むくみの改善に!「ラクダのポーズ」のやり方を写真付きで解説

大きく胸を開くことで、むくみ改善や内臓の働きを高める効果が期待できるヨガの基本ポーズ「ラクダのポーズ」。やや難易度は高いですが、自宅で試せるように写真付きでやり方を解説します。とくにデスクワークで前傾姿勢になりがちな人は、無理のない範囲でチャレンジしてみて!

ヨガの基本ポーズのひとつ「ラクダのポーズ」は、ラクダのコブのように胸を突き上げるポーズです。やや難易度が高いポーズなので、写真や動画を見ながら試してみてくださいね!

  1. ラクダのポーズとは
  2. ラクダのポーズの効果
  3. ラクダのポーズのやり方
  4. ラクダのポーズのコツ

ラクダのポーズとは

ラクダのポーズ
「ラクダのポーズ」とは、ラクダのコブのように胸を突き上げるポーズです。やや難易度の高い後屈のポーズなので、身体が硬い人やヨガ初心者は無理のない範囲で行いましょう。

ラクダのポーズは、サンスクリット語で「ウシュトラ・アーサナ」と言います。ウシュトラは”ラクダ”を意味し、背中のコブが特徴的なラクダに似ていることから名付けられたそうです。

ラクダのポーズの効果

後屈の姿勢をとり、胸を大きく開くラクダのポーズ。日常ではあまりしない動きなので、初めは辛いと感じるかもしれません。しかし、ラクダのポーズには以下のような嬉しい効果があるので、少しずつ練習してみましょう。

姿勢を良くする

猫背や反り腰の改善が期待できるラクダのポーズは、デスクワークで前傾姿勢になりがちな人にもおすすめです。

肩こりの緩和

肩甲骨を寄せるラクダのポーズには、肩こりを緩和する効果があります。

内臓の働きを高める

内臓の不調を改善し、血行を促進します。冷え性で悩んでいる人にもおすすめしたいポーズです。

むくみ改善

血行が良くなると、むくみが改善されます。

シェイプアップ効果

バストアップやヒップアップ、背中の引き締めに効果があります。

ラクダのポーズのやり方

それでは、ラクダのポーズの正しいやり方を解説します。まずは動画をご覧ください。

手順1

膝立ちになり、足は腰幅に開きます。指先が上を向くように、両手を腰にあてましょう。

手順2

息を吸いながら、背筋を伸ばして上体を反らせます。骨盤を前に突き出すようなイメージを持って。

手順3

右手で右のかかと、左手で左のかかとを掴みます。

手順4

深い呼吸を繰り返しながら、30秒ほどキープします。

手順5

両手を腰に戻し、ゆっくりと元の位置に戻ります。

ラクダのポーズのコツ

ラクダのポーズのような後屈ポーズは、苦手な人も多いでしょう。しかし、胸を大きく開くことでリラックス効果も得られるので、毎日少しずつ練習して正しいポーズ目指しましょう。

・腰を反らすのではなく、骨盤を前に押し出す
 →腰を反らせるのではなく、骨盤を前に押し出すイメージを持ちましょう。このとき、膝の真上に骨盤がくるように意識してみてください。

・肩の力を抜く
 →最初はどうしても肩や首に力が入りがちですが、そうすると首・肩・腰を痛める可能性があるので注意しましょう。肩の力を抜くには、肩と耳を遠くに離すイメージを持って。

・ポーズから戻るときは頭が最後になるように
 →ラクダのポーズから元の位置に戻るときは、腰から順番に起き上がり、頭が最後にくるようにしましょう。その際、インナーマッスルを意識してゆっくりと起き上がってください。

まとめ

ラクダのポーズのやり方を解説しました。

後屈のポーズは難しく、間違った方法で行うと腰を痛める可能性があります。腰痛を防ぐためにも、腰を反らせるのではなく骨盤を前に押し出すイメージを持ち、腹筋や背筋をしっかり使いたいですね!

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