創立70周年!森下洋子や吉田都などを輩出する松山バレエ団とは?

松山バレエ団は、森下洋子さんや吉田都さんなど多くの有名バレリーナを輩出しているバレエ団です。 ここではそんな、天才バレリーナたちを擁する松山バレエ団についてご紹介します。

2019年春、ジゼルを再演する松山バレエ団は、今や創立70周年だそうです。
どんな歴史があり、どんなダンサーがいるのか。ここでは詳しく解説していきます。

松山バレエ団とは

松山バレエ団は、1948年に、日劇のバレリーナであった松山樹子さんと、彼女のファンであり、当時内務省の役人であった清水正夫さんによって設立されたバレエ団です。日本にバレエが持ち込まれたのが1912年ですから、まだまだ日本のバレエ界の初期の頃ですよね。まだまだ浸透していないバレエというものを、日本に定着させたのは間違いなく松山バレエ団でしょう。でも、はじめから順風満帆でバレエ団として成功していた訳ではありません。一番はじめは、東京・青山の幼稚園を借りて活動をしていたんですって!現在は、東京都港区に美しいスタジオがあり、正式名称を「公益財団法人松山バレエ団」としています。総代表・清水哲太郎は、清水正夫と名誉芸術監督・松山樹子のご長男で、団長の森下洋子さんは清水哲太郎の奥様です。
因みに清水正夫さんは、東京大学大学院を修了し、日本大学を卒業してられるんですよ!

松山バレエ団の軌跡

1948年:清水正夫、松山樹子によって創立
1953年: 『白狐の湯』初演
1955年:『白毛女』初演
1957年:『バフチサライの泉』初演。同年、文部大臣奨励賞を受賞。
1958年:第1回訪中公演
1959年:松山樹子が『白毛女』について平和文化賞受賞
1960年:『白鳥の湖』初演
1961年:『オセロ』について文部大臣奨励賞
1963年:『祇園祭』初演。同年『祇園祭』について松山樹子が文部大臣奨励賞受賞
1964年:松山樹子が舞踏ペンクラブ賞を受賞
1969年:第1回舞踊批評家協会賞を森下洋子が受賞
1970年:芸術選奨文部大臣新人賞、第2回舞踊批評家協会賞を森下洋子が受賞
1974年:ヴァルナ国際バレエコンクールで団員の森下洋子が金賞、清水哲太郎が銅賞を受賞
1975年:文化庁芸術祭大賞を森下洋子が受賞
1983年:ローザンヌ国際バレエコンクールで団員の吉田都がローザンヌ賞を受賞
1984年:ローザンヌ国際バレエコンクールで団員の平元久美がローザンヌ賞受賞。森下洋子は都民文化栄誉章を受賞し、バレエ団自体は芸術選奨文部大臣賞を受賞した。
1985年:ギリシャ・イギリス公演。同年、婦人関係功労者内閣総理大臣賞を森下洋子が、紫綬褒章を松山樹子が、文化庁芸術祭賞を松山バレエ団が受賞。
1988年:イギリス、エディンバラ・インターナショナル・フェスティバル参加『ジゼル』、『マンダラ』を上演
1989年:財団法人となる
1991年:ニューヨーク、ワシントンで『マンダラ』『ジゼル』の公演
1992年:日中国交正常化20周年記念において北京・上海で『くるみ割り人形』『シンデレラ』を上演
1993年: 創立45周年記念公演『グラン・ガラ』 
1994年:新演出『白鳥の湖』初演
1997年:創立50周年記念
2003年:北京と上海で松山バレエ団創立55周年/日中平和友好条約締結25周年記念公演 新『白鳥の湖』を上演
2006年:森下洋子 舞踊歴55年
2008年:創立60周年
2018年:創立70周年

松山バレエ団というと、森下洋子さんが燦然と輝いていらっしゃるので、「森下洋子さんの松山バレエ団」という印象が強いですが、吉田都さんも所属していらしたんですね!そして「初演」と「受賞」の文字が踊るバレエ団の歴史は、凄すぎて、よくわからなくなりそう。とにかく、日本のバレエ界の今を作りあげ、日本のバレエ界の創世記を支えたのが松山バレエ団だということですね。

松山バレエ団の現役ダンサーたち

刑部星矢さん

ぎょうぶ せいや さんは、1989年11月23日生まれ、東京都町田市出身のバレエダンサーです。松山バレエ団プリンシパルで、今、森下洋子さんの相手役として主演を務めることがぐんと増えました。主演をつとめることが納得の華やかさと堂々としたスタイルですね!2017年6月訪中公演では、北京と上海で、新「白毛女」の主演をつとめ、清水哲太郎、森下洋子と共に、皇后陛下と接見されています。

風が巻き起こりそうなピルエットですね!皆さん松山バレエ団の団員で、二人めが刑部さんです。

洋子さんとの身長差が凄いですね!なんだかキュンとしてしまう身長差です。

小野踊子さん

真ん中の方が小野踊子さんです。お三方とも美しいですが、やはり、小野さんが抜群に華やかですよね。小野さんは、4歳より松山バレエ学校にて学びを深め、2003年には松山バレエ団に入団されました。「ジぜル」にて初舞台を踏み、様々な公演に出演してソリストとして活躍され、現在は、舞台に出つつ、松山バレエ学校講師として丁寧かつ厳しく指導にあたっていらっしゃいます。

まとめ

伝統ある松山バレエ団では、森下洋子さん以外の若手ダンサーがメキメキと実力をつけ、公演のクオリティーをますます高めています。これからの松山バレエ団も楽しみですね!