バレエダンサーはどんな生活をしている?リアルな実情とは

華やかで美しいく優雅なバレエダンサーたちは、普段どのような生活を送っているのでしょうか? こちらではバレエダンサーとして活躍する方のリアルな実情をお届けできればと思います。


バレエダンサーは普段どのような生活をしているのかご存知でない方も多いと思います。
舞台上では、華やかな姿で観客を魅了していますが、その裏側には毎日欠かせない基礎練習や出演している作品のリハーサルで埋め尽くされています。
こちらではそんなバレエダンサーの生活に関して触れていきたいと思います。

バレエダンサーとは

バレエダンサー(ballet dancer)とは、バレエを踊ることを職業としている人のことです。男女を問わず、ダンス・クラシックを専門とする人間を「バレエダンサー」と呼び、男女を分けて呼ぶ場合は、女性は「バレリーナ」、男性は「バレリーノ」と言います。

バレエダンサーの生活とは?

毎日欠かせない基礎練習

多くのバレエ団が、毎朝10:30くらいから「クラス」を行います。このクラスというのはいわゆる基本的なバレエレッスンで、1時間15分から1時間30分かけてじっくり行われます。

クラスの模様

このクラスはダンサーにとって一番と言っていいほど大切なものです。
毎日欠かさず行うことで、自分の身体のバランスや調子までもを見極め、じっくりと自分にむきあっていくのです。
ダンサーのためにしっかり考えて構成されているクラスは、バーを使ってゆっくりと自分の体重、重心、バランスを整えることを可能にしています。
そして音楽もゆっくりのものから早いものへと展開していき、徐々に運動量をあげていきくのです。ダンサーたちも足を少しずつ高くあげ、時間とともに動きを大きくしていくさまが、動画を見ているとよくわかりますね。バーの後はセンターレッスンで、ダンサーたちは自分のバランスをしっかりと確認していきます。

上演していく作品のリハーサル

クラスの後はリハーサルが行われます。リハーサルというのは今後上演していく作品の練習を指し、「今舞台でやってる作品」「次に始まる作品」「その後に始まる作品」といった具合に三手四手先の作品の練習も行っていくのが普通です。
そのためダンサーたちは、3つ、4つの違う作品で全く違う役柄を踊り、その振りを覚えて練習しているのです。

休憩などを挟みながらも、このリハーサルは夕方5:00すぎまで繰り広げられます。本番がある日は、その後本番に向かって準備をしていくことになりますが、練習がない日は、リハーサル後に自主練をしたり、トレーニングをするダンサーたちがほとんど。ジムに通ったりピラティスに取り組んだりしながら自分の身体をバレエのためにメンテナンスするのです。
休憩中やリハーサル後に衣装合わせを行うこともあり、24時間バレエのために自分を捧げているといった状態だといえるでしょう。

本番がある場合

本番がある場合、舞台は大体7:30からはじまるので、リハーサル後に衣装を着てメイクをして軽食をとっていざ本番!ということになります。

男性バレエダンサーに24時間密着の動画

上記したように、クラスからはじまるバレエダンサーの暮らしは、想像以上に忙しくハードなものです。動画を見ていると、食事にも気を付け、たくさんの荷物を持って移動している姿が目立ちます。苦労と我慢、そして自分の身体に払う最新の注意の上に美しいバレエというものが成り立っているのだとわかりますね。バレエダンサーというのがプロフェッショナルであり、職業なのだということを実感できる動画ですが、日本ではまだそのような認識が低く、だからこそこのような動画が作成されているのかもしれませんね。

バレエダンサーの平均年収について

バレエダンサーと一口に言っても、どの階級にいるか、どんなバレエ団に所属しているかによって年収は違います。
ロシアなどは、バレエダンサーを公務員としているため、主役を踊るダンサーでなくても安定した生活を送ることができるのです。
日本では、主役級を踊るダンサー以外は正社員として採用せず、アーティスト契約として、固定給が設定されていないということもしばしば。正社員として所属できたとしても初任給は約15~17万円が相場です。そして、年収は約180~400万円程度。
バレエ団体との契約方式や階級などによって収入は異なるので、これといった平均値はありません。
当然年収が一番多いのは主役を張るソリスト。日本では主役を踊る方々の推定年収は約400~700万円程度だと言われています。また、海外のバレエ団などで活躍してから日本のバレエ団に戻ってきた方などは特別な値段で契約をしているとも言われています。
しかし、基本的に全体の平均年収が低いということは、下の階級の人数が多く、自立して生活していけるだけの年収を得ている人が少ないということでしょう。

まとめ

日本ではまだまだ、バレリーナという職業の大変さに見合う対価が支払われているとは言い難い状況ですね。