美しく華やかなアティテュードのバリエーションやコツを画像で解説

アティテュードは、アラベスクと並んで有名なポーズです。舞台写真としてはシャッターの切りどころなので、名前こそ知らなくても目にしたことがある方がほとんどでしょう。こちらではその、アティテュードの種類やコツをじっくりご紹介しています。


アティチュードにはチェケッティ派、ワガノワ派など流派によって多少の違いはありますが、華やかで美しいポーズであることに違いはありませんね。こちらでは、基本的で、どの派においても共通していることをお伝えします。

アティテュードとは

アティテュード(仏: attitude、英: attitude、アティチュード、アチチュードなどとも)は、いろいろの形がありますが、共通の概念は「片方の脚を軸にして立ち、もう一方の脚は膝を約90度に曲げて体の前方または後方に持ち上げて保つ」というものです。この膝の曲げ方や曲げ具合が、初心者には何とも難しいものですよね!!!!曲げすぎると足が短くクラシックバレエらしからぬ形に見えるし、曲げたりなければそのポーズはアティテュードに見えないのです。
ここで、様々な画像を見てそのバランスをお勉強してみましょう。

ペアで踊る際に、パートナー越しに足が見えるとまた美しいですね。この角度にするということは、人を締め付けてしまわないくらいの曲げ加減だということですよね。

身体ごしに見えるつま先がぴんと伸びていることもまた、美しいアティテュードの条件だということがわかる写真ですね。

アティテュードターンから、アティテュードのポーズで止まる際に、ぎゅっと足を上げなおしているのがわかりますね!チュチュのようなお衣装を着けているときはチュチュからつま先がのぞいているかどうかが、よい基準ですよね。

こんなに足があがったら…とため息が出てしまいますね。アンディオールされているので、膝の向きがまた美しいこと!美しいアティテュードのためにはアンディオールが必要だということのわかる写真ですね。

単に「アティテュード」という場合は、「持ち上げた脚を体の後方で保つ」ポーズを指しますが、「持ち上げた脚を体の前方で保つ」ポーズは「アティテュード・ドゥヴァン」(attitude devant)といいます。
「ドゥヴァン」(devant)という単語には「前に」という意味があり、指導者によっては、アティテュード・ドゥヴァンという言葉を使わず「カトリエーム・ドゥヴァン」(quatrième devant、前の4番という意味)と呼ぶ場合もあるようです。

これが、アティテュードドゥヴァン。
ダンサーの身体の線を直線的に長く美しく見せるアラベスクに対し、アティテュードはダンサーの身体の線が作り出す曲線と直線の組み合わせによって構成されています。先ほどあげたいくつかの写真でも、ダンサーの上半身がよじれ、細くみえていましたね。印象的で美しい形のポーズなので、バレエの重要な場面でよく使用されています。『白鳥の湖』第2幕でオデットを演じるバレリーナは、アティテュードのポーズを取ったまま両手を後方に伸ばして首を反らし、白鳥に変えられた乙女の姿を描写しますし、眠れる森の美女』第1幕『ローズ・アダージョ』では、オーロラ姫が4人の求婚者に次々と支えられながらアティテュード・プロムナード(attitude promenade、アティテュードのポーズを取ったままゆっくりと回ること)を披露し、優雅さと格式を表現しています。アティテュード・ドゥヴァンの場合は、『ドン・キホーテ』第2幕『夢の場』でのキューピッドが踊るヴァリアシオンや、『レ・シルフィード』で男性のサポートを受けながら2人の女性ソリストが踊るシーンなどでも使われているのです。

キューピッドは前のアティテュードも後ろのアティテュードもキュートですね♡

アティテュードには、バランスを見せる他にも、そのまま回転したり跳躍をするというパターンもあります。男性ダンサーの場合はアティテュードのままで回転または跳躍するパ(バレエのステップ)が多用され、ダイナミックさと勇壮さが強調されます。
『ドン・キホーテ』グラン・パ・ド・ドゥのコーダで、大きな跳躍を見せながら舞台上を一周する「グラン・ジュテ・アン・トゥールナン」(grand jeté en tournant)で、跳躍の合間に空中でアティテュードのポーズを取る「アティテュード・アン・レール」(attitude en l’air)が挿入される場合があります。

アティテュード動画

アティテュードは、つま先ではなく、太ももを持ち上げるのだということがよくわかる動画ですね。

アティテュードのポイント

ただ膝を曲げるだけではなく、外旋させながら内もも・もも裏・お尻の筋肉を使わなければならないということがよく説明されている動画ですね。膝が落ちてしまう人や、膝の角度がよくわからない人はじっくり見ておきましょう。

まとめ

美しいアティテュードは、華やかで難しいポーズですが、やっぱり基本ができていないといけないんですね!やっぱり、全てのバレエのエッセンスがつまっているからこそ美しいポーズになりえるのでしょう。
美しいアティテュードを目指して、これからも、つま先やアンディオールを意識したレッスンを重ねていきましょうね!