ラッパー「レッドマン(Redman)」とは?まず聴くべき名曲を紹介

ラッパー「レッドマン(Redman)」のプロフィールをご紹介!ソロでの活動から、ユニットでの活動まで、楽曲と共にお送りしていきたいと思います。

メソッドマンとの関係とは

個人での活動以外にも活躍の姿を見せるレッドマンですが、その要素の一つが盟友メソッドマンとのユニットです。このタッグが結成されたのは1995年、デフ・ジャムレーベル設立10周年を記念して作られたインタビューフィルム『THE SHOW』のサントラにも起用された楽曲「How High」がその起源となっています。
その後も幾度とお互いの楽曲に参加することとなり、そのコンビネーションの良さ故に、ついに2人の名義でアルバムリリースに至るまでに。冒頭プロフィールでもご紹介した通り彼らの名義では2009年までに3枚のアルバムをリリースするほどまでに意気投合し、興行成績としても好調な成果をあげているようです。

レッドマンがウータンクラン11人目メンバー!?

ヒップホップニュースサイト”ALL HIPHOP”の2010年のニュースには「Redman’s 11th Wu-Tang Member(レッドマン11人目のウータンメンバー)」なる記事が公開され、話題を呼びました。
記事内では「彼がウータンクラン11人目のメンバーであることを明らかにした」と書かれており、「エリックサーモンはメソッドマンが”DefSquad”のメンバーであることを認め、レッドマンは5年前にウータンに加入した」とつづられています。
現在も公式ではウータンクランのメンバーは10人とされているため、疑いの余地は残されていますが、それほど近い存在であるということは間違いないのでしょう。

メソッドマン & レッドマン名曲たち

Da Rockwilder

How High

How High Part 2

A-YO ft. Saukrates

Y.O.U.

レッドマンは庶民的!?

レッドマンは2002年に「MTV Cribs」という、アーティスト達の家の見学や大邸宅の見どころを提供するドキュメンタリー番組で自宅を公開していました。
当時の番組の内容は「地元を出て豪邸に越したやつもいるが、俺は地元が好きだしナイスだと思うんだ」と語ったシーンもありつつ、多少の散らかりを見せる部屋や使わなくなったジョーダンの靴箱に入れるドル紙幣のシーンが垣間見えるなど、ゴージャスな感じというよりは、”ごく普通の生活感のある男性の一人暮らし”といった内容でした。
Redman MTV Cribs映像

こちらのインタビューでは当時の裏話を暴露していて、「この企画の意図が、アーティストがどれだけ豪華に暮らしているかをみせたい」といった類のもので、豪邸を借りて出演するアーティストも少なくなかったようです。レッドマン自身はそれが「リアルじゃない」と以前から疑問にも思っていた為に、ありのままで出演したそうです。
レッドマンは他のインタビューでも「現代のラッパーの金持ちアピール」について苦言を呈していたりと、格好よりも自分の中の本質に目を向けることに注力している人物であるようです。

おわりに

ラッパーレッドマンについてご紹介してきました。
アーティストは売れてフォロワーを多く持つようになると、商業的なところに目が行ってしまいがちなイメージがありますが、レッドマンは地に足をつけて、常に自分と向き合ってる人物という印象を持ちました。
こういった人間性を知った上でリリックを見つめ直し、また音楽を聴き直してみると面白いかもしれません。これからの彼の活躍にも乞うご期待です!

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