ポップダンスの基礎講座!初心者必見の練習方法やコツを解説

ヒットやウェーブが特徴的なダンススタイル「ポッピン」の基礎的な練習方法をご紹介! そもそものポッピンの踊りの特徴から、基礎技、ポップダンスのルーツなど様々にお送りしていきます!


ストリートダンスではブレイクダンスやロックダンスなども含まれる”オールドスクール”という種類に分類され、ストリートダンスの基礎を作り上げたジャンルの一つポップダンス。
今回は「ポップダンスを知りたい!始めたい!」という方へ、動き方・練習法から、ポップダンスの歴史まで、様々にお送りしていきたいと思います!

ポップダンスってどんなダンス?

ポップ(POP)とは「筋肉を弾く」というところから名付けられたダンスのスタイルで、ヒットやウェーブなどといった動きを特徴としたダンスです。広くメディアなどではロボットに似たような動作をすることから「ロボットダンス」などと表現されることが多いです。また、キングオブポップことマイケルジャクソンの代表的なダンスムーブの一つ「ムーンウォーク」もポップダンスの動きから生まれたムーブの一つです。

ポップダンスのオリジネーター(考案者・創始者)のクルーでもある、”エレクトリックブーガルーズ(Electric Boogaloos)”の一人ポッピン・ピートもトーキング・ヘッズの1980年の「Crosseyed And Painless」のビデオ内でムーンウォークを披露しています。

ポップダンスの練習方法

ポップダンスの中にも様々なダンススタイルがあります。始めは動画などを沢山見て、どんなダンスをしたいかイメージを膨らませましょう!

ある程度イメージが膨らんだら、次は「動き」や「技」の練習です!ただし一重に「動き・技」といっても、組み合わせや音の取り方によって、その動きの数は多岐に渡ります。
ポップダンスの特徴でもあるヒットやウェーブなどの動きのは、プロのダンサーでもその一つ一つの動きの精度を上げる為に地道な練習を積み重ねています。そのため、一つ一つの基礎的な動きを練習することが大切です!

これからご紹介する、ポップの中でも基本的な“基礎”の動きの部分をいくつか練習していきましょう!

ポップダンスの基礎

まず確実におさえておきたい基礎は、名前の由来にも関わる「弾く」を作り出す基礎である”ヒット”という動きと、ウェーブなどの幻想的な動きには必要不可欠な”アイソレーション”の二つです!

ヒット

筋肉を弾くことを大まかにヒットと表現しますが、「筋肉を弾く」というのは、リラックス状態にある筋肉に一瞬だけ力を入れて、筋肉が弾けているように見せる。というのがそもそもの原理です。

力を入れた状態と力を抜いた状態を繰り返すことでヒットが生まれます。力を入れるときは100パーセントの力で、逆に力を抜いたときは完全に脱力したような状態(0パーセント)を意識して、この0から100の状態を一瞬でつくりましょう。

代表的な腕のヒットでは、腕の三角筋の辺りを中心に0から100パーセントへの状態を一瞬で作れるように繰り替えし練習します。このとき、「①ヒジを立てない②手をパンチしない③肩を大げさに動かさない」という3つを意識して行いましょう。
手を、クロス→広げる→クロス→広げる を繰り返しながら、”広げる”のタイミングでヒットを打ちます。音楽に合わせて練習しましょう!

力の入れ方がわからない場合は、壁などに腕をあてて「押す→やめる→押す→やめる」と繰り返すと、どこに力が入っているのか分かりやすいので、弾く筋肉の部位を確かめる際にはやってみて下さい。

理論上は筋肉がある部位にはすべての場所でヒットが打てると言われているので、腕が慣れてきたら首や胸など、様々な箇所でヒットの練習をしましょう!

アイソレーション

アイソレーションは英語で「独立・分離」を意味する言葉で、ダンスではある部分を単独で動かす基礎的な動きの事を表します。
これはポップダンスに限らず、あらゆるジャンルのダンスに応用されています。
動かす部位も多岐に渡り、首・肩・胸・お腹・腰・足などなど様々です。ミリ単位の繊細な動きを必要とするならば、無限と言っていいほどアイソレーションする部分が広がりますが、始めは首や肩、胸のアイソレーショントレーニングをする場合が多いです。

中でも代表的な首のアイソレーション場合は、前後左右にスライドさせるように動かしながらリズムトレーニングを行っていきます。首が傾いたり、肩が上がってしまったりしないよう注意しましょう!

首が慣れたら、肩や胸のアイソレーションと徐々に動かす場所を増やしていきましょう!

・まずこれを抑えるべき!ポップダンスの代表的な動き

ウェーブ

「波」を意味する言葉ですが、言葉通り体で波を表現する動きです。
各関節や部位を順序良く動かすことによって、体が波打っているように見えます。
代表的な手で行う”ハンドウェーブ”では、指の関節から、手首、肘、肩の順番で一か所ずつ部位を動かし、波を表現していきます。
また、体に流す”ボディウェーブ”や、手を添えているところに波が流れているように見せる”タッチウェーブ”というのもあります。

ロール

ロールは体の各部位を回転させる動きです。
アイソレーションのように、首や肩、胸や腰など、様々な部位のロールがあります。
代表的な首のロールでは、Tシャツの襟のラインをアゴが通るように首を回していきます。ただし、首だけを回す
というよりは、動きの中に入れていくというのが基本なので、動画などを参考に実際に動かしながらやってみましょう。

フレズノ

ヒットに慣れてきたらポップではとても基礎的な技であるフレズノを覚えましょう!
上下のリズム取りが多いストリートダンスですが、これは横移動によってリズムを取っていく動きです。
身体の“軸”を意識しながらかかとを利用して体重移動を行います。
その体重移動に合わせて手を前に出し、ヒットを打ちます。ダブルフレズノ(片方2回ずつリズムを取る)の場合は「掴む→弾く」というイメージを持って、リズムに合わせテンポ良く行いましょう。

フレックス

「たたむ・折る」といったような動きする技で、こちらもポップではベーシックな基礎技です。
両足のかかと・つま先の軸を切り替えながら、「斜めを向く→一歩出る」という感じで足の運びを覚えます。
次は腰を分離させた動きです。手と肩が結ばれているイメージで、腰を分離させ、1.2.3のリズムで動かしていきます。
腰が出来たら、さらに首を入れていきます。初めは「腰→首→肩」の順番で行うと良いでしょう。

ターン

「振り返る」といったような動きをするターンという技です。
文房具のコンパスをイメージしてもらって、両足で、針と鉛筆を表現するように形作ります。針の方へ体重を乗せ、歩幅をキープしながら体全体で反対側へ移動します。
この技は180度の移動を行いますが、初めから180度が大変な方は90度ずつで練習すると良いでしょう。