ディープハウスとは?まず聞いて欲しい名曲20選を紹介
ディープハウスとはどんなものなのかをご紹介。ディープハウスの定義から、ディープハウスの名曲を20曲、動画も添えてお送りしていきます。
ハウスジャンルの一つ、ディープハウスについてご紹介していきます。
今回はディープハウスの定義の解説と、名曲を20曲お送りしていきたいと思います!
ディープハウスとは?
ディープハウスはハウスミュージックの中のジャンルの一つです。その特徴として、
・ダウンテンポ
・曲の速さは一般的に、110BPMから124BPMのものが多い
・ソウルやジャズの影響を受けているものが多い
などがあげられ、シンプルかつ質感や暖かみ(のようなもの)がある曲が多いのがディープハウスとされています。
独立系ダンスミュージックレーベル”Armada Music”はWEBページにて、
「80s, fusing the core elements of Chicago House with Jazz, Funk, Soul, and even a bit of Gospel. (ディープハウスミュージックは、80年代にハウスミュージックのサブジャンルとして登場し、シカゴハウスの中心的要素をジャズ、ファンク、ソウル、さらに少しのゴスペルと融合させました。)」Armada Music
とも語られておりまして、初期に生まれたディープハウスの定義がジャズ、ファンク、ソウル、ゴスペルなどブラックミュージックの影響を受けていることが伺えます。
また、近年においてのディープハウス(と言われている曲)は上記のような、初期のものとは異なっているとされていて、大まかにいうとEDMに寄った楽曲などは新しい定義のディープハウスと言われているようです。
そして今回は初期の頃に定義づけされるディープハウスについてをお送りしていきます。
ディープハウスの定番&人気曲0選
- Fingers Inc. – Mystery of Love<
- Fingers Inc. – Can You Feel
- Chez N Trent – Morning Factory
- Joe Smooth – Promised Land
- Pépé Bradock – Deep Burnt
- Mike Huckaby – The Jazz Republic
- Round Two – New Day (feat. Andy Caine)
- Moodymann – J.A.N.
- Black Science Orchestra – New Jersey Deep
- Crustation – flame (Mood II Swing borderline insanity dub mix)
- Men From The Nile – Watch Them Come!
- RON JASON & KIM ANN FOXMAN – E
- Needs – Brother
- Mark E – Call Me
- Kerri Chandler – Atmosphere EP
- Bobby Konders – The Poem
- Romanthony – The Wanderer
- K15 – The Story of Her Life
- Lovebirds – In The Shadows
- Chez Damier – Untitled
Fingers Inc. – Mystery of Love
1986年リリース。シカゴを拠点に活動するLarry Heard(Mr. Fingers)、Robert Owens、Ron Wilsonから成る3人組のハウスミュージックプロダクションFingers Inc.。
シンセサイザーの音色が特徴的な彼らの代表曲です。
Fingers Inc. – Can You Feel
1986年リリース。こちらもFingers Inc.からの名曲。ついついのめりこんで仕舞いそうな中毒性もある至高の一曲です。
Chez N Trent – Morning Factory
1994年リリース。デトロイトのDJ・プロデューサーChez N Trentの楽曲です。深さのあるサウンドは約9分という時間の中で楽曲の彩を作り出しています。
Joe Smooth – Promised Land
1987年リリース。アメリカのハウスミュージックプロデューサー・DJのJoe Smoothの楽曲。交際的な評価も得ているこの曲は、Farley”Jackmaster”Funkとのヨーロッパツアー中にアイデアが生まれたそうです。
Pépé Bradock – Deep Burnt
1999年リリース。フランスのDJ Pepe Bradockの楽曲です。「Pepe Bradock」という名前を世界中に知らしめたのがこの曲であり、多くのDJがプレイしたのがこの曲であります。
Mike Huckaby – The Jazz Republic
1997年リリース。デトロイトのエレクトロミュージックの名手とも呼ばれるMike Huckabyの楽曲です。躍動感とディープさが絶妙なシンクロを起こす名曲中の名曲です。
Round Two – New Day (feat. Andy Caine)
1995年リリース。ドイツはベルリンを拠点とするプロデューサーであるMARK ERNESTUSとMORITZ VON OSWALDが作り上げた至極の一曲です。
Moodymann – J.A.N.
1997年リリース。デトロイトのDJ、Moodymann(Kenny Dixon Jr)による一曲です。この曲はCarharttとのコラボとして7インチ500枚限定プレスも行われた作品です。
Black Science Orchestra – New Jersey Deep
1994年リリース。イギリスの大御所Ashley Beedleが主宰する音楽プロジェクトBlack Science Orchestraの楽曲です。ちなみのこちらのリエディットバージョンもとてもクールです。
Black Science Orchestra – New Jersey Deep (Swag Edit)
Crustation – flame (Mood II Swing borderline insanity dub mix)
1998年リリース。Crustationの楽曲「flameMood」を ニューヨークハウスのレジェンドMood II Swingがリミックスしたもの。このDUBリミックスはハウスを聞き親しんだ人にも鳥肌と立たせる一曲だそうです。