社会派ラッパーの元祖!ラッパー・Kダブシャインをご紹介

日本のヒップホップシーンの重鎮、Kダブシャインについて紹介いたします。Kダブシャインが語るセルアウトの意味とは?デブラージとのビーフの話。宇多丸と繰り広げられるトーク番組など、彼に関する情報を掘り下げたいと思います!

DEV LARGEとのビーフ(中傷合戦)

日本では初めてとなったネット上での有名なビーフでもあるKダブシャインとDEV LARGEのビーフ。
このビーフは、Kダブシャインのアルバム『理由』に収録の楽曲「来たぜ」の歌詞

そんとき初めて出会ったブッダ
バトルは俺が完全に食った

という部分が発端だとされています。

2004年の6月20日に最初のディスソング”ULTIMATE LOVE SONG”がネットに公開。

DEV LARGE – ULTIMATE LOVE SONG

その後、ヒップホップ雑誌「blast」でのインタビューでは、バイリンガルラッパーを批判する旨のコメントを残しています。
英語・日本語の両刀使いだったまさにバイリンガルラッパーとして有名だったDEV LARGEへの批判を示唆するような内容だったと言われています。

その後、Kダブシャインによるアンサーソングが公開されます。

K DUB SHINE – 1 THREE SOME

さらに、その後DEV LARGEによるアンサーが公開。

DEV LARGE – 前略ケイダブ様

これに対してKダブシャインはアンサーを返さず、ビーフは収束へ向かったようです。
後にKダブシャイン自身もこのビーフとDEV LARGEに対してのことを語っていて、和解のみならず「惜しい人を亡くした」と悲しみの意を表明しています。

Kダブシャイン:後悔の無いバトル~DEV LARGEとの最後の会話

時事ネタトークコーナー「第三会議室」

スペースシャワーTVにて2004年より放送された音楽番組『BLOCKS』の中のコーナーとしてスタートし、2006年の番組改編に伴ってスペースシャワーTVの音楽番組『Black File』の1コーナーへと移動し、現在まで続いているトークコーナーです。

あのRhymesterのメンバーでもある宇多丸とともに、時事ネタを元に二人のトークが繰り広げられます。
面白トークから社会の真面目な話まで、二人の考えが分かるトークコーナーとなっていてとても面白いです。

おわりに

Kダブシャインについてご紹介してきました。
ラッパーとしてはもはやレジェンドですが、そういった方がトーク番組等で見られるのは新鮮なものがありますし、本人の考えを知るツールとしても重要な役割を果たしているのかなと感じました。
これからの活躍も期待していきたいです!

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