バレエの代表的なバリエーション35種類を動画付きで解説
バレエでは、ソロで踊る曲を"バリエーション”と呼びます。 今回はそんなバリエーションの中でも代表的な35種類の特徴を動画でわかりやすく解説します。
バリエーションには様々な種類があり、有名なところでは『白鳥の湖よりパドトロワ』や『眠りの森の美女よりリラの精』、『ジゼル』などが挙げられます。コンクールに出場するときは、課題曲の中から踊りたいバリエーションを選びます。そのため、多くのバリエーションを踊ることができた方が有利になります。
そこで今回は、バレエのバリエーションをまとめてご紹介します。
得意なバリエーションを増やし、憧れのバレエダンサーに近づきましょう!
- ジゼル
- ジゼルよりペザント
- パキータ
- ワルプルギスの夜
- 白鳥の湖よりオデット
- 白鳥の湖よりパドトロワ
- 白鳥の湖よりオディール(黒鳥)
- 海賊(メドーラ)
- シルヴィア
- アレルキナーダ
- チャイコフスキー・パドドゥ
- ファラオの娘(アスピシア)
- タリスマン
- ゼンツァーノの花祭り
- ラ・フィユ・マル・ガルデよりリーズ
- シンデレラ
- 眠りの森の美女よりリラの精
- 眠りの森の美女よりオーロラ姫1幕(ローズアダジオ)
- オーロラ姫3幕
- 眠りの森の美女よりフロリナ王女(青い鳥、ブルーバード)
- くるみ割り人形より金平糖の精
- ドン・キホーテよりキトリ1幕
- ドン・キホーテよりキトリ3幕
- ドン・キホーテよりキューピッド
- ドン・キホーテより森の女王
- ドン・キホーテよりドルシネア姫
- パリの炎
- ダイアナ
- サタネラ
- コッペリアよりスワニルダ1幕
- コッペリアよりスワニルダ3幕
- ラ・バヤデール(ガムザッティ)
- エスメラルダ
- ライモンダ
- ライモンダよりグラン・パ・クラシック
代表的なバリエーションまとめ
ジゼル
ローザンヌ国際コンクールや全日本バレエコンクールなどで踊られる、バレエダンサーには必須のバリエーションです。ロマンチックバレエを代表する作品として知られており、難易度の高いターンに悩まされるダンサーは数知れず…。
ジゼルよりペザント
日本ではコンクール初心者が踊る演目となっているジゼルですが、ローザンヌ国際バレエコンクールでは課題曲として指定されるため、バレエのバリエーションの中ではかなり重要な演目です。若い世代の候補者に踊られることが多く、可憐さを表現することが求められます。
パキータ
パキータは、スローテンポな曲に合わせて踊るバリエーションです。キープが多く、ターンの難易度も高いため、上級者向けのバリエーションといえるでしょう。
ワルプルギスの夜
ロシアバレエの特徴であるダイナミックさが散りばめられたバリエーションです。
白鳥の湖よりオデット
オデットは、白鳥を模した羽ばたくような振り付けが特徴的なバリエーションです。白鳥の繊細さを表現する力が鍵となります。
白鳥の湖よりパドトロワ
軽やかに、かつ優雅なパドトロワ。バレエ初心者さんに挑戦してもらいたい演目です。
白鳥の湖よりオディール(黒鳥)
黒鳥のオディールは、難易度の高いバリエーションとして有名です。キレのあるダンスと、王子を誘惑する表現力が問われるため、バレエ上級者でも難しい演目です。
海賊(メドーラ)
振り付けに複雑さはないものの、高い技術とキープ力が必要になるメドーラは、難易度の高いバリエーションといえるでしょう。
シルヴィア
基礎が試されるシルヴィアは、バレエ初心者さん向けのバリエーションです。これぞバレエと思わせるポーズがいくつも取り入れられています。
アレルキナーダ
唇に「シーッ」と指をあてる振り付けが特徴的なアレルキナーダ。若い世代に人気の高いバリエーションです。