとして、歌い手をどう引き立てるか、あえて端から始める構成にするなど、自分にはない思考や視点に触れて「こんな見せ方があるんだ」と視野が広がりました。歌の経験がある子たちの実力にも圧倒されましたし、毎日が新しい発見と刺激の連続でした。
― 忘れられないメンバーとのエピソードはありますか?
MOMONAちゃんとの出会いが印象的です。最初は人見知り仲間かなと思うほど大人しい印象でしたが、同じグループで制作を始めたら、彼女の芯の強さや考えの深さに驚かされました。言葉の一つひとつに重みがあり、自分の意見もしっかり持っていて、一気に尊敬する存在になったんです。距離が縮まるにつれてメンバーの意外な内面を知ることができ、それが切磋琢磨する原動力になりました。
― メンバーの存在に救われた瞬間はありましたか?
歌の審査で壁にぶつかった時、MIANKAちゃんやHINATAちゃんが相談に乗ってくれたり、一緒に帰りながら励まし合ったりした時間に救われました。ライバルでありながら、お互いに高め合える関係が本当に心強かったです。みんなが不安な中で掛けてくれた「絶対大丈夫」という言葉。それが温かく心に響いて、折れそうな心を何度も奮い立たせてくれました。
◼︎︎プロデューサー KANUの印象
― プロデューサーのKANUさんは、会う前と今では印象は変わりましたか?
会う前は、SNSなどで見ていて「クールで、ガツガツ踊る強い人」というイメージを持っていました。でも、実際にお話してみると、すごく可愛らしくて、ふわふわした雰囲気もあって。そのギャップに驚きました。何より、私たちの気持ちに寄り添って、同じ目線で一緒に戦ってくれている感じが印象的だと思いました。
― KANUさんからの言葉で、特に心に残っているものはありますか?
KANUさん自身も「実は私も自信がない」とおっしゃっていたのが意外で、すごく救われました。そんなKANUさんが、フィードバックのたびに「まだできる」「上に行ける」「絶対大丈夫」と言い続けてくれるんです。自信を持てずにいた私にとって、その言葉は何よりも力強いエネルギーになりました。KANUさんと出会ってから、ずっとマイナス思考だった私が、物事をプラスに捉えられるように変化したと感じています。
◼︎︎YUANの強み|チームで発揮したい個性
― ご自身の個性をどうチームに活かしたいと考えていますか?
私は、表情や見せ方といった「表現力」には自信があります。それと、自分で「0から1」を作るのは苦手ですが「1を100にする」ためのアドバイスやこだわりをプラスすることは得意です。例えば、ダンスのステップや振付のニュアンスをより良くしていく部分で、チームに貢献したいです。
外面のこだわりは「固定しないこと」。毎日、朝起きた時の気分で服も髪型もメイクも全部変えます。ガーリーにいきたい日もあれば、ボーイッシュに決めたい日もある。ネイルも気分で変えられるようにチップを愛用しています。明日の自分がどんな姿をしているか、自分でもわからない(笑)。そんなカメレオンのような多面性を、魅力に繋げていきたいです。
◼︎︎最終オーディションへの意気込み
― 332名の応募からファイナリストの20名に残りました。今の率直な気持ちを教えてください。
正直、自分がここまで残れるなんて思っていませんでした。審査が進むたびに、周りのレベルの高さに圧倒されて「これ大丈夫かな」って心が揺れることもありました。でも、こうしてファイナリストに残れたことで、自分がこれまで積み重ねてきた努力は間違っていなかったんだと、初めて肯定できた気がします。応援してくれる人たちの多さを実感して、今はただ、最後まで駆け抜けたいという気持ちでいっぱいです。
― もしD.LEAGUEのステージに立ったら、その姿を一番誰に見せたいですか?
一番は、お母さんです。まだ九州にいた頃、高校を途中から通信制に変えて一人暮らしをさせてくれました。わがままな私の夢を「いいよ、頑張っておいで」ってずっと応援してくれています。今は仕事の関係で母も関東にいるのですが、なかなか会えてないんですよね。だから、D.LEAGUEという最高の舞台を「再会の場所」にして、私の踊る姿を一番前で見せてあげたいです。
◼︎︎「挑戦」する理由
― 最後に、YUANさんにとって「挑戦する」とは、どういう意味を持ちますか?
私にとって挑戦とは「周りに勇気を与え、みんなの夢を一緒に叶えること」です。これまで「YUANが頑張っているから、自分も頑張れる」と言ってもらえることがよくありました。私が挑戦し続ける姿を見せることで、それを見てくれている人の背中を押したり、誰かの夢を応援したりできる。自分のためだけの挑戦ではなく、誰かの力になれること。それが、私が踊り続け、挑戦し続ける理由です。
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