360°バレエパフォーマンスとは?!進化し続ける本島美和に注目!!

新国立バレエ団のプリンシパルでもあり、TVCMに出演していたバレエダンサー本島美和のプロフィールや経歴を紹介!


360°バレエパフォーマンスという興味深いタイトルが目に付くようになったのは昨年の3月ころ。5月に上演されるその演目は、7人の名だたるバレエダンサーが「昭和の家族」をテーマに踊り、そのさまを360°どこからでも鑑賞できるというのだから、とても刺激的!そしてそんな刺激的な演目に出演された本島美和さんは、新国立バレエ団のプリンシパル!!クラシカルな演目には定評のある彼女は、今もなお進化し続けていらっしゃるのです。

本島美和のプロフィール

1981年11月21日東京に生まれる。
東京都立豊多摩高等学校卒業。血液型はB型。身長164cm。

本島美和の経歴

1987年:6歳からバレエをはじめ、豊川美恵子バレエ教室でレッスンを重ねる。
1993年:12歳で日本ジュニアバレエに選抜される。
1994年:13歳でA.M.ステューデンツに選抜される。
※A.M.ステューデンツは、牧阿佐美バレヱ団の主催者であり、橘バレヱ学校長である牧阿佐美さんが、特にバレエの専門家をめざす生徒たちの育成を目的に結成されたチーム。将来プロとして踊ることを目指す子どもたちのために特別なレッスンが行われています。

2000年:牧阿佐美バレエ団に入団。
2001年:20歳で新国立劇場バレエ研修所第一期生に。
2003年:22歳で研究所卒業生としては第一号の新国立劇場バレエ団契約ソリストとなる。
2005年:新国立バレエ団の新制作『カルメン』で初めて主役に抜擢される。様々な演目で主演を務める中、出演したCMでの演技力が評価され、ACC CMフェスティバルの演技賞を受賞。

演技賞を受賞したのはこのCM!よく流れていたので、ご覧になったことのある方も多いはず。どこに本島さんが?と思って暇いますが実は・・・軽やかに踊るこのブタさんが本島さん!!着ぐるみを着ているにも関わらずとても軽やかで、そしてなんだか表情も時々変わっているようにすら見えてしまいますよね。それは本島さんのすざまじい表現力のなせる業なのです!
そして、このCMを見て「かわいい!」と思った方にはぜひ見てほしい、バレエによる『ピーターラビット』の動画をいかに載せておくので、ぜひご覧ください。夢中で見てしまいますよ!

2006年:25歳で橘秋子賞スワン新人賞を受賞。
2011年:30歳でプリンシパルに昇格。
2014:清里フィールドバレエにて『白鳥の湖』主演。翌年も主演を務める。
※清里フィールドバレエは、毎年7月から8月に約2週間の日程で、清里高原の特設野外劇場で開催される日本唯一の野外バレエ公演。新国立バレエ団や、東京バレエ団から名だたるダンサーたちが集まって、美しい風景の中でバレエの世界を繰り広げます。

2015年:スターダンサーズバレエ団All Tudor Program『火の柱』に客演。またこの年、牧阿佐美バレエ団の正木亮さんと結婚。
2017年:正木さんとともに『浅草バレエスタジオ』を設立。
2019年:38歳となった5月に360℃バレエDAIFUKU「Home」に出演し、新境地を開拓する。同年にニューヨーク生まれのダンスウェアメーカーDANSKINでアドバイザリースタッフとしてレオタードを開発。
2020年も新国立バレエ団や他のバレエ団での客演、そしてワークショップが目白押しです。

本島美和の魅力をバレエ経験者が解説

360℃すべての位置から見られていようと、バレエをするサザエさん風味であろうと、決してたじろがないそしてゆるがない「本島美和らしさ」が彼女の魅力です。華やかなルックスと軽やかな動きは、観る者の目を惹きつけて離さずに「本島美和」を確立しています。役柄になりきっていないというわけではありません。役柄の解釈や表現が、彼女にしかできない唯一無二のもので、他の誰かの踊り方に似ているというようなことが、全くないのです。クレバーで、しっかり分析を行った踊り方とでも言いましょうか、もはや知性さえ感じさせるほどに凛としています。

よく聞くと音楽は「サザエさん」のテーマソングですが、本島さんが踊るとクラシック音楽の一部かな?と思ってしまいますね。

本島美和の魅力が伝わる厳選動画

ホフマン物語のジュリエッタ

2:00から、ホフマンを誘惑するジュリエッタを踊る本島さんは、妖艶ですが決して下品にはなりません。時折閃かせる知性と、意志の強さを思わせるまなざしが、ジュリエッタという人物に深みを与えるのです。また、ただただ激しくキツイのではなく、たおやかに走り去るそのステップなどがホフマンを魅了するのかもしれないなあと想像出来たりもして・・・本島さんは、一つの役柄に複雑な味付けを施す力があり、それこそが彼女のバレエの魅力なのです。

まとめ

本島美和さんのバレエは、観る者にも教養を求めます。あなたの感性がどれほどのものなのか、一度試してみませんか?