【東京ゲゲゲイ特集vol.3】チームのアイドル的存在BOWにインタビュー
数々の動画作品で注目を集め、今やダンスシーンに留まらず多方面で活躍をみせる東京ゲゲゲイ。 彼女らのサード・アルバム「黒猫ホテル」のリリースを記念した東京ゲゲゲイ特集がスタート! 第三弾は、愛らしいキャラクターで人気を誇るBOW。
2013年に結成した、リーダーMIKEY率いるアーティスト集団”東京ゲゲゲイ”。
ダンスシーン出身でありながら、これまでに日本ゲゲゲイ連合、ゲゲゲイの鬼太郎など数々の動画作品をバズらせ、二回に渡る単独舞台の成功と怒涛の活躍を見せて来た彼女らがサード・アルバム「黒猫ホテル」をリリースした。
さらに同アルバムを提げて単独公演「東京ゲゲゲイ歌劇団Vol.Ⅲ 黒猫ホテル」を敢行。
今回、Dewsでは、東京ゲゲゲイの特集をスタート。
意外と知られていないメンバーの素顔に迫るべく、それぞれのインタビューを行なった。
第三弾は、個性的かつ愛らしいキャラクターで人気を誇るBOW(写真左)。
MIKEYにストーカーしていた?ダンススタートから東京ゲゲゲイ加入まで
STAFF
東京ゲゲゲイというとやはりMIKEYさんがピックアップされがちですが、今回は他のメンバー一人一人にも触れられたらと思っております。
よろしくお願いします。
BOW
ありがとうございます。つまらない人間なので・・・。
STAFF
いやいや、キャラ濃すぎます(笑)。
まずは、ダンススタートしてから、東京ゲゲゲイ加入までの経緯をお聞かせください。
BOW
私はですね、MIKEYさんと出会うまでは、お芝居の勉強をちょっとしておりました。
お芝居の勉強をしているのに、なぜか最初にミュージカルのオーディションを受けたら、それが受かって、その振り付けの先生に、『ダンスやったらどう?いいじゃない!』みたいに誘ってもらいました。
褒められたから、調子に乗ってダンスを習い始めて、当時MIKEYさんと一緒に踊っていたIG(アイジ)さんというダンサーのレッスンに行ったりしてたんですよ。
MIKEYさんはYouTubeでしか見たことがなくて、この人はどっちなんだ?そして何者なんだ?くらいにしか思ってなくてとにかくすごいなと思ってました。
その頃多分スキンヘッドだったんですよ。
何者なんだろうと思っていたら、MIKEYさんが主催のVanilla Grotesque (バニラグロテスク) にIGさんも参加していて、「渋谷アリス」っていう舞台に出るって聞いて、そこで初めてMIKEYさんを生で見たんです。
STAFF
それは何歳くらいの時ですか?
BOW
それが20歳くらいですかね。
STAFF
ということは、ダンスを始めたのは結構遅いんですね。
BOW
そうですね、19歳くらいにダンスと出会って20歳くらいから本格的にはじめました。
当時の話をMIKEYさんから聞くと、すごい私の印象が悪いんです。
STAFF
他のメディアのインタビューでストーカーみたいだったと言われていましたね(笑)。
BOW
そうなんですよ。
実際、簡単な言葉を使ってしまえばストーカーなんですけど、私が習っていたあのオバちゃんのダンスは何だったんだと思えるくらい初めて見た時から衝撃でした。
STAFF
ストーカーは認めるんですね(笑)。
BOW
そう。
「これだ」じゃないけどなんかビビビッと来るものがあり、そこからストーカーして、まず一回もレッスンを受けたことがないのに、一番最初に受けれるのがオーディションしかなかったので、オーディションを受けに行ったんですよ。
前日に髪の毛オレンジ色にして、とりあえず目立っとけば受かるだろうと思ったらまんまと落ちたんです(笑)。
MIKEYさん曰く、1番に私のことを落としたって言ってたんですけど本当は2番目に落ちたらしく、そこからMIKEYさんのレッスンを週何本も受けに行くようになりました。
STAFF
ってことはジャズダンスとかバレエとか元々のダンス経験はゼロなんですか?
BOW
ほぼゼロです。
ミュージカルで教えてくださったオバちゃん先生からルルベとかを教わったくらいで、ちゃんと習ったことはないです。
なのでダブルのターンとか回れないです。
STAFF
え!それは意外です!
今もですか!?
BOW
今も。全然回れない。
シュッとした体幹じゃなくて、ドッシリとした体幹しかなくて、バランス力あまりないんですよ。
だからルルベしたままターンとかちょっと怖い。
STAFF
そうなんですね。
踊りのキレもすごいので、キッズダンス出身かと思ってました。
東京ゲゲゲイではどんな役割ですか?
BOW
自己発信で、アイドルって言っています。
STAFF
いろんな意味で間違っていないと思います(笑)。
でも、「DANCE@HERO」の時は、マネージャーさんばりに裏で働いていたイメージです。
BOW
MIKEYさんに働き者ですねって言われてましたね。