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【東京ゲゲゲイ特集vol.4】数々の奇抜作品を生み出してきたリーダーMIKEYにインタビュー

数々の動画作品で注目を集め、今やダンスシーンに留まらず多方面で活躍をみせる東京ゲゲゲイ。 彼女らのサード・アルバム「黒猫ホテル」のリリースを記念した東京ゲゲゲイ特集がスタート! ラストは、チームのアイコンであり、様々な作品を生み出すMIKEY。

2013年に結成した、リーダーMIKEY率いるアーティスト集団”東京ゲゲゲイ”。
ダンスシーン出身でありながら、これまでに日本ゲゲゲイ連合、ゲゲゲイの鬼太郎など数々の動画作品をバズらせ、二回に渡る単独舞台の成功と怒涛の活躍を見せて来た彼女らがサード・アルバム「黒猫ホテル」をリリースした。
さらに同アルバムを提げて単独公演「東京ゲゲゲイ歌劇団Vol.Ⅲ 黒猫ホテル」を敢行。

今回、Dewsでは、東京ゲゲゲイの特集をスタート。
意外と知られていないメンバーの素顔に迫るべく、それぞれのインタビューを行なった。
ラストは、チームのアイコンであり、様々な作品を生み出すMIKEY(写真真ん中)。


これまでの活躍を振り返って思うこと

STAFF
2013年 「DANCE@HERO」から、日本ゲゲゲイ連合、ゲゲゲイの鬼太郎そして舞台の成功と怒涛の活躍を見せておりますが、振り返って、どう感じていますか?

MIKEY
ゲゲゲイを結成して約5年間、ゲゲゲイがあったからこその出会いがたくさんありました。
その中で、自分には何が必要で何が無駄なのか、何が得意で何が不得意なのか、明確に見えるものがたくさんありました。まだまだ道の途中って感じですが。

STAFF
毎回出すもの出すものが奇抜でいつも驚かされています。
パロディのチョイスや、演出、振付、作品を作る上で日頃心がけていることはありますか?

MIKEY
世の中に既に存在するものをやってもしょうがないって思いがあるので、こんな音楽があったらいいな、こんな映像作品があったらいいな、こんなショーがあったらいいな、っていう自分が見たいもの、聴きたいもの、を自然に作っているような気がします。

STAFF
なるほど。MIKEYさんにとっては自然でも観点が他とは違うような気がします。
メンバーについて、それぞれのいいところや特徴などを教えてください。

MIKEY
BOW : 2018年なのにインスタの使い方を知らない。
MARIE : いつも荷物が多い。
MIKU : だいたい充電器とハサミと風邪薬を持ってる。
YUYU : 群馬出身。
です。

STAFF
一人だけ出身地(笑)。
今回の公演の意気込みをお願いします。

MIKEY
特に意気込まず、自然体の私たちを見せれたらと思います。

個人的な夢と東京ゲゲゲイとしての夢

STAFF
個人の夢と東京ゲゲゲイとしての夢を教えてください。

MIKEY
個人の夢は、いい形でソロ活動出来る事です。ゲゲゲイの夢は、いい形で解散できる事です。

STAFF
最後に、ファンに向けて一言お願いします。

MIKEY
申し訳ないけどアナタの期待、裏切り続けます。

東京ゲゲゲイのプロフィール

リーダーのMIKEYのキテレツメンタルワールドを表現するアーティスト集団。
2013年、MISIAや加藤ミリヤの 振付を担当するMIKEYが、テレビ番組『DANCE@TV』(TX)のダンスコンテスト企画『DANCE@HERO JAPAN 5th SEASON』への出場を機に結成、同番組の歴代最高得点で優勝。
以降、ダンス公演やワーク ショップのほか、有名アーティストの振付を担当。
2015年には、国際交流基金とパルコによる国際企画 「DANCE DANCE ASIA -Crossing the Movements」に 参加。
ベトナム、フィリピンでも公演を行った。 2016年には、ストリートダンス界としては初めて、第10回日本ダンスフォーラム賞を森山未來と同時受賞。 2017年にアメリカデビュー、またMV『ゲゲゲイの鬼太郎』は、YouTubeで2000万回再生(2018年9月現在) を突破する。
2018年日本を代表する劇団としてDance Dance Dance @ YOKOHAMA 2018 芸術監督 ドミニック・エルヴュによりトリプルビル#1に参加。9月から2ヶ月に渡り、パリの国立ダンス劇場シャイヨ、 リヨン・ビエンナーレなどフランスとスイス12都市で26公演を行う。2018年12月、日中平和友好条約締結 40周年記念催事(主催:国際交流基金)の一環として中国(上海・北京)で公演。

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