大好評につき第二弾!SHINGOの曲編レクチャー企画!入門編「曲のテンポ(BPM)を変える方法」

どうも! SHINGOです。 前回 、”超入門編” として「カットイン」という技法をご紹介させて頂きました。 今回は ”入門編” としまして「曲のテンポ(BPM)を変える方法」を紹介していきます。


どうも!
SHINGOです。

前回 、『GarageBand』を使った曲編レクチャー、”超入門編” として「カットイン」という技法をご紹介させて頂きました。
(ダンサー、DJ、音楽クリエイターとして活躍するSHINGOがダンスショー音源用の音楽編集をレクチャー!まずは超入門編!)
今回は ”入門編” としまして「曲のテンポ(BPM)を変える方法」を紹介していきます。

ショーの音源を作っている時に
「この曲もうちょっと早くしたいな」とか 「ここからだんだん早くなっていって~」という様なイメージはあっても、やり方が分からず思い通りに編集出来ない。
なんて事ありませんか?

そんな方必見です。

音のテンポ(BPM)を変えれるようになる事で、よりテクニカルな音源の作成が可能になり、これまで無理矢理だった編集もスマートになる事だと思います。
やり方さえ理解すれば誰でも簡単に出来ますので、しっかり覚えて行きましょう。

それでは早速やって行きます。
よろしくお願いします。

#0『下準備をしよう!』

まず新規プロジェクトを立ち上げ、使用したい楽曲をドラッグ&ドロップしましょう。

写真1

次に、その曲をダブルクリックし、波形(リージョン)のエディタを画面下に表示します。
この時、曲の頭が1カウント目から始まるよう分割しておきます。※分割の方法は「こちら」から

写真2

これで下準備はOKです。

#1 『曲のテンポ(BPM)を計ろう!』

皆さん『BPM』というのはご存知でしょうか?

BPMとは ー BEAT PER MINUTEの略であり、1分間に何拍、拍があるのかという事を表す数値です。

要するにその曲はどのくらいの速さかという事を表しています。
後々自由に曲の速さを変更したいのであれば、必ずこのBPMを設定しなければなりません。

そこで今回使用する楽曲のBPMを計りたいのですが、、、
残念ながらGarageBandにはBPMを計る機能がついていません。

そこで、テンポを計測するアプリを利用してみましょう。

アプリ『リアルメトロノーム』
https://itunes.apple.com/jp/app/riarumetoronomu-wu-liao/id559798172?mt=8

写真3

曲に合わせてiPhoneの画面をタップする事で、およそのBPMが表示されます。
完璧な数値は出ませんが、後々変更するので大体でいいです。

そして計測したBPMの数値をGarageBandの画面上部のコントロールバーにあるモニター(LCD)の『120BPM』となっている数値を上下にスライドさせ変更しましょう。
ダブルクリックで直接数値を入力する事も可能です。

写真4

これでBPMの計測・設定は完了です。

#2 『Flex ポインタを使いこなそう!』

テンポを自由に変えたい!
そのステップに入る前に、必ず『Flex ポインタ』という機能が使えなければなりません。

Flex ポインタとは、本来、録音した楽器やボーカルなどのオーディオ音源の『タイミング修正』などに使用する機能です。
この機能を利用して、『曲全体のタイミングを設定したBPMに合うように修正する』という作業をします。

とにかくまずはやってみましょう。

使用したい楽曲をダブルクリックし、エディタを出すと、その左上にこのマークが表示されているのが分かります。

写真5

これが Flexボタンです。
ここをクリックしてください。
すると分析中、解析中となり音源の波形(リージョン)の表示色が暗く変わります。

写真6

これがFlex表示です。
その状態で波形(リージョン)の上にマウスポインタを持っていくとFlexポインタに変わります。

写真7

このFlexポインタを、切りたい部分のスタート位置『波形の頂点(トランジェント)』に持っていきクリックします。
今回は使用楽曲の頭から4エイト目の終わり部分にマーカーを置く事にします。
するとこのような線が前後合わせて3本出てきます。

写真8

この線をFlexマーカーと言います。
Flexマーカーは、指定した部分(画像内の”A”)と、前後のトランジェントに表示されます。

今度はこの部分に注目してください。

写真9

これをルーラーと呼び、小節とビート(拍)を表示している場所になります。
ここで、小節?拍?となる方の為に計算方法をお教え致します。

1エイト=2小節分 です。

今回使用する長さは、曲の始まりから4エイトだとします。
計算は以下のようになります。

例)4エイト×2=8小節分

となります。
という事は、9小節目以降が要らない部分になります。
分かりにくい場合は下の写真を見てください。

写真10

そして、先ほどつけた楽曲の5エイト目(9小節目)の頭のトランジェントにあるマーカーは
今、ルーラーの示す『9』よりもかなり右の位置にあるのが分かります。

写真11

これはつまり設定したBPMより楽曲の方が遅いという事になります。
※この段階でルーラーの小節数にぴったり合うようであれば、#3の行程に移行してください。

それではFlexマーカーで”A”をクリックし、『9』の位置までスライドさせましょう。
すると次のようになります。

写真12

※「高速セクションを作成しますか?」となる場合はキャンセルし、設定位置よりも左に一度スライドしてから配置するようやり直してください。

ここで”A”の前後にあるマーカーをそれぞれ上部にあるバツ印で削除し、”A”のマーカーのみにします。

写真13

削除後はこのようになります。

写真14

Flexポインタの使用はここまでです。
ここから最後の仕上げに入ります。

#3 『最後の分割』

最後に、9小節目の最初のトランジェントで分割をします。

写真15

分割できたら、不要な部分は削除してください。

これで、完成になります。
コントロールバーのLCDにあるBPMの数値を変更してみてください。

いかがですか?
曲のテンポは変わりましたでしょうか?

以上がテンポの変更方法になります。
お疲れさまでした。

#4 『次回予告』

次回は応用編をご紹介したいと思います。
今回で曲のテンポを変えれるようになったので、それを使った音を繋げ方、さらにはもっと面白いテクニックをご紹介致します。
お楽しみに。

ご覧頂き、ありがとうございました。

GROOVIN/SLASH
SHINGO

WRITER
SHINGO