根強い人気を誇る「バーレスク」の映画で使用された全楽曲をシーン別に紹介
クリスティーナアギレラが映画初主演を飾ったアメリカ映画「バーレスク」の魅力の一つでもある、シーンごとのミュージカルです。 そこで今回は映画「バーレスク」の使用楽曲を紹介いたします。 シーン別に紹介していますので、映画をみながら曲名が気になった方はチェックです!
数年前に公開されて以来、未だに根強い人気を誇る映画「バーレスク」。
あの世界観や主人公に憧れた女性ダンサーや、この映画を見てダンスを始めたい!と思った方も多いはず。そしてこの映画のポイントはやはり何と言ってもパフォーマンスにバチッとハマる歌唱力。数多く存在するダンス映画の中でも、ここまでしっかり歌にもフォーカスが当たっているものは珍しいでしょう。実力派アーティストが出演しているからこそのハイクオリティーな楽曲は、映画内でのダンスパフォーマンスやステージングの華やかさに必要不可欠な要素となっています。
気付けば日本での公開から8年経った今でも、ダンスショーケースでそのサントラが使用されたり、衣装を参考にしているチームがあったりなど、実際のダンスシーンに影響を与え続けているのです。今回はそんな映画「バーレスク」についてシーン別でオススメの楽曲をご紹介します!
映画を観た事のある方は情景を思い出しながら、そしてまだ観た事のない方はぜひ先に楽曲をここで予習してみて下さいね!
映画『バーレスク』って?
2010年に公開されたアメリカ映画で、世界的にも有名な女性アーティストクリスティーナ・アギレラ が初主演をつとめた事でも話題となりました。
クリスティーナ・アギレラ扮する主人公のアリが、歌手になる為に田舎からロサンゼルスに出てきて「バーレスクラウンジ」で働く中で、その才能を認められお店で一番の歌姫として大活躍していくサクセスストーリー。
歌とダンスで華やかな演出が至るシーンで繰り広げられ、そのパフォーマンスのクオリティーも世界観も圧巻。その傍、恋愛面やお店の経営面など様々なトラブルも乗り越えていくため、ストーリー自体もしっかり見応えのある内容となっている。
ダンスやパフォーマンス経験者はもちろんそうじゃない方も、観終わってしばらくは興奮が冷めないこと間違いなし…!!
予告編も要チェック!!
シーン別に楽曲を紹介!
至るシーンで歌とダンスが入ってくる本映画。
どんな状況でどんな楽曲が盛り込まれているのか、シーン別に紹介します!
Something’s Got a Hold on Me (サムシングス・ガット・ア・ホールド・オン・ミー)
歌手:クリスティーナ・アギレラ
主人公アリ(クリスティーナ・アギレラ)が、アメリカの田舎アイオアから大都会ロサンゼルスに向かう直前の勤め先でのシーン。
小柄な体格や見た目の雰囲気からは想像もつかないような太く力強い第一声がシビれます!
この映画の楽曲の中では一番カントリー調です。
Welcome to Burlesque (ウェルカム・トゥ・バーレスク)
歌手:シェール(Cher)
主人公アリがロサンゼルスに着いて偶然訪れた「バーレスクラウンジ」。
そこでオーナーであるテス(シェール)がお店のダンサー達とともに披露するステージにアリは心を奪われ、ここで働きたいと強く思うきっかけになるシーン。
渋い曲調とお店の雰囲気がなんとも言えない妖艶さを醸し出します。
大御所アーティスト シェールの存在感と歌唱力は必見。
(なんとこの映画が公開された時点で64歳というのも衝撃です。)
※アリが店内に入った瞬間からのシーンはこちら
Tough Lover (タフ・ラヴァー)
歌手:クリスティーナ・アギレラ
「バーレスククラブ」で働くことになったアリだが、なかなかステージに立つチャンスをもらえず悩む日々。そんな中、妊娠が発覚したダンサーの代役として出演するチャンスが!
そして本番中にメンバーから嫌がらせをされたアリが咄嗟に歌い始めると、オーナー テス(シェール)の表情が変わりまるでとんでもない人材を見つけたかのような衝撃に包まれる…そんなシーン。
ここでもやはりアギレラの抜群の声の表現力に驚かされること間違いなし!
このシーンまで「バーレスククラブ」でダンサーは歌は披露せずに口パクでのパフォーマンスをしていたので、アリに早くその歌唱力を見せつけて欲しくてウズウズしていた視聴者も多いのでは?
何としてもトラブルを解決してステージを続けようと、アリがマイクなしで歌い始めた瞬間は鳥肌物です!
But I Am a Good Girl (バット・アイ・アム・ア・グッド・ガール)
歌手:クリスティーナ・アギレラ
「バーレスククラブ」で実力が認められ大活躍するようになったアリのステージシーン。
映画の中でもこの曲はかなりポップな曲調で、可愛らしい楽曲となっている。
他のダンサーとともにバーカウンターを使った演出があったり、アギレラの女の子らしいヘアスタイルや衣装などもポイントです。
Guy What Takes His Time (ガイ・ワット・テイクス・ヒズ・タイム)
歌手:クリスティーナ・アギレラ
こちらも「バーレスククラブ」でのアリのステージシーン。
先ほど紹介した『But I Am a Good Girl』よりもさらにゴージャスで、マリリン・モンローを彷彿させるかのようなセクシーな動きも映える楽曲。
艶やかなだけではなく、本来のバーレスクらしさの要素の一つでもある「コミカル」さも入っているのがポイント。
この映画の為にかなりダイエットをしたというアギレラの素晴らしいプロポーションがバッチリ披露されてるシーンでもあります。
Express (エクスプレス)
歌手:クリスティーナ・アギレラ
こちらも「バーレスククラブ」でのアリのステージシーン。
サウンドトラックの中でも特にこの楽曲は映像と共に有名ですね。
このシーンに至るまでに、主人公アリとバーテンダー ジャックとの恋愛が少しずつ始まるシーンや、「バーレスククラブ」の経営権を奪おうとするマーカスの登場など、実は内容が詰まっているのです。
(そこはパフォーマンスが無い部分なので、ぜひDVDなどでしっかりご覧くださいね♪)
何と言っても舞台セットと小道具の雰囲気が楽曲とバッチリ合っているこのシーン。既にイントロから最高の世界観です。この雰囲気をそのままショーで再現したいと思ったダンサーも多いのでは?
You Haven’t Seen the Last of Me (ユー・ハヴント・シーン・ザ・ラスト・オブ・ミー)
歌手:シェール
「バーレスククラブ」が経営難に陥り、オーナーのテス(シェール)はお店を手放さなくてはいけない状況に。そんな中でテス自身がお店への強い想いを込めて歌うシーン。
お店を続けたいけど閉店の危機に直面している、そんな切ない情景がシェールの厚みのある深い声によってさらに引き立てられ、グッとくるバラードです。
Bound to You (バウンド・トゥ・ユー)
歌手:クリスティーナ・アギレラ
バーテンダー ジャック(キャム・ギガンデット)との恋に悩むシーンでの楽曲。
前半で歌われていた力強く激しい華やかな楽曲とは一味も二味も違う雰囲気で、とても繊細に歌われているのが特徴です。シェールのバラードとはまた違う世界観ですよね。
こういう「聴かせる」楽曲もしっかり入っている事で、華やかなパフォーマンスの楽曲がより引き立っているのかもしれません。
Show Me How You Burlesque (ショウ・ミー・ハウ・ユー・バーレスク)
歌手:クリスティーナ・アギレラ
ジャックとの恋も実り、お店の経営も無事解決し、より華々しく再スタートしていくシーン。
ストーリー的にも全てが上手くいき、ラストスパートに向けてより一層華やかになっていくステージは圧巻です。店内の雰囲気も最高潮に!アギレラの歌唱力と生演奏、ダンサーのパフォーマンス、全てがこだわり抜かれた 映画バーレスクと言えばこの曲!!とも言える代表曲の一つです。
The Beautiful People (From “Burlesque”) (ザ・ビューティフル・ピープル (fromバーレスク))
歌手:クリスティーナ・アギレラ
上記の「Show Me How You Burlesque」のシーンからそのまま繋がるエンドロールで使われる楽曲。
マリリン・マンソンの「The Beautiful People」がアギレラバージョンにアレンジされたロック調の一曲。原曲ではかなりハードなイメージのこの曲も、アギレラの声色によってばっちりバーレスクに合う雰囲気に仕上がっています。
まだ観てない方はぜひ!
以上、シーンごとに楽曲を紹介してきましたが
もうすっかり映画「バーレスク」を観たい気分になったのではないでしょうか??
残念ながら映画館での上映期間はとっくに終わってしまっていますが、DVDなどでご覧いただけます♪
まだ観てない方はもちろん、もう観たけどまた観たい!という方も是非、チェックしてみてはいかがでしょうか?