【保存版】覚えておきたいヒップホップ用語集(スラング)五十音順で紹介
ヒップホップミュージックに度々登場するスラング。 今回は、ヒップホップ初心者の方に向けて、基本的なスラング用語を一覧で紹介します。ぜひこれをみてリリックの意味をチェックしてみてください。
は行:b-boy(b-girl) / bite / bra / fam / posse / vibes / hook / hood / beef
b-boy(b-girl)
break boy、break’n boyの略で、ブレイクダンスをする人や、ヒップホップ好きな人のことを指す言葉です。
bite
「パクる、真似をする」意味の言葉です。
ダンスバトルにおいて、技を盗まれたことに対して両腕を上下に合わせて叩くポーズをバイトポーズと言います。
bra
「brother」の略語で、「兄弟・仲間」という意味です。
fam
「family」の略語で、「家族・親友」という意味です。
posse
「志を1つにした仲間」という意味です。
元々は「群兵・民警団」といった意味で使われていました。
vibes
「vibrations」の略語で、「霊気・雰囲気・気合・ノリ」というような意味合いで使われます。
主にアガる曲や気分に対して使われることが多いです。
hook
曲のサビ部分など印象に残る箇所を指す言葉です。
hood
「ストリート・地元」という意味でneighborhoodが略された言葉です。
縄張り、シマといったニュアンスもあります。
beef
「悪口を言う・もめごと・論争・抗争」といった意味です。
ディスり合い、というのが実際には近いと思います。
ま行:mad / my men / middle school / mo fo(mother fucker)
mad
「イカれた・ぶっ飛んだ」という意味で使わる言葉です。
必ずしも悪い意味で使われるわけでもありません。
my men
「親友・仲間」という意味です。
部下のことを指して言うこともあります。
middle school
86~91年頃に発展したダンススタイルのことを指します。
日本ではよく使われますが、外国ではあまり言われないようです。
mo fo(mother fucker)
「最低・最悪、くそ野郎」といった意味の侮蔑語です。
基本的に使わない方がいい言葉です。
や行:ya / yah men / yellow bone
ya(U)
「you」と同義の意味です。
yah men
挨拶に使われる言葉で「よお・やあ」くらいの意味合いです。
パトワ語というジャマイカの言葉から来ています。
yellow bone
肌の色が白い黒人女性を意味します。
主に白人と黒人のハーフの人を指す言葉です。
ら行:rhyme / R.I.P / luv / lyrical murderer / rollin / lil’
rhyme
「韻・押韻」という意味の言葉です。
end rhymeで「脚韻」、head rhymeで「頭韻」という意味になります。
R.I.P
「rest in peace」の略語で、「安らかに眠れ」という意味です。
亡くなった人に対して使われる祈りの言葉です。
luv
「love」の視覚方言で意味は同じです。
lyrical murderer
直訳すると「誌的な殺害者」になりますが、「リリックでリスナーを惹きつける人」というような意味です。
rollin’
「贅沢な暮らしをしている・いい車に乗っている」という意味の言葉です。
lil’
「little」の視覚方言で「小さな」の意味です。
わ行:wack / weed / whatever / wit / word
wack
「未熟な・かっこ悪い・ダサい」という意味の言葉です。
weed
「マリファナ」を指す隠語です。
本来は「雑草」を意味し、その繁殖性から使われていると思われます。
whateves
whateverと同じで「くだらねぇ、だから?」という意味で使われます。
wit
withの視覚方言です。
wit自体は「機知・理知」といった意味ですが、スラングとしては別語です。
word
本来は「単語・言葉」の意味ですが、スラングとしては「マジで?・本当?・その通り!」という意味で使用されます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
まだまだスラングはたくさんありますが、とても全てをここではご紹介できないほど無数にあります。
好きな曲などで知らないスラングが出てきたときにはぜひ調べてみてください。
言葉を知るとより深く楽しめるようになりますよ!