バレエ経験者がオススメする胸が熱くなるバレエ漫画8選!

バレエ経験者の私がオススメのバレエ漫画8選を紹介します!バレエの美しい面も厳しい面も漫画にはドラマチックに描かれていてハマること間違いなし! おすすめポイントも紹介しますのでご覧ください!

「昴」曽田正人 小学館 全11巻

 
 昴 (1) (ビッグコミックス)
主人公すばるは、悪性の脳腫瘍に侵された双子の弟を元気づけるため、毎日のように病室に通って踊りを見せます。しかし弟は帰らぬ人となってしまうという悲劇から、すばるにとってのバレエは命がけとなり、異常なまでのバレエへの執着に変わります。主人公すばるの追い込み方には誰もが圧倒されます。

「ダンス・ダンス・ダンスール」ジョージ朝倉  小学館 11巻発売中

ダンス・ダンス・ダンスール (1) (ビッグコミックス)
かなり珍しいバレエ男子のお話です!タイトルの「ダンスール」とは男性のバレエダンサーを指す言葉です。主人公・村尾潤平は中学二年生。幼い頃にバレエに魅了されるも、父の死をきっかけに「男らしくならねば」とその道を諦めます。バレエへの未練を隠しながら格闘技を習っておりクラスの人気者となった潤平ですが、彼の前にある日、転校生の美少女・五代都が現れて物語は進んでいきます。「男らしさ」「女の子みたい」などバレエを巡ってジェンダーにも切り込んだ一面があります。

「Do Da Dancin’!」槇村さとる 集英社 全9巻

Do Da Dancin'! ヴェネチア国際編 1 (マーガレットコミックスDIGITAL)
大人女子向けバレエストーリーです。母の死がきっかけで、一度は諦めたプリマへの道に22歳で再挑戦する主人公の桜庭鯛子。プロになるには年を取りすぎている…という現実にめげそうになりながらも、友人や家族に励まされ夢を掴むべく奮闘するストーリーです。夢は持っていても「年齢の壁」というのは多くの人が直面する壁ではないでしょうか。バレエを知らなくても大人になってから夢を持っている人にとっては共感の多いストーリーです。

「フラワー・フェスティバル」萩尾望都 小学館 全1巻

フラワー・フェスティバル (小学館文庫)
「ポーの一族」の作者萩尾望都さんの描くバレエストーリーです。主人公はバレリーナ志望の高校生五島みどり。ある日、友人のバレエ教師から英国へ誘われ留学に行くことになり、物語は展開していきます。海外研修を通して成長する人間味溢れるストーリーは大人にも大人気の作品です。

「かなめエトワール」華夜 小学館 全1巻

かなめエトワール (少コミフラワーコミックス)
憧れのバレリーナを追いかけてバレエの名門校へ入学を決める主人公かなめ。そこでかなめの隠された才能が花開いていきます。14歳からバレエを始めたばかりにも関わらず主人公は学園でコンクールに選ばれます。そんなかなめを良く思わない人たちも多く、主人公がどのように学園でバレエと成長していくのか…。バレエに向かう真摯な姿勢に注目のストーリーです。

さいごに

バレエを描いている漫画は昔もいまも数多くあります。子どもから大人までバレエは永遠の憧れでもあり夢の世界ですよね。漫画で描かれるバレエは特にイラストのタッチが美しかったり可愛かったり、見ているだけで楽しいです。また漫画では案外バレエ界の厳しさもきちんと描かれていることが多いので、バレエ未経験者の方はバレエ版「スポ根」に驚かれるかもしれませんね!(笑)社交ダンス版の漫画もありますので是非こちらもあわせて読んでダンスの世界の扉を開けてみてはいかがでしょうか?

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