テリー伊藤、ゆうこすも絶賛のGATSBY CREATIVE AWARDS 12th FINAL!!4か国による接戦を写真でレポート!

イベント名
開催日
2018年 03月 10日
時間
13:30 start 14:00 ~
場所
渋谷ヒカリエ ヒカリエホール
料金
無料

株式会社マンダム主催、アジア最大級のクリエイティブアワード「12th GATSBY CREATIVE AWARDS FINAL」が3月10日渋谷ヒカリエホールにて開催された。2333人のエントリーの中から45人の若手クリエイターが集結、会場の投票と豪華な審査員によって7部門で優秀作品が選出され表彰された。ダンス部門では桑原巧光ことTAKUMI(FORCE ELEMENTS)が優勝。GATSBY CREATIVE AWARDSを主催しているマンダムは、「GATSBY DANCE COMPETITION(以下GDC)」というダンスコンテストを10年前から8年間開催しており、一般企業が主催するダンスコンテストの先駆け的存在として、現在も現役で活躍するスターダンサー達を発掘してきた。

審査員はテリー伊藤、千原徹也、カリスマカンタロー、中川悠介、紗蘭、菅本裕子、松本拓馬、多田カズマ、芳之内史也、三浦伸司と、現在も最前線で活躍し続ける豪華クリエイター陣が務めた。作品のエントリーはアジア12か国を対象にSNS投稿を利用して行われ、予選通過作品はどの部門も数千桁のLIKEが集まった。当日はメディア席も急遽増設されるなど、SNSだけでなく業界からの注目度も高いようだ。記者会見のように彩られたステージで、各部門一作品づつ表彰され、豪華審査員から講評・アドバイスをもらえるという贅沢な時間となった。メンズコスメブランドとして圧倒的知名度を誇るGATSBYだが、国内外問わず女性参加者も多く見られた。


会場に到着すると、展示スペースに表彰式にいたらなかった佳作たちが多く展示されており来場者を楽しませていた。会場は表彰式らしい丸テーブルのレイアウトで、その規模の大きさや作品のセンスの多様性、応援に駆けつけたファンや友人たちの熱量、刺激的な空間であると同時に海外からきたファイナリストたちの緊張した姿が見て取れた。

ダンス部門は表彰6名、日本からのエントリーはU-KI the retro(Bixbite/Disturbance)こと小嶋悠揮、chika(FabulousSisters/Dooscy)こと佐々木智賀、そして桑原巧光と、若手ながら名実共に揃った3名が残った。なお、web予選時点でのLIKE数は小嶋悠揮が1200と頭一つぬきんでていた。

開場してまもない頃、出場者プロフィールコーナーで小嶋悠揮と桑原巧光が和気藹々とコメントを記入していた。普段は帽子という印象の二人だが、GATSBYのイベントらしくきっちり髪型をキメた姿を見ることができた。小嶋悠揮は「HIPHOPで予選を勝ち抜いたのでそのスタイルで挑みたい、ソロでは1分から1分半のショーが多いので(今回のステージは)難しい。」と2分間踊り抜く難しさを、桑原巧光は「日本で残ってる方々は非常にレベルが高い。ましてや世界が相手だからこそ、(ステージングで)ダンサー以外の人にも認められたい」と、のほほんとした面持ちとは裏腹に今回のレベルの高さと緊張感を物語っていた。今回のダンス部門はGDCのようなチームコンテストではなく、2分間のソロ作品が審査される。審査員から数メートルという距離で、いかに舞台を広く使い、緊張しすぎずクリエイティブなショーを展開できるかが問われる。

そんな緊張から解放してくれたのがオープニングゲスト、Beat Buddy Boiのライブであった。SHUNの硬派ながら遊びのあるビートアプローチのラップにあわせ世界レベルで活躍するダンサー達が登場、ルーティンからのRYOとToyotakaのアクロバットで一気に会場が盛り上がり、海外のファイナリストたちも手拍子をし、歓声をあげ盛り上がっていた。アンセム「B-BOIスクランブル」で会場が一つになった後は音源トラブルが発生、しかし素人目には一切わからないプロのステージングに脱帽。そして今回はGATSBYのCMの最後に流れる「マンダム」というジングルをサンプリングしたRYOのMPCリミックスが披露され、聞き慣れたフレーズとハイスキルなダンスで創りだされた非日常的空間に会場全体が大興奮していた。

ショーの後はMC ChigusaとMCまーくんが登場し、開会宣言、審査員紹介が終わるといよいよダンス部門の発表。一人一人呼び出され作品を踊りきり、審査員を代表してカリスマカンタローがコメントを行う。カリスマカンタローは毎年両国国技館で行われる日本最大級のバトルイベント「DANCE ALIVE HERO’S」の仕掛人だ。
   
一人目は香港から LI ShUK LING。オーバーサイズのピンクの衣装と愛らしい面持ちで登場、会場からかわいい!との声が飛んだ。R&Bとメローなビートに乗せ、女性らしさとボディバランスをアピールしたダンスは妖艶で先ほどまでの可愛らしさとのギャップにタレント性が垣間見える。彼女は普段読者モデルなどもこなしており、ファッションや表情など総合力で楽しませようとする姿が見てとれた。続いては桑原巧光。フロアから始まりFORCE ELEMENTSお得意のロールとバイブレーションで会場が息をのむ。2曲使いで勢いを増し、クレイジーレグスと呼ばれる足さばきやスローとハードヒットを使い分けた鮮やかなショーに、カリスマカンタローも「文句なし」と賛辞を贈った。
   
3人目は日本から佐々木智賀が登場。大所帯のCrew、FabulousSistersとして世界でもタイトルを獲った彼女が今度はソロでアジア一に挑戦する。スペーシーな曲に合わせワックとジャズをベースにしたダンスで大胆なステージ使いを披露する。曲を変えるタイミングで「GATSBY」の音を入れるなどサービス精神もしっかりと見せつけながらの最後のシンバルに合わせた振付は花火大会のクライマックスのように圧巻であった。タイからのTRISUTHON NATCHAPHONは靴を履き替えると身体が動き出す、というストーリー仕立てのダンス。POPPIN’をベースとしたダンスはもちろん、箱からシューズを取り出すマイムや表情、タイの民族衣装を着て踊るこだわりなど、存分にダンスやオシャレの楽しさをアピールしてくれた。カリスマカンタローも「ほかのダンサーと違い空間をつくりだしていて楽しく見ることができた」とコメントした。
   
小嶋悠揮は「HIPHOPのダンス力で勝負」と緩急の付け方が気持ちいいHIPHOPでアピール。ハードなビートの一曲目で正確な音どりを見せつけ、高い身体能力と可動域でゲットダウンやウェーブなど一つ一つのベーシックがシンプルにカッコいいと思えるダンスを披露した。最後はカンボジアのB-BOY MITH E RAKが登場。パワームーバーながらカンボジアの伝統的なダンスを取り入れたダンスを披露、独特のエントリーやノーハンドのバク宙で会場を沸かせた。パワームーブもしっかりと音を意識しており、滑らかなAトラックスまでの運びや、アクロバット、そしてちらっと見えた腹筋の逞しさに会場がどよめいた。踊り終わった後は「東京は私のドリームシティです、GATSBYの舞台で踊れたことが嬉しいです」と謙虚に日本に招致してくれたGATSBYに感謝を述べていた。

HIGH SCHOOL DANCE COMPETITION入賞のButterfly effect(二松学舎大学附属高等学校)、GOLD☆WINGS(山村国際高等学校) も登場。衣装やコンセプトが明確でわかりやすく、しっかりとした群舞で若い世代のダンス熱や世界に誇るスキルの高さをしっかりと伝えていた。部門と部門の間には観客投票が行われ、ショーを終えたクリエイターたちがファンや友人と交流する姿も見られた。小嶋悠揮のもとへは所属する立教大学D-mcのメンバーが応援に駆け付けていた。また、桑原巧光のもとへはファンも現れ、SNSが才能を持った若い世代の新しい活躍の場所を創り、大きく広げてきたことを実感する。また、佐々木智賀はイベント後に「ダンサーだけでなく(MUSIC部門で優勝した)下長根 蓮さんの、ピアノとビートボックスを合わせてあれだけの精度を出したショーを見て刺激を受けました」と、ファイナリスト同士、部門を越えてお互いに刺激を受けたようだ。

最後の表彰式、ART、FASHION、MUSIC、SMARTPHONE、HAIR STYLE、CM部門と続き、DANCE部門では桑原巧光の名前が呼ばれた。「(いつも出ているイベントとは違い)ダンサーではない方達も見ている中で、このような素晴らしい賞を獲れて嬉しいです」とコメントしていた。表彰後に今日の手ごたえを聞いてみると、普段は即興で踊ることが多いが、今回のショーはしっかりと振付を行い準備をしてきたとのこと。新しいことに挑戦したのかを問うと、最近は師匠のTAC(ULTIMATE CREW / QUIGHT)だけでなくフォーマーアクションにも師事しており「足が動くようになったと感じたので、クレイジーレグスも取り入れて踊ってみました。」と語ってくれた。

また、CM部門のインドネシアのISLAM LUTHFI SYAIFULの作品も、GATSBYを持っている間に音楽が流れ踊りだす、というコミカルな内容。映像でもダンスのエッセンスが使われている作品が表彰されることとなった。CSRやプロモーションとしてダンサーのファッションやアスリート的な側面を支援する企業が増えている中、クリエイティブな側面をしっかりと支援する企業はまだまだ少なく、GATSBY CREATIVE AWARDSが今後もクリエイティブなダンサーを発掘してくれることに期待したい。
https://twitter.com/GATSBY_CREATIVE/status/969386963877834753

ダンス部門は桑原巧光が優勝!アジアの学生から次の才能を発掘するGATSBY CREATIVE AWARDS 12th FINAL

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WRITER
Showgo