新国立劇場バレエ団『シンデレラ』のあらすじや特徴を解説!

『シンデレラ』は誰もが知っているストーリーだと思いますが、バレエ作品に『シンデレラ』があるのはご存知ですか?初めて知った方はバレエの『シンデレラ』と聞くとどんなイメージを持ちますか?今回は新国立劇場バレエ団の『シンデレラ』を紹介します!


新国立劇場バレエ団の『シンデレラ』は、英国ロイヤルバレエ団の振付など手掛けたアシュトン振付です。華やかで格調高いこの作品は日本では唯一、新国立劇場バレエ団だけが持つ貴重なレパートリーです。

新国立劇場バレエ団『シンデレラ』とは?

新国立劇場バレエ団『シンデレラ』のあらすじ

シンデレラは、父親と、シンデレラを召使のように扱う姉たちと暮らしています。汚れた服で家中を掃除するシンデレラは、笑顔を絶やさず、物乞いの老婆にも優しく接するのでした。宮殿の舞踏会に招かれている姉たちは、派手に着飾り父親とともに出かけていきます。一人残されたシンデレラのもとに、先ほどの老婆、実は仙女が現れます。仙女が春夏秋冬を出現させる間に、かぼちゃは馬車に、シンデレラは美しいドレス姿に変身します。12 時の鐘が鳴り終わる前に戻ってくるよう念を押す仙女に見送られ、シンデレラはお城へと向かいます。シンデレラが宮殿の広間に入ってくると、輝くばかりの気品と軽やかな足どりで人々を魅了し、王子も心を奪われます。踊りながら距離を縮めていく王子とシンデレラ。しかし 12 時を告げる鐘が鳴りはじめ、シンデレラは大慌てで立ち去り、ガラスの靴を片方落としてしまいます。家に戻ったシンデレラが夢のような時間を思い返していると、残された片方の靴を手掛かりに、舞踏会で出会った女性を探して王子の一行がやってきます。シンデレラが飛び出したとき、ポケットから転がり落ちたのは、もう片方の靴。王子は、身なりは貧しくとも、彼女こそが自分が探している女性だと悟り、その手を取ります。仙女の祝福を受けた二人は永遠に結ばれるのでした。
引用 : https://www.nntt.jac.go.jp/ballet/cinderella/story/新国立劇場バレエ『シンデレラ』ストーリー

新国立劇場バレエ団『シンデレラ』の踊りの特徴

シンデレラのガラスの靴を履いているかのように、美しさの中にこわれそうな可憐さがプリマバレリーナーのトゥシューズの足さばきに表現されているような気がします。特にトゥシューズで舞踏会の階段を下りてシンデレラが登場するシーンは象徴的です。
また、意地悪なお姉さんたちを男性がコミカルに演じています。男性が演じることで役の迫力が増す上に憎めない役どころになります。
振付のアシュトン自身も1948年、現在の英国ロイヤルバレエで意地悪なお姉さんを演じていたことで有名です。

新国立劇場バレエ団『シンデレラ』が3分でわかる動画

この動画を見れば誰もが観に行きたくなりますよね!
バレエ『シンデレラ』は古典バレエ作品(例えばくるみ割り人形や白鳥の湖など)とは少し雰囲気が違う曲調です。それ故『シンデレラ』の作品は上演するバレエ団や振付師によっては、モダンバレエに近い演出や衣装、振付をする場合も多いです。
しかし新国立劇場バレエ団は、動画からもわかるように、華やかで美しいロマンティックなバレエ作品に仕上がっています。魔法や舞踏会のシーンは舞台ならではの豪華な演出と舞台セット、仕掛けが見どころです。

さいごに

東京フィルハーモニー交響楽団の生演奏の下、セルゲイ・プロコフィエフの不思議で神秘的なクラシック音楽の中繰り広げられるバレエ『シンデレラ』は小さなお子様から大人までおすすめです。2019年は4月27日(土)から5月5日(日)まで新国立劇場で上演されます。高齢者割引や当日学生割引など多数のお得なサービスもあり、また託児室も完備されているので、安心ですね。バレエは敷居が高いと感じている方も多いかもしれませんが、一歩踏み出してみると、多くの人に観てもらう為のサービスや施設は充分に用意されています。是非劇場に足を運んで生の舞台を肌で感じてみて下さい。大人になったあなたも遅くはありませんよ!

WRITER
MIHO