未だ進化を続けるレジェンドダンサー植木豪の最新映像が公開

レジェンドダンサーと知られ、近年演出家としても精力的に活動している植木豪(PaniCrew)が最新映像作品を公開した。


公開と同時に様々なアーティストやダンサーから絶賛の声と共に話題になっているのは、若手映像作家、佐々木章介とコラボレーションをした映像作品「NO1Z」である。
オールラウンダーとして知られている植木豪が、POPPINを中心に暗闇の中で美しくスキルフルに踊る。
踊るムーブにあわせて様々な変化を見せる光の玉がまるで、暗闇の中の一筋の光(希望)のように感じる。
時折、煙の中からB-boyingのスキルやアクロバットでの登場など植木ならではの多彩な技が効果的に散りばめられている。

佐々木氏曰く、植木と出会って5年目で今回のような作品作りが初めてとの事で、念願のコラボレーションとなる。
アイデアのきっかけは、「nuance」という海外の映像作品で人の動きと映像エフェクトのバランスが素晴らしく、
5年前に植木とこの作品を一緒に見ていて、「このような表現が、よりダンサーのパフォーマンスをコンセプトの軸に展開させたらどうなるのだろうか?」という想いを映像化したのが本作品。
「ダンサーとしての植木さんのパフォーマンスや音ハメ、グルーヴそのものを楽しんでもらいつつ、植木さんが考えるクリエイティブや世界観をより映像を通して楽しでもらえたら嬉しいです」との事。

植木豪(PaniCrew)とは

植木豪(PaniCrew)は「UK ブレイクダンスチャンピオンシップ」にて、日本代表チーム「ザ・スパルタニック・ロッカーズ」の一員として日本人初出場・初優勝の快挙を成し遂げ、また同年、ドイツで行われた世界大会「BATTLE OF THE YEAR」においても日本人初参加でBest Showを受賞する等、LEGEND DANCERとして知られている。

2014年からは、自身が演出を務める「WASABEATS2014」をスタート。国内外で活躍する日本人ダンサーを迎えたノンバーバルダンスショーを演出してきた。
以降、「WASABEATS2015・2016」を手がけ、2016年には海外公演(香港)を開催し好評を得た。

2018年8月に3~4週間にわたって3,000以上のショーが開催される世界最大の演劇祭『エディンバラ・フェスティバル・フリンジ』にて、演出最新作「BREAK FREE」のロングラン公演をToyotaka(BBB)等のダンサー達と行い、THE ASIAN ARTS AWARDの「BEST PERFORMANCE賞」を受賞。
THE ASIAN ARTS AWARDは、Best Production・Best Director・Best ComedyそしてBest Performanceの4部門が存在するものの、発足以来「BEST PERFORMANCE賞」に選ばれた作品はなく、「BREAK FREE」が史上初・日本人初の受賞となった。
「ダンスは言葉の壁を超える」「ダンスが義務教育にも取り入れられる一方で、依然として残るダンサーやダンス表現に対してのネガティブなイメージを変えていきたい。」「ダンサーが主役になれる舞台を作りたい。」「世界レベルの技を持っている日本人ダンサーを世界中の人に魅せたい。」「ブレイクダンスをメジャーにしたい。」という植木豪の思いが世界に認められた瞬間であった。

常に新しい扉を開き前人未踏の場所を切り拓いてきた植木豪、Beat Buddy BoiのToyotakaとの新たな動きを予定しているようだ。次なる行き先にも注目していきたい。